【警告】まだ信じてる?Amazon副業に潜むワナ
「スマホだけで稼げる」
「コピペするだけで月10万円」
こんなうたい文句に心惹かれていませんか?
Amazon副業を名乗る詐欺は2025年現在も後を絶たず、消費生活センターには相談が増加しています。
Amazon副業でよくある詐欺5選
ここでは、実際に被害報告が多い手口を紹介します。甘い言葉の裏には危険が潜んでいます。
- 1. 商品購入代行詐欺
「代わりに商品を買ってくれたら謝礼を払う」と言われ、立替で購入させられるが、代金が返ってこない。 - 2. FBA転売サポート商法
Amazon販売を教えると称し、高額のコンサル料(30万〜100万円)を請求される。実態は薄い情報のみ。 - 3. レビュー投稿依頼(規約違反)
特定商品の高評価レビューを投稿するよう依頼される。Amazonアカウント停止のリスクあり。 - 4. 在宅入力バイトを装った詐欺
「Amazon商品登録作業」と称して個人情報を収集し、詐欺に悪用される。 - 5. 海外輸入転売で在庫地獄
仕入れ代行業者を使って在庫を抱えさせ、商品が売れずに赤字に。返品不可の契約が多い。
なぜAmazon副業詐欺がなくならないのか?
Amazon副業詐欺はここ数年で手口が巧妙化し、SNSや広告などで日常的に目にするようになりました。では、なぜこれほどまでに詐欺がなくならないのでしょうか?
- 誰でも知っている「Amazon」ブランドが使われるため、信頼してしまいやすい
- 副業ブームの中で、すぐにお金を得たい人が多い
- 「スマホだけでOK」「コピペで稼げる」といったラクな言葉に人は惹かれる
- 被害に遭ったことを公表しづらく、口コミが広まりにくい
つまり、「信じやすい仕組み」と「言い出せない空気感」が、詐欺を助長しているのです。
詐欺被害の特徴と共通点
副業詐欺の被害者には、ある共通点があります。決して「だまされやすい人」ではなく、時代の変化や不安な状況につけこまれているだけなのです。
- 副業を始めたいが、何から手をつければよいかわからない人
- 「今すぐお金がほしい」という焦りがある人
- ネットリテラシーに自信がない人
- 「成功者の話」や「体験談」に弱い人
- 口コミやレビューをそのまま信じやすい人
こうした特徴に少しでも当てはまるなら、「本当にそれは信頼できる情報か?」と、ひと呼吸置く習慣が大切です。
信頼できるAmazon副業の見極め方
- 公式サイトから始める
Amazon公式の「FBA(フルフィルメント by Amazon)」や「アソシエイト(紹介報酬)」を使う。 - 「初期費用ゼロ」「スマホだけで月10万」に注意
楽に稼げるという文句ほど危険。必ず内容を自分で調べること。 - 会社名・運営元を調べる
サイトに特商法の記載がない、副業SNSからのDMは特に注意。
安全に始められる本物のAmazon副業3選
本当に稼ぎたいなら、以下の正規ルートから始めましょう。
- Amazonアソシエイト
Amazon商品を紹介して、売れた分の紹介料がもらえる公式制度。
→ https://affiliate.amazon.co.jp/ - FBA出品(せどり・OEM)
商品を仕入れ、Amazon倉庫に預けて販売する本格的なビジネス。
→ https://sell.amazon.co.jp/ - KDP(Kindle出版)
自作の電子書籍をAmazonで出版。執筆スキルがある方におすすめ。
→ https://kdp.amazon.co.jp/
甘い言葉には裏がある
「Amazon副業」は決して詐欺ではありませんが、詐欺に悪用されることが非常に多いのが実態です。
必ず公式ページから情報を確認し、自分で調べてから始めましょう。甘い話に乗る前に、「その広告、本当に信じて大丈夫?」と一歩引いて考えることが大切です。
また、最近ではAmazonを装った詐欺メールも増加しています。
「アカウント停止のお知らせ」「支払い情報の更新」など、不安を煽る内容のメールが来た場合は、必ず公式サイトで確認しましょう。
副業詐欺だけでなく、メールやSMSのリンクにも注意することで、あなた自身と大切なお金を守ることができます。
補足記事
【注意喚起】Amazonを装った詐欺メールの見分け方と安全対策
「Amazonからアカウント停止の通知が来た」「支払い情報を更新してくださいというメールが来た」
それ、本当にAmazonからのメールですか?
Amazon詐欺メールによくある件名
- 【緊急】あなたのAmazonアカウントが一時停止されました
- 支払い方法の確認が必要です
- プライム会員資格の更新に失敗しました
- Amazonセキュリティチームからの通知
詐欺メールの見分け方 5つのポイント
- 1. 差出人メールアドレスが不審
「@amazon.co.jp」以外のドメインや英数字の羅列 - 2. 個人名や敬称がない
「お客様」など不特定多数に向けた表現が多い - 3. リンク先がAmazon以外
リンクを確認すると偽サイト(例:amazon.co.abc123.com) - 4. 急かす言葉が多い
「24時間以内にご対応ください」など焦らせる文言 - 5. 日本語が不自然
翻訳ツールで直訳されたような文章がある
もし詐欺メールを受け取ったら
以下の行動を取りましょう:
- リンクは絶対に開かない
- 添付ファイルも開かない
- Amazon公式のヘルプページで確認する
- 不審なメールはreport-phishing@amazon.comに転送する
メールも副業も、落ち着いて見極めを
Amazon副業詐欺と同様、詐欺メールも巧妙化しています。共通して言えるのは、「不安にさせてすぐに行動させようとする」こと。
焦らず、落ち着いて公式情報を確認する習慣をつけることで、被害を未然に防ぐことができます。
これからも多様化していく詐欺に負けないよう、しっかりした対策を身につけておきましょうね!