
Windows パソコンを使っていると、
- 最近動作が重い
- 空き容量が減ってきた
- Windows Update 後に不安定
- 不要ファイルが溜まっていそう
と感じることはありませんか?
こうした状態を放置すると、パフォーマンス低下だけでなく、更新エラーやセキュリティリスクにもつながります。
そこで本記事では、安全にできる 「Windowsをクリーンアップする最適な方法」 を、順序立ててわかりやすく解説します。
よくある症状(クリーンアップが必要なサイン)
まずは、次のような症状が出ていないか確認してみましょう。
- 起動やシャットダウンが遅い
- Windows Update に時間がかかる
- ストレージ容量が不足している
- ファイル検索が遅い
- アプリの動作が不安定
これらは、不要ファイルや更新キャッシュが蓄積しているサインです。
クリーンアップ前の注意点
作業前に必ず確認しておきましょう。
- 大事なデータはバックアップ
- 外付けドライブを準備
- 復元ポイントを作成
特に更新直後は、復元できる状態にしておくと安心です。
方法① ディスククリーンアップ(基本)
最も安全で基本的な方法です。
手順
- スタート →「ディスククリーンアップ」検索
- Cドライブを選択
- 「システムファイルのクリーンアップ」クリック
削除対象例
- Windows Update のクリーンアップ
- 一時ファイル
- 配信最適化ファイル
- ごみ箱
更新後は数GB削減されることもあります。
方法② ストレージセンサーを活用
自動クリーンアップ機能です。
設定場所
設定 → システム → ストレージ → ストレージセンサー
【できること】
- 一時ファイル自動削除
- ごみ箱自動整理
- ダウンロード整理
定期実行にしておくと、メンテ不要になります。
方法③ Windows Update キャッシュ削除
更新後トラブル対策として重要です。
手順(管理者CMD)
net stop wuauserv
net stop bits
net stop cryptsvc
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old
net start wuauserv
net start bits
net start cryptsvc
【効果】
- 更新エラー解消
- ループ更新対策
- 更新容量削減
補足:この操作は、Windows Updateのダウンロード履歴や一時キャッシュを初期化するための手順です。更新プログラムそのものが削除されるわけではなく、破損したキャッシュや不整合データのみがリセットされます。
更新ループやインストールエラー、更新後の不安定動作がある場合に有効で、Windows Updateトラブル対策の基本手順として広く推奨されています。
なお、キャッシュを削除した直後は更新の再取得が行われるため、次回のWindows Updateチェックに通常より時間がかかることがあります。処理中は電源を切らず、完了まで待つようにしましょう。
方法④ Windows.old フォルダ削除
大型更新後に残る旧OSデータです。
【削除方法】
ディスククリーンアップ
→「以前のWindowsインストール」
数十GB空くこともあります。
※削除後はロールバック不可。
方法⑤ 不要アプリ削除
使っていないアプリも容量と負荷の原因になります。
確認場所
設定 → アプリ → インストール済みアプリ
【削除候補例】
- 体験版ソフト
- 古いプリンタドライバ
- 重複アプリ
補足:不要アプリの削除は、ストレージ容量の確保だけでなく、バックグラウンド動作の負荷軽減にもつながります。特に、起動時に自動実行されるソフトや、長期間使用していないツールは、知らないうちにパフォーマンス低下の原因になることがあります。
ただし、削除前にはアプリの用途を必ず確認しましょう。プリンタ・スキャナ・セキュリティ関連などのドライバ系ソフトを削除すると、周辺機器が正常に動作しなくなる場合があります。
判断に迷う場合は、「最終使用日」「インストールサイズ」「提供元」を確認し、明らかに不要なものから整理していくのがおすすめです。無理に一度に削除せず、段階的に整理すると安全です。
方法⑥ スタートアップ整理
起動が遅い原因の多くがこれです。
手順
Ctrl + Shift + Esc → スタートアップ
【無効化推奨】
- 自動起動アップデータ
- クラウド同期(不要なら)
- 古い常駐ソフト
補足:スタートアップの整理は、Windowsの起動速度を改善するうえで非常に効果的なメンテナンスです。不要なアプリが起動時に同時実行されると、CPUやメモリを消費し、デスクトップ表示までの時間が長くなります。
特に、アップデート通知ツールやクラウド同期ソフト、常駐型ユーティリティは自動起動に登録されていることが多く、使っていない場合は無効化することで起動負荷を軽減できます。
ただし、セキュリティソフトやドライバ関連、タッチパッド・キーボード制御ツールなどは、無効化すると正常動作に影響する場合があります。提供元(Publisher)やアプリ名を確認し、用途が不明なものは無理に停止しないようにしましょう。
整理後は一度再起動を行い、起動時間や常駐アプリの動作に問題がないか確認しておくと安心です。
方法⑦ Defender キャッシュ整理
セキュリティ更新後に有効。
【PowerShell(管理者)】
& “${env:ProgramFiles}\Windows Defender\MpCmdRun.exe” -RemoveDefinitions -All
& “${env:ProgramFiles}\Windows Defender\MpCmdRun.exe” -SignatureUpdate
【効果】
- 定義更新不具合解消
- Defender容量整理
方法⑧ 一時ファイル手動削除
実行
Win + R → %temp%
中身を全削除(使用中除く)。
方法⑨ レジストリクリーナーは必要?
【結論】
- 基本不要
- 体感差ほぼなし
- リスクあり
Windows標準機能で十分です。
クリーンアップ後にやるべきこと
作業後は必ず、
- 再起動
- Windows Update 再確認
- Defender 状態確認
更新整合性が改善します。
クリーンアップ推奨タイミング
| タイミング | 理由 |
|---|---|
| 月例更新後 | キャッシュ肥大 |
| 大型更新後 | Windows.old残存 |
| 容量不足時 | 一時ファイル増加 |
| 動作重い時 | 常駐負荷 |
やりすぎ注意ポイント
【削除非推奨】
- Program Files
- AppData
- ドライバフォルダ
手動での削除は、必要最小限にとどめることが大切です。システムフォルダや設定関連のデータを誤って削除すると、Windowsやアプリが正常に動作しなくなる可能性があります。クリーンアップは、基本的にWindows標準機能や公式ツールを中心に行うようにしましょう。
まとめ
Windowsをクリーンアップする最適な方法は、次の順序で行うのが安全です。
- ディスククリーンアップ
- ストレージセンサー設定
- Updateキャッシュ削除
- Windows.old削除
- 不要アプリ整理
- スタートアップ整理
特に Windows Update 後は不要ファイルが増えやすいため、定期的なメンテナンスがパフォーマンス維持につながります。
おすすめ関連記事
・ディスククリーンアップが動かない!Windowsアップデート後の不具合を徹底解説
