フリーランスは確定申告で節税を!まず伝票を書いてみましょう。

基本的なお金の管理はどうされていますか?最近はクレジットカードだけで無く、電子マネーやQRコード決済、ICカード決済などが普及しているので支払い方法も多様化されています。

アプリなどで、全てを紐付けして使えば、管理も楽ですが、そこまでやっている人もあまりいないでしょう。

・会社を経営している人

フリーランスで働いている人

などは、年に一度の申告があるのでしっかり管理されていると思います。領収書や請求書など必須書類の管理も必要ですから大変です。

 

しかし、今、副業が盛んに行われていますが、お給料以外に年間20万円を超える方や、2ヶ所以上から給与を受け取っている人も確定申告が必要です。
今後、確実に年間20万円を超える収入があるなら、個人事業主になると節税になる可能性が高いですし、落ちる経費も出てきます。
きみよの部屋

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ただ、法人と違い経費として落とせる物が少ないのは確かです。しかし、少しでも経費で落とせると、翌年の住民税や還付される所得税が変わってきます。
 

 

今回は、手続き関係は置いておきますが、気軽に出来る伝票の作り方を説明したいと思います。

事務に欠かせない伝票作成

こんな近代化の進む世の中ですが、営業所得等のある法人、個人に保管義務を有する物の一つに伝票があります。もちろんペーパーベースです。

ほとんどの企業、事業主が電子入力し電子保管されているのですが、税務調査になると

「とりあえず3年分の伝票と総勘定元帳、領収書、請求書、固定資産台帳を用意して下さい」

と言われます。その時慌てないように、伝票の簡単な書き方を説明したいと思います。

後回しにしない、溜め込まない

伝票を書くことを後回しにしない」という事が1番大事です。

 

 
忙しくて、ついつい・・って言うお気持ち、すごくわかります。

しかし、後回しにしてしまうと、どんどんその時の記憶も薄れてきて、最悪「領収書を無くしてしまう」の言う事態に発展します。

忙しくても、雑な字になっても、支払った時に即座に書いてください。

伝票が先、元帳は後

元帳を先に書いてしまうと、締めた時に、合わない可能性が出てきます。諸説あるとは思いますが、私のおススメは

伝票だけ書き溜めて、まとめて一気に元帳を書く

これが1番合わせやすいと思います。そして領収書はちゃんと貼るなりして保管します。

(とある税務職員さんは「丁寧に貼らなくても、日にち毎、月ごとに袋に入れてくれてるだけで良いんですよ。」とおっしゃってました。担当の人によりけりかもしれません)

伝票も堅苦しく考えずに

伝票も

領収書と同じ日付

領収書と同じ金額

領収書と同じ支払先名(と、内容)

これさえ書いていればOKです。科目でつまずく場合もあると思いますが、肝心なのは

科目に一貫性があるか

例えばペン数日前は消耗品にしていたのに、今日は雑費、明日は事務用品費・・なんて言うのはダメです。事務用品か消耗品など、どちらかに統一して下さい。

非課税、不課税の取り扱い

よくあるのが、印紙、証紙です。これは非課税で消費税の計算で別枠になります。

後は、固定資産税などの税金関係です。これらも別計算になるので、租税公課などわかりやすい科目に統一しておきましょう。

基本的に事業収入に関係するものしか経費になりません

よく「これ経費で落とせるかなぁ?」と、100%個人使用だろ!と思われるような領収書を持ってくる方もいます(即刻ダメだと告げます)

例えば、フリーランスの方で、お家でお仕事されているとします。そう言う方の多くが

家の家賃、通信費、光熱費を経費で落とそうとします。

これダメ❌です。

その家を100%事務所で使っていたらOKかもしれません。でもそうでは無いでしょう。携帯も仕事以外で使っていませんか?光熱費も全部、仕事で使った分ですか?・・と言う事になってしまいます。

家の家賃も、仕事で使う部分を全体の何%になるか計算し、確固とした計算方法を提示出来るようにしておくと、その比率での家賃分は経費で落とせます。光熱費なども同じです。

このように、しっかりと説明できるようにしておくのが1番です。副業で収入を得て嬉しくなっても、税金を納めるための労力は必要です。


難しいようですが、できる事からコツコツ積み重ねてみて欲しいです。多くの人が「敷居が高い」「難しい」と力が入って、できる事にも手を付けずに放置している気がしてます。

今後も、私があちこちの経理のお手伝いをしていて感じた

「こうしたら、もっと楽ですよ」

と言う情報を発信していきたいと思います。是非是非、これから始める方や、全くわからない!と言う方も一緒に勉強していけたらと思っています。

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