事務所移転では、デスクや椅子などのオフィス家具が不要になることがよくあります。
ただし、大型の家具は処分が難しい場合も多く、手間や費用がかかることがあります。
今日は、私が実際体験した
『不要になったデスクや椅子の具体的な処分方法』
と、それぞれの費用や販売可能性について詳しく解説したいと思います。
処分方法の選択肢
1-1. 粗大ごみとして処分する
これは皆様よくご存知の、地方自治体の粗大ごみ回収を利用する方法です。
自治体ごとに回収方法や料金が異なるため、事前に確認が必要です。
<手順>
1. 自治体の粗大ごみ受付窓口(電話またはオンライン)で申し込みを行います。
2. 指定された日時に、回収場所へ家具を出します。
3. 粗大ごみ処理券をコンビニや郵便局で購入し、家具に貼り付けます。
• 料金の目安
• デスク:1,000円〜2,000円
• 椅子:500円〜1,500円
*料金の詳細は各市町村でご確認ください。
1-2. リサイクル業者に依頼する
>これは前回、私も利用した方法です。
リサイクル業者は、使える家具を再販したり、資材として再利用するために引き取ってくれます。
• メリット
• 処分費用が比較的安い、または無料の場合がある。
• 買い取り可能な場合は現金化も期待できる。
• 料金・買い取り目安
• 処分費用:0円〜5,000円(家具の状態や大きさによる)
• 買い取り価格:状態が良ければ、1,000円〜数万円
• おすすめポイント
大量のオフィス家具を一括で処分したい場合に便利です。
1-3. 不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、自治体が対応できない時間帯や、まとめて処分したい場合に便利です。
• 手順
1. 業者に連絡して見積もりを依頼します。
2. 家具の搬出作業も業者が対応してくれます。
• 料金の目安
• トラック1台分:10,000円〜30,000円
• ※料金は地域や業者により異なります。
• 注意点
事前に口コミや評判を確認し、悪質な業者を避けることが重要です。
1-4. リサイクルショップや中古家具販売店で売却
状態の良いデスクや椅子であれば、リサイクルショップや中古家具販売店で買い取ってもらえる可能性があります。
• 査定ポイント
• 傷や汚れの有無
• ブランドやデザイン性
• 使用年数
• 買い取り価格の目安
• 高価なオフィスチェア(例:エルゴヒューマン、オカムラ製品など):5,000円〜50,000円
• 一般的なデスク・椅子:500円〜5,000円
• 注意点
自分で店舗に運ぶ必要がある場合もあるため、大型家具の場合は確認が必要です。
1-5. オークションサイト・フリマアプリで販売
メルカリやヤフオクなどのプラットフォームで販売する方法もあります。
特に人気ブランドや良い状態の家具は高値で売れることがあります。
• 販売の流れ
1. 商品の写真を撮影し、詳細な説明を記載して出品します。
2. 購入者が決まったら、配送手配を行います(大型家具の場合、配送業者を手配)。
• 手数料・コスト
• サービス手数料:販売額の5%〜10%程度
• 配送費用:数千円〜1万円(家具のサイズによる)
• メリット
自分の希望価格で売却できる可能性があります。
・デメリット
大きな机や椅子などは、素人梱包では難しいです。
しかも、配送料金もかなりかかります。
1-6. 知人や団体に寄付する
まだ使える家具を必要としている人や団体に寄付する方法もあります。
• 寄付先例
• NPO団体
• 学校や施設
• 知人・友人
• 注意点
配送や運搬費用が発生する場合もあるので、事前に話し合っておくことが重要です。
おすすめの選択肢
おすすめの選択肢 – 事務所移転のデスク・椅子処分方法
おすすめの選択肢
事務所移転時に不要になったデスクや椅子を処分するための方法を比較し、状況に応じたおすすめをまとめました。
方法 | 費用 | 売却可能性 | 手間 | おすすめの状況 |
---|---|---|---|---|
粗大ごみ | 500円〜2,000円/点 | ✕ | 手間が少ない | 少量の家具を処分したい場合 |
リサイクル業者 | 0円〜5,000円 | ◎ | やや手間 | 大量の家具を処分する場合 |
不用品回収業者 | 10,000円〜30,000円 | △ | 手間が少ない | 一括で処分したい場合 |
リサイクルショップ | 無料または買い取り可 | ◎ | 運搬の手間あり | 状態の良い家具がある場合 |
フリマアプリ | 手数料+配送費用 | ◎ | 手間が多い | 希少性やブランド家具向き |
寄付 | 配送費用(場合により) | ✕ | やや手間 | 社会貢献を重視する場合 |
まとめ
事務所移転時に不要になったデスクや椅子を処分する方法は複数あります。
上記には記載しませんでしたが「ジモティ」など、直接交渉して譲渡するという方法もあります。
それぞれの方法にメリット・デメリットがあるため、家具の量や状態、予算に応じて最適な方法を選びましょう。
特に、状態の良い家具は売却や寄付を検討することで、無駄なく活用することができます。
また、自治体や業者のサービス内容を比較し、適切な処分を心掛けてください。