離れて過ごす親の介護・新型コロナウイルスの影響で田舎に帰れない私の話

今日の夕方、ひとり暮らしている父に電話しました。

私も姉も1週間に1度は電話しています。姉は決まった曜日に電話しているので、私は違う日に電話するようにしています。

父は膝が悪いのですが、身体はとても健康です。かかりつけ医がしっかり体調管理して下さっているので、その点は安心しています。先日も血液検査から始まってCT、MRIなど検査してもらったようで「どこも悪いところ無かったよ」と喜んでいました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、私も姉も田舎に帰る事が出来ていないので、こまめに電話をしているものの、父はとても寂しいようです。

「一日中、誰とも話をしない日もある」

「このままだったら、ボケるかもしれん」

と、いつも言います。歳をとってからというもの、弱音を吐くこと自体は多くなっていますが、火の元や、戸締りなど心配になってしまいます。

電話も、以前は10分程度で終わっていたのに、最近では30分〜50分話します。内容も、父は自分の事ばかり話するようになってきました。私としても、父の状況が聞けて良いのですが、それだけ時間を取れる時しか電話は出来ません。

従兄弟も、父に電話をしてくれているようですが、「1時間以上話するよね」と言っていました。父が電話を切りたがらないのかもしれません。

父はデイサービスなど、施設へ行ったり人に介護してもらうのは大嫌いな性分なので「第三者の介入」は現状難しいのです。

ペットを飼うという事も提案してみましたが、昔、犬や鳥を飼っていて、その子達の寿命が尽きた時に、重症のペットロスを経験しているので「ペットは嫌」と言います。

姉とも相談していたのですが、結局、私達にできることは、

「マメに電話するしか方法はない」ようです。

私としては、まだまだ親孝行もしたいので、父にはあと20年くらいは元気で長生きして欲しいと願っています。


9月の4連休、田舎では数多くの県外ナンバーの旅行客が多く来ていたようです。また、来月から海外客の受け入れも始まると、今日のニュースで言っていました。これらの影響がどう出るのか。収束するのか、再流行するのか。2週間後の動向が注目されます。

父の施設入所やデイサービス利用は現状では無理です。父の性格的に難しい面が多々あります。嫌がる父を無理やり、どうこうしようとは思えません。しかし今から色々考えていかないといけない重要問題だと思っています。田舎に居たい父の気持ちも尊重しつつ、もちろん私にも生活がありますし、父にとっても、私にとっても、良い状況を模索していこうと思っています。

 

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