
2026年2月の Windows Update 配信にあわせて、
「KB5077181」 という更新プログラムが急上昇ワードに上がっています。
Windows Update を開いたときに突然表示され、
- これは入れて大丈夫?
- 不具合は出ていない?
- 様子見した方がいい?
と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
KB5077181 の更新内容・対象バージョン・不具合情報・適用判断の考え方 を、わかりやすく丁寧に解説いたします。
KB5077181 とは?
KB5077181 は、2026年2月のセキュリティ月例更新(Patch Tuesday) として配信されたWindows 11 向けの累積更新プログラムです。
いわゆる「Bリリース」と呼ばれるもので、毎月第2火曜日(日本では水曜日未明〜朝)に配信される最も重要度の高い更新 にあたります。
対象バージョン
今回の更新は、以下の Windows 11 バージョンが対象です。
- Windows 11 Version 24H2
- Windows 11 Version 25H2
適用後の OS ビルド番号は次の通りです。
- 24H2:26100.7840
- 25H2:26200.7840
ご自身の環境は、
「設定」→「システム」→「バージョン情報」から確認できます。
主な更新内容
① セキュリティ修正(最重要)
今回の更新の中心は、
Windows の脆弱性修正です。
- OS コア機能の脆弱性
- 権限昇格の問題
- リモート攻撃対策
- 情報漏えいリスクの修正
さらに一部では、実際に悪用が確認されている脆弱性(ゼロデイ) への対処も含まれています。
このため Microsoft も、早めの適用を推奨 しています。
② システム安定性の改善
セキュリティ以外にも、次のような品質改善が行われています。
- システム全体の安定性向上
- フリーズ発生率の低減
- 処理効率の最適化
- メモリ管理の改善
体感的には、
- 動作が安定する
- 軽微な不具合が減る
といった効果が期待されます。
③ UI・操作性の調整
細かな部分ですが、ユーザー操作に関わる修正も含まれています。
例
- 設定画面の表示不具合修正
- アクセシビリティ機能の改善
- 通知表示の調整
大きなデザイン変更ではありませんが、日常操作の安定性に関わる更新です。
④ AI・最新機能コンポーネント更新
24H2 以降で強化されている、AI関連機能の基盤更新も含まれています。
- Copilot 系コンポーネント
- AI処理基盤
- NPU関連最適化
Copilot+ PC でなくても、
将来機能の準備更新として適用されます。
⑤ Secure Boot 証明書対策
今回の隠れ重要ポイントがこちらです。2026年以降に予定されている、Secure Boot 証明書期限問題への対応が含まれています。これは簡単にいうと、
- 古い証明書の期限切れ
- 将来の起動セキュリティ問題
を未然に防ぐための準備更新です。
現時点で報告されている不具合
配信直後ということもあり、一部ユーザーから次のような報告が出ています。
■ インストール失敗
- ダウンロードが止まる
- 途中でエラー終了
- 更新が進まない
Windows Update では毎月一定数発生する、典型的な初期不具合です。
■ 起動トラブル報告
ごく一部ですが、
- 再起動ループ
- 起動に時間がかかる
といった声もあります。ただし現時点では、
- 大規模障害レベルではない
- 限定環境のみ
と見られています。
■ ネットワーク関連不具合
例
- Wi-Fi 接続不安定
- VPN 接続エラー
こちらも散発報告レベルです。
適用すべき?様子見すべき?
悩まれる方が多いポイントですね。
結論から言うと、次の判断がおすすめです。
すぐ適用がおすすめの方
- セキュリティ重視
- 仕事PC
- ネット利用が多い
- 最新環境を維持したい
ゼロデイ修正が含まれるため、基本的には適用推奨です。
数日様子見でもOKな方
- サブPC
- 不具合が怖い
- 現在トラブルなし
月例更新は、数日で不具合情報が出揃います。
その後でも遅くはありません。
インストール方法
適用は通常の Windows Update で行えます。
手順
- 設定を開く
- Windows Update
- 更新プログラムの確認
- ダウンロードとインストール
再起動後、自動適用されます。
更新に失敗した場合の対処
よくある基本対処はこちらです。
- PC 再起動
- Update トラブルシューティング
- ストレージ空き確認
- セキュリティソフト一時停止
それでも失敗する場合は、手動インストール(Microsoft Update Catalog)も可能です。
手動インストール(Microsoft Update Catalog)の方法
Windows Update で更新に失敗する場合は、Microsoft Update Catalog(公式カタログサイト) から更新プログラムを手動ダウンロードしてインストールすることも可能です。
操作は少しだけ手間ですが、更新エラー時には有効な対処法となります。
手順① Microsoft Update Catalog を開く
まず、以下の公式サイトへアクセスします。
https://www.catalog.update.microsoft.com
※Microsoft公式の更新プログラム配布サイトなので安全です。
手順② 更新プログラムを検索
画面右上の検索ボックスに、次のように入力します。
KB5077181入力後、Enterキーを押して検索します。
手順③ 自分の環境に合う更新を選ぶ
検索結果一覧が表示されますので、ご自身の環境に合ったものを選択します。
確認ポイントは以下の通りです。
- Windows 11
- Version 24H2 / 25H2
- x64 ベース システム
※通常のPCは「x64」を選べばOKです。
手順④ ダウンロード
対象更新の右側にある
[ダウンロード] をクリックします。
すると小さなウィンドウが開きますので、表示されたリンク(.msu ファイル)をクリックして保存します。
手順⑤ インストール実行
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、更新プログラムのインストールが開始されます。
画面の指示に従って進めてください。
手順⑥ 再起動
インストール完了後は、PC の再起動が求められます。
再起動後、更新が適用されます。
手動インストール時の注意点
- 必ず対象バージョンを確認する
- 異なる更新を入れない
- インストール中は電源を切らない
- ノートPCはAC接続推奨
補足:手動インストールが有効なケース
次のような場合に特に有効です。
- Windows Update が失敗する
- ダウンロードが止まる
- エラーコードが出る
- オフライン環境
手動インストールは少し手間はかかりますが、Windows Update がうまく進まない場合には非常に有効な方法です。
どうしても更新できないときの“最終手段”として覚えておくと安心です。
まとめ
KB5077181 は、2026年2月の重要なセキュリティ累積更新 です。
ポイントを整理すると次の通りです。
- Windows 11 24H2 / 25H2 対象
- 脆弱性修正が中心
- ゼロデイ対策含む
- 安定性・UI 改善あり
- 一部不具合報告はあるが限定的
基本的には、セキュリティ面を考えると適用推奨、不安な場合は数日様子見でもOKというバランス判断が安心です。
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