銀行員を経て、税理士事務所に13年勤務していた管理人です。
これから「手に職をつけるぞ!」と考えて、簿記の資格取得を目指している方も多いと思います。その中で「実践経験がないのにもかかわらず、簿記の資格を取得しよう!」と考えている方に、知ってもらいたい「簿記を理解する」という事について綴っていきたいと思います!
税理士事務所に勤務していた頃、たくさんの企業に出向き、経理の指導もしていましたが
簿記の資格を持っていても実践で活かせてない人が多すぎる!
という現実を目の当たりにして来ました。
しかし、最近ネット広告で見かける「通信講座」は、数ヶ月で簿記の資格取得をメインとしている為、『合格点を取るための勉強』をします。点が取れる為だけの勉強がメインとなってしまうのです。そうなると、実際働いても【使えない】という事になってしまうのです。
簿記は、主婦なら家計簿の延長線だと考えて
簿記自体は、理解すると全く難しくありません。しかし、簿記の本は本当に難しく書かれていますから、読解力を駆使していると、本質を見失ってしまいます。
簿記とは・・
簿記とは、例えていうなら
「お金で物を買った」
という事を、分解して表記しているだけなのです。
お金を入れているお財布があるとします。
➡︎お財布の中から、お金を出した➡︎中身(お金)が減った
↑これを表にしたもが「現金出納帳」だったり「元帳」なのです。
簿記取得に向いている人
この世の中で、簿記取得に向いているなぁ・・と思う人にタイプがあります。(注意・これは、実体験をもとに感じた、管理人個人的な意見であります)
それは、第一に
数字が好きな人
です。もっと詳しくいうなら、数字に対して柔軟的な考え方が出来る人だと思っています。
→理由・・・普段何気なく生活している中で、現金がなくてもカードを切ったり、ローンを組んだりして、人は欲する物を手に入れます。それを簿記では「表」や「伝票」にするのが経理のお仕事なので、数字に対して柔軟的に考えられないと、大きく躓いてしまう可能性があります。
第二には
柔軟性のある思考を持っている人
です。それは、購入した商品でも、金額によって処理方法が複数あったりするからです。
例えば、冷蔵庫を買った場合90,000円のものと200,000円のものだと処理方法が違ったりします。実践で経理をしていくと、端数もありますし、値引きがあったり、もっと複雑にもなってくるのです。
こんな人は是非簿記取得して見てください!
家計簿に記入するのが好きな人は、簿記資格を取得するのに向いているでしょう!
簿記の資格を取得すると、普通の事務員から、経理のお仕事まで可能になってきます。職種も増えて、就職活動にも有利になってきます。最近では、普通の事務員より、簿記資格を有する人の方が、お給料も高めを推移しています。
もし、お時間と興味がありましたら是非、簿記の資格を取得してみませんか?
最近では・・
最近では、ハローワークや自治体のスクールで、0円〜受講できるところもあります(応募必須)また、ハローワークでは、勉強するための助成金もあります。
求職者支援制度のご案内について紹介しています。…
これらを活用して、上手に資格取得を目指すのも良いかと思いますので、是非挑戦してみてください!