管理人のきみよやです。
『将来の夢は何ですか?』と聞いて、即答えられるお子様ってすごいと思っています。最近の子は本当にしっかりしていますよね。私の子供の頃なんて「自分の将来」が漠然とし過ぎていて、『バレーボールマンガ』を見ると「はい!バレーボール選手になりたいです」と言ってみたり、美容師さんに綺麗にカットしてもらえたら「私、美容師になりたいです」と言っていました(笑)
そんなフラフラした人間だったので、半分騙し討ちみたいな形で銀行の面接を受ける事になり(人聞き悪いと言われそうですが)銀行員になりました(笑)
当時は内定をもらうと拒否出来なかったので、私の未来は、親と学校の先生の思惑で出来上がりました。本当に悲しい出来事でした。。
「あぁ、なりたい事をちゃんと決めてたらよかった・・」
と何度も後悔したものです。
さて、皆様。仕事を選ぶ時、何を重視しますか?
「やりがい」ですか?
この「やりがい」って、成果を上げる事とか、自分だけのオンリーワンを突き詰めて行く事など、色々意味はあると思います。
それとは別に
「収入重視」
と言う方も多くいらっしゃいます。結婚して、お子様がいる家庭などは、収入重視という方も多いでしょう。その場合、自分なりのストレス解消法を考えておかなくては、すぐに精神的な不調に陥ってしまいます。
そして、仕事にはたくさんの種類があって
・エンジニア
・国家資格を有する職業(親が喜ぶタイプです)
・事務職
・営業職
・金融関係
・クリエイター
・製造業
・小売販売業(アパレル含)
・サービス業
・アクター
などなど、たくさんの種類があります。この種類の中で、何を選ぶか?と言うのも悩みどころではあります。
私はこの中の『金融』『事務職』『クリエイター』『サービス業』『製造業』『小売販売業』を経験してまいりました。私が経験した中で、私なりに感じた事・向き不向きなどを考察していきたいと思います。
金融関係の職に向いている方
金融といっても、色々ありますが私は銀行で勤めていました。家族に金融関係に勤めている人がいないと
「銀行員なんですって!素晴らしい!」
とかなんとか言われますが、全くそのような事はありません。本当に大変なお仕事です。例えば
・忙しい
・顧客の方々に好き放題言われがち
・お金を扱うので神経すり減る
など、ネガティブな面しか浮かんできません。しかも、なかなか「責任の所在」が難しいお仕事だと思っています。「この責任の所在」というのは、直属の上司によって変わると言う、なんともゆるゆるした感じなのです。
自分の与えられる責任も大きいです
この責任ですが、やはりお金を扱うことなので、結構しんどいです。心が繊細な人にとっては、なかなか苦しいと思うので
『繊細な心をお持ちのお子様の親御さんは、無闇に金融への就職を勧めないで欲しいです』
これは本当に心から思っています。銀行員のイメージは、お金を数えたり、優雅に仕事をしているイメージあると思いますが、全くそんな事はありません。営業中の行員は戦場にいるが如く、大変です。
お客様だって、素敵な人ばかりではありません。
少し認知症の入った人を相手にする場合もあります
お金が無い無い言われる事もあります。遠方の家族まで来て大騒ぎされる事もあります。
わからずや頑固な人も来ます
使えない通帳を持ってきて「お金をだせ」と言ったり、ATMで使えない提携外の他銀行カードを持ってきて「お金が出せん」とか「手数料取りやがって」とか暴れます。
「またまた〜、そんなのタマにでしょ」
とか言われますが(店舗規模にもよりますが)結構な頻度であります。そして、良い上司ならスッと出てきて対処して下さいますが、そうでも無い上司はサッと姿を消したりします。
また、金融は営業もセットになっていて、女性だって外に出ます。最近は個人宅に営業に行くことは(ほとんど)無いと思いますが、昔は男性1人お宅に上がらなければいけない時、怖い思いをしたこともあります。
・・・と、散々デメリットをお伝えしたので、最後に金融のメリットを絞り出したいと思います。
金融で勤めるメリット
ひとことで言えば
「親が喜びがち」
これしか浮かびませんでした。今は、それほどお給料が良いわけでもありませんし、精神的に壊れる確率の高いお仕事なので、なかなかメリットが浮かびません。
金融に向いている人
金融でお仕事するのに向いている性格の人は『明るい』『超プラス思考(クヨクヨしない)』『頭の回転が早い』の3つを兼ね備えている方だと思います。もちろん清潔感は必須です。
もし、そういう性格で、親を喜ばせたい方は、ぜひ金融関係での就職をお勧めします!
次回はクリエイターのお話をしたいと思います!