Windowsを使っていて、最初は「ローカルアカウント」でサインインしていたけれど、Microsoftアカウントに切り替えたいと思うことはありませんか?
Microsoftアカウントに切り替えることで、以下のようなメリットがあります。
- OneDriveが使えるようになる
- Windows設定の同期(壁紙・パスワードなど)が可能に
- Microsoft Storeのアプリインストールが簡単に
- Outlook、Teamsなども連携しやすい
そこで今日は、ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへ変更する手順を、画像がなくてもわかるように丁寧に解説していきます。
今のアカウントがローカルかどうか確認する方法
まずは、自分が使っているアカウントがローカルかどうか確認しましょう。
【手順】
- スタートメニュー →「設定」
- 左メニューから「アカウント」→「ユーザー情報」
- 「ローカルアカウントでサインインしています」と書かれていれば、現在はローカルアカウントです。
この表示を確認することで、現在のサインイン方法がローカルアカウントかどうかがすぐにわかります。もし「Microsoftアカウントでサインインしています」と表示されている場合は、すでに切り替え済みなので、この先の操作は不要です。
Microsoftアカウントに切り替える手順
以下の手順で、ローカルアカウントをMicrosoftアカウントに切り替えることができます。
ステップ1:設定画面を開く
「スタート」→「設定」→「アカウント」→「ユーザー情報」を開きます。
ステップ2:「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」を選択
「アカウント設定の管理」というリンクのすぐ下にある「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」をクリックします。
ステップ3:Microsoftアカウントでサインイン
持っているMicrosoftアカウント(@outlook.jp、@hotmail.comなど)でログインします。
持っていない場合は、その場で作成も可能です。
✔️Microsoftアカウントには、無料で5GBのOneDriveが付いてきます。写真や書類のバックアップ先としても使え、スマホとの連携にも便利です。
Microsoftアカウント自体は無料で作成・利用できます。有料のサービス(例:Microsoft 365など)もありますが、アカウントの作成やOneDriveの無料ストレージ、Microsoft Storeの利用など、基本的な機能は無料で楽しめますのでご安心ください。
ステップ4:PIN(暗証番号)の設定
切り替えが完了すると、Windows HelloのPINを求められることがあります。指示に従って設定してください。
Windowsの再インストール時にも便利
Microsoftアカウントを使っておくと、Windowsを再インストールする際にもスムーズです。ライセンス認証が自動で通ることが多く、設定の引き継ぎもラクになります。
注意点とトラブル対策
①共有PCでは要注意!
共有で使っているパソコンの場合、アカウントの切り替えは慎重に行いましょう。他ユーザーに影響する可能性があります。
②切り替え後のアプリ再認証
一部のアプリ(Office、OneNoteなど)で再ログインが必要になることがあります。
③サインインに失敗したら
ネット接続や入力ミスがないか確認しましょう。 それでもうまくいかない場合は、Microsoftのアカウントページからアカウントの状態を確認できます。
④パスワードを忘れても復旧しやすい
ローカルアカウントはパスワードを忘れると復旧が困難ですが、Microsoftアカウントなら「電話番号」や「メール」での再設定が可能で、安心感が高まります。
「設定の同期」機能で複数のPCが快適に

Microsoftアカウントでログインすれば、別のPCを使っても「壁紙」「テーマ」「言語設定」などが同期されるため、どの端末でも自分の環境で作業できます。
まとめ
Microsoftアカウントに切り替えることで、Windowsの機能をフル活用できるようになります。
- OneDriveでファイルを自動バックアップ
- 複数端末で設定や壁紙が同期
- Microsoft Storeアプリがスムーズに使える
ローカルアカウントも便利ですが、オンライン機能を使いたい方は切り替えがおすすめです。
Microsoftアカウントへの切り替えは、最初のひと手間こそありますが、その後の快適さや安心感は大きな魅力です。
「まだローカルのまま…」
という方は、ぜひこの機会に切り替えを検討してみてください。
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