【保存版】公式&無料で使えるWindows便利ツール10選|入れて損なし・安全に時短(2025年版)

本記事はMicrosoft公式が配布している無償ツールに限定。導入~最初の一歩がPC苦手でも再現できるように、わかりやすく手順を短く揃えました。レジストリ改変や非公式最適化ツールは扱いません。

青い背景に「【保存版】公式&無料で使えるWindows便利ツール10選(2025年版)|入れて損なし・安全に時短」という日本語タイトルが表示されたバナー画像。右側にはWindowsロゴが表示されたノートPCのイラストがあり、画面の横にキラッと光る星のアイコンが添えられている。全体的に初心者向けで安心感のあるデザイン。

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1) PowerToys(定番の“作業効率パック”)

何ができる?
画面分割の「FancyZones」、一括リネームの「PowerRename」、キー入替「Keyboard Manager」、スリープ防止「Awake」、高速ランチャ「PowerToys Run」など、“入れた瞬間にラク”がわかる機能群。Microsoft公式のユーティリティ集です。

導入手順(最短)

  1. Microsoft Storeで「PowerToys」を検索→インストール
  2. 起動後「一般」で「Windowsの起動時に実行」をオン
  3. 使わない機能は各項目でオフ(軽快に保つコツ) Microsoft Learn

まず使うなら:FancyZones(Shiftを押しながらウィンドウドラッグでゾーン吸着)、Alt+Spaceで「PowerToys Run」。


2) Sysinternals Suite(原因究明の“最終兵器”)

何ができる?
Process Explorer/Process Monitor/Autoruns/TCPView/Sysmon…等、プロも使うトラブルシューティング用ユーティリティをまとめて入手できます。ストア配信や一括ZIPが提供されています。

導入手順(最短)

  1. まずは「Sysinternals Suite」のZIPをダウンロードして任意フォルダに展開
  2. よく使うツール(Process Explorer/Autorunsなど)だけショートカット作成
  3. 不具合時に“まず開く”定番を自分の流儀に固定

安全運用のコツ:Autorunsで“無効化”から試し、削除は最後。復帰しやすさを最優先に。


3) Windows Terminal(タブ対応の“現代的ターミナル”)

何ができる?
PowerShell、コマンドプロンプト、WSL(bash)など複数シェルをタブや分割ペインで快適に扱えるターミナル。GPU描画・UTF-8対応・テーマ/ショートカスタマイズも強力。

導入手順(最短)

  1. Microsoft Storeで「Windows Terminal」を入れる
  2. 起動して「⌘」メニューから既定プロファイルをPowerShell等に変更
  3. Ctrl+, で設定JSON/GUIを開き、フォントや配色を好みに調整

活用例Ctrl+Shift+2で縦分割→右でwinget、左でgitなど同時作業。


4) PowerShell 7(クロスプラットフォームな最新シェル)

何ができる?
Windows PowerShell 5.1とは別系統で並列インストールされる最新PowerShell。より高速・最新モジュール対応で、自動化や管理タスクの標準に。

導入手順(最短)

  1. 公式ドキュメントのリンクからMSIを取得(x64/ARM64等)
  2. ダブルクリックでインストール→スタートメニューから「PowerShell 7」を起動
  3. Get-HelpInstall-Module で環境構築を進める

豆知識:既存の5.1を置き換えないので安全に共存できます。


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5) Windows Package Manager(winget:アプリ管理を自動化)

何ができる?
winget install app でアプリのインストール/更新/削除を自動化。複数PCへの環境再現や“まとめアップデート”が一発。Windows 10/11/Server 2025対応。

導入手順(最短)

  1. Windows 10/11なら概ね同梱済み(最新版はストアの「アプリ インストーラー」を更新)
  2. winget --info で動作確認
  3. 例:winget install Microsoft.PowerToys でPowerToysを導入

活用例winget upgrade --all で主要アプリを一括更新。


6) Power Automate for desktop(無償RPAで“手作業”を自動化)

何ができる?
クリック・文字入力・ファイル操作などデスクトップ操作を自動記録→再生。Windows 10/11でMicrosoft Store/MSIから導入でき、管理者権限不要のインストール方法も案内されています。

導入手順(最短)

  1. Microsoft Storeで「Power Automate(Desktop)」を入れる
  2. 起動→フローを新規作成→「記録」から操作をひと通り実施→保存
  3. 次回はフロー実行だけで繰り返し処理

まず自動化するなら:定型リネーム、表データの転記、アプリ起動→ログイン→エクスポートなど。


7) Quick Assist(遠隔で“家族サポート”を安全に)

何ができる?
離れている相手のPCへ安全に画面共有/リモート操作。見るだけ/操作ありを選べ、指示や注釈も入れられます。サポート用途の公式リモート支援です。

導入手順(最短)

  1. スタートで「Quick Assist」を検索して起動
  2. 「支援を受ける/支援する」を選択→表示コードを共有
  3. 相手が許可すると接続開始(信頼できる相手とだけ使う)

8) Microsoft PC Manager(お掃除・軽量メンテをワンクリック)

何ができる?
ストレージのクリーンアップ、不要プロセスの整理、スタートアップ管理、簡易セキュリティ診断などを一括で。Microsoft公式配布の無料ユーティリティです(地域/バージョンで提供状況に差異が出る場合あり)。

導入手順(最短)

  1. 公式サイトからダウンロード→インストール
  2. 起動→「ブースト」「クリーンアップ」「ヘルスチェック」を順に実行
  3. 常駐は控えめに、必要時だけ起動でもOK(既存のセキュリティ製品と役割が重複しないように)

9) Windows File Recovery(消えたファイルの“公式復旧CLI”)【番外・必要時だけ】

何ができる?
NTFS/FAT/exFAT/ReFSからのファイル復旧をコマンドラインで試せるMicrosoft公式ツール。ストアから配布(※成功可否は状況次第、上書き前に即試すのが鉄則)。


10) Snipping Tool / Clipchamp ほか “純正ビルトイン”

  • Snipping ToolWin + Shift + Sで部分キャプチャ→即注釈・保存。
  • Clipchamp:Windows版は無料層あり。簡単編集なら十分。
  • PowerToys Text Extractor(併記):画面上の文字をOCRで抽出し、編集可能に。

用途別おすすめの“最短セット”

  • 作業効率UPが目的
    → PowerToys(FancyZones/Run/PowerRename)+Windows Terminal+PowerShell 7+winget。
  • トラブル/原因究明が目的
    → Sysinternals Suite(Process Explorer/Autoruns/ProcMon)+Quick Assist。
  • 定型作業の自動化が目的
    → Power Automate for desktop(記録→実行)+winget(維持管理を自動化)。
  • ライトなメンテが目的
    → Microsoft PC Manager(クリーン&ヘルスチェック)。

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安全に使うためのメモ

  1. まずは“オンにするだけ”の機能から:戻しやすさ重視(PowerToys/PC Managerなど)。
  2. Sysinternalsは“無効化→様子見→削除”の順:復帰手段を確保。
  3. wingetは“インストール対象を明記”winget install <ID>で誤爆を防止。
  4. リモート支援は“信頼できる相手のみ”:Quick Assistは強力、だからこそ慎重に。

まとめ

“公式&無料”だけでも、日々の作業はここまで快適になります。
まずは PowerToys+winget+Windows Terminal の3点セットで“使う・整える・保つ”の基礎を固め、必要に応じて Sysinternals(原因究明)や Power Automate for desktop(自動化)、Quick Assist(遠隔サポート)、PC Manager(軽いメンテ)を足していくのが王道です。今日から少しずつ取り入れて、あなたのWindowsを“いまの自分に最適”に育てていきましょう。

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