OneDriveフォルダが削除できない・復活する?原因と最新の解決方法【2026年版】

OneDriveイメージイラスト

はじめに

最近、「OneDriveのフォルダが削除できない」「何度消しても復活する」「アクセスが拒否される」といったトラブルが増えています。
とくに Windows 11では“バックアップ(OneDrive連携)”が有効になっていると、デスクトップ/ドキュメント/ピクチャなどが自動でOneDrive配下に同期 され、ユーザーの意図と違う場所が“保護(同期)対象”になってしまうケースが目立ちます。

本記事では、削除できない原因とその解決策を整理し、初心者向けの方法から、管理者権限・PowerShell・リセットまで幅広い対処法をまとめます。

※重要:OneDrive配下のフォルダを削除すると、設定次第ではクラウド側(OneDrive上)のデータも削除対象になります。作業前に、必要なデータは別の場所(外付けSSD等)へ退避してから進めてください。


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主な原因と解決の早見表

よくある症状・原因おすすめの対処法
「ドキュメント」「ピクチャ」などが削除できないOneDriveのバックアップ保護(フォルダー保護)を解除
削除してもすぐ復活する同期を一時停止、またはアカウントのリンクを解除
「アクセスが拒否されました」と表示される管理者として実行し、コマンドで権限を取得
「ファイルが使用中」と出て削除できない原因プロセスを終了する/セーフモードで削除/(必要なら)補助ツール
設定エラーやOneDriveの不具合で消えないPowerShellコマンドやOneDriveリセットを実行

上の表にあるように、原因は大きく分けて「バックアップ設定」「同期状態」「権限不足」「ファイルの使用中」「アプリ/設定の不具合」の5つに分類できます。
まずはご自身の症状がどれに近いかを確認し、その対処法を上から順に試してみましょう。
多くの場合、バックアップ保護や同期をオフにするだけで解決します。

ただし、権限変更やコマンド操作が必要なケースでは、誤操作によるデータ損失のリスクもあるため、必ず大切なデータはバックアップを取ってから進めるようにしてください。ここからは、それぞれのケースごとに具体的な手順を詳しく解説していきます。


対処法①:OneDriveのバックアップ保護を解除する

OneDriveでは、以下のフォルダがデフォルトで「バックアップ保護(フォルダー保護)」対象になっていることがあります。

  • ドキュメント(Documents)
  • ピクチャ(Pictures)
  • デスクトップ(Desktop)

この状態だと、削除してもクラウド同期により復元されたり、そもそも削除が拒否されたりすることがあります。

解除手順

  1. タスクバーのOneDriveアイコンをクリック
  2. 歯車アイコン(設定)→「バックアップ」タブを開く
  3. 「フォルダーの管理」を選択
  4. 保護中のフォルダを「保護を停止」

これでローカル側で削除や移動ができるようになるケースが多いです。

補足:Windowsの「バックアップ(OneDrive連携)」側からも管理できます。
「設定 → アカウント → Windows バックアップ」から、フォルダ同期(OneDrive側の同期設定)を見直せます。


対処法②:同期を一時停止・解除する

同期中のフォルダを削除しようとすると、クラウド側の状態と衝突して「消えない」「復活する」などの挙動になることがあります。

一時的に同期を止める方法

  1. OneDriveアイコンを右クリック
  2. 「同期の一時停止」→「2時間」などを選択
  3. フォルダを削除(または移動)

完全に解除する方法

  1. OneDrive設定 →「アカウント」→「このPCのリンクを解除」
  2. ログアウト後、ローカルフォルダを削除(または整理)

注意:リンク解除は「PCとOneDriveの同期を切る」操作です。削除操作の前に、必要なデータがクラウドに残っている/ローカルに残っている、どちらなのかを確認してから作業しましょう。


対処法③:管理者権限で削除する

「アクセスが拒否されました」など権限エラーが出る場合は、管理者権限で所有権・アクセス権を取得してから削除できるケースがあります。

コマンド例(管理者として実行)

takeown /f “C:\Users\あなたの名前\OneDrive\対象フォルダ” /r /d y && icacls “C:\Users\あなたの名前\OneDrive\対象フォルダ” /grant administrators:F /t

この操作で、対象フォルダの所有権を取得して削除できるようになることがあります。
ただし、OneDriveの同期対象フォルダに対して強引に権限を変えると、同期の整合性が崩れる場合もあるため、可能なら先に対処法①②で同期・保護を止めてから行うのがおすすめです。


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対処法④:Unlockerなどのツールを利用

「使用中」のエラーは、何らかのプロセスがそのファイル/フォルダをつかんでいる状態です。まずは、開いているアプリ(Office、画像ビューア、PDF、エクスプローラーのプレビュー等)を閉じてから再度削除を試してください。

  • どうしても原因が特定できない場合、Unlocker系の補助ツールでロック解除できることがあります。
  • ただし、入手先によっては広告同梱や不要ソフト混入のリスクがあるため、導入するなら信頼できる入手先/ウイルス対策の警告が出ないことを必ず確認してください。

より安全な代替案:「セーフモードで削除」(後述)を先に試すと、追加ツールなしで解決できることも多いです。


対処法⑤:OneDriveをリセットまたは再インストール

OneDrive自体の設定が破損していると、削除・同期・保護解除がうまくいかないことがあります。その場合は、OneDriveのリセットが有効です。

リセット方法

  1. Win + R → 実行で以下を入力
%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe /reset 
  1. 反応がなければ以下で再起動
%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe 

OneDriveのリセット手順は、環境によってパスが異なる場合があります(その場合はOneDriveの実行ファイル場所を確認してから実行します)。

改善しない場合は、Microsoft Storeから再インストール(またはOneDriveアプリの修復)を試してください。


裏技:別ドライブへ移動して削除

削除できないフォルダを Dドライブなど別の場所に移動→削除 すると、権限や使用状態が切り替わり、消せる場合があります。

ただし、OneDrive配下のフォルダを移動すると同期が追従してクラウド側にも影響する場合があります。移動前に、同期が停止しているか(対処法②)を確認してから行うと安全です。


よくあるエラーメッセージと意味

エラーメッセージ原因解決のヒント
「この操作を実行するアクセス許可が必要です」フォルダの権限が足りない管理者として実行、権限を取得して削除
「ファイルは別のプログラムによって使用されています」他のアプリやプロセスがフォルダを使っているアプリを終了する/セーフモードで削除/原因プロセスを止める
「同期中のファイルは削除できません」OneDriveがクラウドと同期している最中同期を一時停止、またはリンク解除後に削除

エラーメッセージは一見すると難しく感じますが、実際には「なぜ削除できないのか」を教えてくれる重要なヒントです。まずは表示されたメッセージが上記のどれに当てはまるかを確認し、それに応じた解決策を順番に試してみましょう。

特に多いのは「権限不足」と「同期中」の2パターンです。どちらも手順を飛ばすと同じエラーを繰り返しやすいので、焦らずステップを踏むことが大切です。迷ったときは、いったん同期を止める(対処法②)→バックアップ保護を解除(対処法①)→削除の順に戻ると成功しやすいです。

Windows 11で強化されたOneDriveの注意点

Windows 11では「Windows バックアップ」やOneDriveの初期設定により、ユーザーフォルダがOneDriveに同期されることがあります。

  • 「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」などがOneDrive配下に保存される
  • 削除しても同期により復元されたように見えることがある
  • ローカル保存に切り替えるには「設定 → アカウント → Windows バックアップ」やOneDrive側のバックアップ設定を見直す必要がある

「勝手にOneDriveに入る」「意図せず同期される」と感じる場合は、まずここを疑うのが近道です。


補足:削除ではなく「非表示」にする方法

どうしても削除できない場合は、非表示化して目に入らないようにする選択肢もあります。

手順

  1. フォルダを右クリック →「プロパティ」
  2. 「隠しファイル」にチェック → 保存

非表示にしておけば普段の作業で邪魔になりませんし、誤って削除してしまうリスクも減らせます。特に「どうしても消せないが、目に入れたくないフォルダ」に有効です。
ただし、PC側で「隠しファイルを表示」に切り替えれば再び見えるため、完全な削除ではない点は覚えておきましょう。


最終手段

  • セーフモードで削除
  • PowerShellで Remove-Item -Force を使用
  • 別ユーザーでログインして削除

ただし、最終手段はあくまでも「本当に他の方法で解決できなかったとき」に選ぶものです。強制的な削除やリセットは、環境によっては思わぬ副作用を招くことがあります。実行する際は必ず重要なデータをバックアップし、可能なら同期停止(対処法②)を行ってから取り組むと安心です。


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まとめ|OneDriveフォルダ削除のポイント

・まずはバックアップ保護・同期設定を見直す(復活する原因の大半)
・権限不足なら管理者コマンドで対処(ただし同期停止後が安全)
・使用中エラーはアプリ終了→セーフモード、必要なら補助ツール
・どうしてもダメならOneDriveのリセット・再インストール
OneDriveは便利な反面、バックアップ保護や同期が絡むと「消せない」状態になりやすいのが現状です。焦らず段階的に試してみてください。

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