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起業初心者におすすめの補助金・助成金一覧【2025年版】
起業には「資金」が必要。でも自己資金だけでは不安…という方も多いのではないでしょうか?
そんなときに活用したいのが、国や自治体による補助金・助成金制度です。
この記事では、起業初心者でも使いやすい支援制度をわかりやすくご紹介します。
1. 補助金・助成金とは?簡単に解説
- 補助金:国や自治体から「事業にかかった経費の一部を後から支給」してもらえる制度。審査あり。
- 助成金:主に雇用や労働環境の整備に対して支給される制度。条件を満たせば比較的通りやすい。
返済の必要はありませんが、申請書類や実績報告が必要なので、計画的な準備が大切です。
2. 起業初心者におすすめの補助金・助成金一覧
制度名 | 支給額(目安) | 特徴・対象者 |
---|---|---|
小規模事業者持続化補助金 | 最大50万円(条件により100万円) | 販路開拓や広告、設備購入などに利用可能。個人事業主OK。 |
IT導入補助金 | 最大450万円 | 業務効率化のためのITツール導入に。申請にはITベンダーとの連携が必要。 |
創業支援等事業計画(自治体連携型) | 市区町村により異なる | 地域独自の創業支援。創業セミナーや税優遇など、手厚いサポートが特徴。 |
地方創生起業支援金 | 最大200万円 | 地方移住やUターン起業に対して支給される。地域貢献型ビジネスに有利。 |
キャリアアップ助成金 | 1人あたり数十万円~ | 従業員の非正規から正規雇用への転換などに活用可能。雇用型起業向け。 |
3. 補助金を受けるための基本ステップ
- 補助金の目的に合った事業計画を作成
- 申請期間をチェックし、必要書類を準備
- 採択後に対象経費を使用・報告書を提出
- 審査に通れば補助金が支給される
※ほとんどの補助金は「後払い方式(立て替え)」なので、ある程度の資金準備も必要です。
4. どこで情報をチェックすればいい?
- J-Net21(中小企業基盤整備機構)
- 経済産業省公式サイト
- 市区町村の公式ホームページ(「創業支援」「起業支援」で検索)
- 商工会議所・商工会
上記では最新の補助金・助成金の情報が入手できます。
5. 補助金・助成金を上手に活用するコツ
- 締切前に余裕をもって申請準備を
- 支援機関(商工会・専門家)のサポートを受ける
- 自分のビジネスに合う制度を絞って活用
▶︎補助金や助成金は確定申告時に申告の対象です。非課税のものが多いので、消費税対象ではありませんが、内容などしっかり考慮して助成を受けてください。
6. まとめ
起業初心者にとって、補助金・助成金は大きな味方です。
ただし、「採択されるかどうか」や「いつお金が入るか」にはタイムラグがあるため、計画性が重要です。
少額からでも活用できる制度があるので、まずは情報収集から始めてみましょう。
次回は、「開業届の出し方とメリット・デメリット」について解説します。
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