【これで直るかも!】USBメモリが認識しないときの原因と対処法|寿命?それとも設定の問題も見極めも!

USBメモリを差しても反応がない…。

「ついにPCの寿命かも…」と不安になるその瞬間、ありますよね。でも、意外とちょっとした設定変更や確認作業で、スッと認識してくれるケースも多いんです!

この記事では、USBメモリが認識されないときに考えられる原因と、自宅でできる対処法を段階別にわかりやすくご紹介します。

初心者の方も安心して読めるよう、写真や図がなくても試せる手順にしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

よくある原因とは?まず確認してほしいポイント

PCにUSB画認識しなくて困っている男性
PCにUSB画認識しなくて困っている男性

USBメモリが認識されない理由は、主に以下の5つが考えられます。

  • USBポートの物理的な接触不良
  • ドライバーの不具合
  • USBメモリ自体の故障
  • ドライブ文字が競合している
  • PCの電力供給や設定の問題(特に古いPC)

ステップ1:物理的な接続トラブルをチェック

別のUSBポートに挿してみる

意外なほど多いのが、USBポート自体の接触不良や汚れによる認識失敗です。

まずは、他のポートに差し替えてみてください。USB 3.0(青色のポート)ではなく、USB 2.0のポートで認識することもあります。

他のUSB機器と入れ替えて試す

マウスや外付けHDDなど、他のUSB機器が正常に動作するかもチェックしましょう。もし他の機器も反応がない場合、PC本体側のUSBコントローラーのトラブルの可能性があります。

ステップ2:デバイスマネージャーで確認&ドライバー再認識

  1. スタートメニューを右クリック →「デバイスマネージャー」を開きます
  2. 「ディスクドライブ」や「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」に、警告マークが出ていないか確認
  3. 該当するUSB機器があれば、右クリックして「デバイスのアンインストール」
  4. USBを抜いてから再度挿すと、Windowsが自動で再認識します

ステップ3:ドライブ文字が競合している場合の対処法

  1. スタートボタンを右クリック →「ディスクの管理」を開きます
  2. USBメモリが「未割り当て」や「ドライブ文字なし」と表示されていないか確認
  3. 表示されている場合は、右クリック →「ドライブ文字とパスの変更」から新しい文字を割り当ててください

ステップ4:USBメモリのファイルシステムが対応外

USBメモリの形式が「exFAT」や「Linux系フォーマット」だと、古いWindowsでは認識できないことがあります。

裏技:コマンドプロンプトでフォーマット情報を確認

①スタートで「cmd」と検索 →「管理者として実行」

②以下を入力してください

diskpart
list disk
select disk 〇(※USBの番号を選ぶ)
list partition

→ ここで「RAW」や「Unknown」と表示されていたら、フォーマットされていない状態、または壊れている可能性が高いです。

ステップ5:古いPCで電力供給が不足している可能性も

USBメモリを読み込むのに微弱な電力が必要ですが、古いノートPCやバッテリー駆動中の機器では、供給不足で認識できないケースがあります。

【対処法

  • ACアダプターを接続して再試行
  • USBハブ(セルフパワータイプ)経由で接続
  • BIOSでUSBレガシーサポートを「有効」にする(※上級者向け)

それでも認識しない場合は…

  • 他のPCにUSBメモリを挿してみて、同様に認識されなければ、USBメモリ自体が故障している可能性大です。
  • Windowsが破損している場合もあるため、「USBメモリが認識しない+他にも不具合多数」なら、Windowsのクリーンブートや修復インストールを検討するのも一つの方法です。

まとめ:寿命と決めつける前に、ひとつずつ確認を!

USBメモリが認識されないと、「ああ、もう寿命か…」と思いがちですが、実はかなりの確率で設定や電源、ドライバーの問題が原因です。

「やることの整理」がしやすいように、以下にわかりやすい一覧表を作ってみました。

チェック項目内容とポイント
USBポートの変更他のポートに差し替えて認識するか確認。USB2.0側が安定する場合も。
他のUSB機器で検証マウスや他のUSBデバイスが動作するかで、PC側の故障かを判断。
デバイスマネージャーの確認不明なデバイスや警告マークが出ていないかチェック。
ドライバーの削除と再認識一度アンインストールして再接続することで、正常に再認識することも。
ディスクの管理で確認ドライブ文字が未割り当ての場合は、新たに割り当てる。
ファイルシステムの確認exFATやRAWなど、非対応形式になっていないかをコマンドで確認。
電源供給の不足AC電源を接続して再試行。またはセルフパワーUSBハブの使用も検討。
他のPCで試す他のパソコンでも認識されなければ、USBメモリ自体の故障の可能性が高い。

今回ご紹介した手順を一つずつ試していただければ、復活する可能性は十分にあります。あきらめる前に、ぜひ確認してみてください。