今日は上級心理士の管理人が、仕事で心が疲れた時に自分を助けてくれるお金の話をしたいと思います。
サクッと読めると思ので、良かったら最後まで読んでみてください。
心が疲れてきても、養う家族がいたり、生活があると『我慢して今の環境にとどまるしかない』と思い込んでいませんか?しかし、そうすることで、自分の心は取り返しがつかない程、病んでしまいます。
そうならない為に必要なのは【お金】だと思うのです。
充分なお金があれば、退職できる
お金さえあれば休息できる
と自分の為に答えが出せるのです。
しかし、今の日本にはそう出来る助成金や補助金が多くありません。
が、無いわけでは無いのです!
あるんです!
だから、自分にとって良い道を選んで欲しいから、今日はこの記事を書きました。
決して変な案件紹介とかではありませんから、安心してくださいね(笑)
「心の病気は甘えではありません。」
という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし、仕事で鬱状態になった時、経済的な不安が追い打ちをかけることは少なくありません。仕事で鬱や精神疾患になってしまった方が知っておきたいお金の問題や解決策、支援制度について詳しく解説したいと思います。
り戻すために
仕事で鬱になった時に直面するお金の問題とは?
鬱や精神疾患で仕事を続けることが難しくなると、収入の減少や、場合によっては失業が避けられない状況に陥ります。その結果、経済的問題が生じることがあります。
• 収入減少:欠勤や休職によって給与が減る。
• 医療費の増加:通院や薬の費用がかさむ。
• 生活費の不安:家賃や光熱費など基本的な支出が負担に。
これらの問題に直面すると、精神的な負担がさらに増してしまい、症状を悪化させてしまうおそれがあります。
公的な支援制度があるって知っていますか?
私は長く、社会保険関係のお仕事もしていたのでよく知っているのですが、公的に支援してくれる制度はちゃんとあります。しかしそれらを利用するには、本人が会社の人事部の人や上司に相談がする必要があります。しかし当事者が精神疾患で公的支援を受ける事に対して『恥ずかしさ』や『情けなさ』という自分のプライドが勝ってしまい制度を利用する人が少ないのも事実です。
また、本人意外にも、家族が
「そんな事は無い」
と否定するケースもあります。このような理由で公的支援を利用しない事に関して、私は少し腹立たしさを感じています。
① 傷病手当金
健康保険に加入している方が、病気やケガで働けなくなった場合に、給与の一部を補填してくれる制度です。
主な条件:
• 会社の業務外の理由で病気やケガを負った場合
• 4日以上連続して仕事を休んでいる場合
支給額:
標準報酬日額の約67%が最長1年6カ月支給されます。
>>請求方法・・会社の社会保険担当の方に事情を説明すると傷病手当金を請求する用紙がもらえます。(ほとんどは社会保険担当の方が記載してくれます)その中に、病気を証明してもらう診断書があるので、それを主治医に記載してもらいます。
これは精神疾患だけでなく、業務中の事故やけがにも適用される制度です。基本が自分の収入に対して67%なので、それほど沢山もらえるわけではありませんが、傷病手当をもらいながら退職しても最長1年6カ月もらえるので、すぐ働けない人にとっては使える制度です。
② 雇用保険の失業手当
失業した場合に、生活費を支えるための給付金です。特に鬱を理由に退職した場合、「特定理由離職者」として手厚い支援が受けられる可能性があります。
>>特定理由離職者とは・・やむを得ない理由で退職した人を指し、通常の失業保険より手厚い給付が受けられる場合があります。主に以下のような理由が該当します:
• 会社都合による解雇や倒産
• 契約期間満了に伴う退職
• 疾病や怪我による退職
うつ病や精神疾患も該当する可能性があります。ただし、医師の診断書や詳細な退職理由の証明が必要になり、ハローワークで認定を受けることが条件です。
前向きな暮らしを取り戻すために・・
仕事のストレスなどで鬱や精神疾患になり仕事が難しくなった時、何よりも大切なのは「一人で抱え込まないこと」です。
家族や友人に相談しづらい場合は、専門家に相談し、適切なサポートを受けましょう。
近くの病院が嫌なら、遠く離れた街で診察を受けてもいいじゃ無いですか?もしかしたらその方が、心の内を全て吐き出せるかもしれません。
私も数年前、仕事が辛く辞めたいと悩んでいた時、東京の小伝馬町の心療内科で診察を受けました。
もちろんこの時はじめて「小伝馬町」に降り立ったのですが、周り一面ビジネス街で、病院の待合室もビジネスマンでいっぱいでした。
>>私が行った東京都中央区にある「おりたメンタルクリニック」
ここへはネットで見つけて行ったのですが、とても優しい先生で話をしっかり聞いてくださいます。そして「無闇に薬を出さない」という点がオススメポイントです。
私の場合は「仕事を辞める方向で考えましょう。お薬は飲む必要無いですよ」とお話だけして帰ってきました。おかげで今は元気で過ごしています。
そして、多くはありませんが、公的な制度を活用することで経済的な不安を軽減し、治療に専念することが可能なのです。小さな一歩でも、少しずつ前を向いて進むことで、きっと状況は良い方向に向かいます。この記事がその一助となればと願っています。