8月24日はWindows 95発売記念日|歴代Windowsの進化史と面白トリビア

Windowsの進化を示す年表イメージ。1985年Windows 1.0、1990年Windows 95、2000年Windows XP、2020年Windows 11のロゴが横並びに配置され、青い背景に各年代が表示されている。

1995年8月24日、Windows 95がアメリカで発売され、世界中で大きな話題となりました。そこから約40年、WindowsはUI・機能・デザインなどあらゆる面で進化を遂げ、私たちの生活やビジネスに欠かせない存在となっています。本記事では、1985年のWindows 1.0から最新のWindows 11まで、歴代バージョンの進化を年表とともにわかりやすく解説。さらに、当時の裏話や面白いトリビアも交えて、Windowsの歴史を振り返ります。

Windows年表

バージョン主な進化/出来事
1985Windows 1.0MS-DOS上の初GUI。11/20に発売。
1987Windows 2.0ウィンドウの重ね表示・デスクトップアイコン・ショートカット導入。
1990Windows 3.0本格普及の転機。カラーUI・高速化。
1992Windows 3.1TrueTypeフォントを標準搭載(印刷品質が飛躍)。
1995Windows 958/24発売。スタートメニュー&タスクバー、PnPで家庭に普及。
1996Windows NT 4.0業務向けNTに95風シェル採用(8/24にWorkstation版GA)。
1998Windows 98USB普及・FAT32・Web統合。6/25発売。
2000Windows 2000 / Me2000はAD導入(2/17)。Meは家庭向け9x最終(9/14)。
2001Windows XPNTと9x系の統合完成形。10/25発売。
2007Windows VistaAeroグラス・UACなどを導入(1/30)。
2009Windows 7軽快・安定で大人気(10/22)。
2012 / 2013Windows 8 / 8.1タッチ最適化。8は10/26、8.1は10/17。
2015Windows 10スタート復活・WaaSへ(7/29)。
2021Windows 11中央タスクバー、要件厳格化、10/5提供開始。

Windowsの進化 ― 年ごとの解説&トリビア

1985:Windows 1.0

MS-DOS上に“重ならないタイル型”のウィンドウを持つGUI環境として誕生(米国で11月20日リリース)。ペイント・メモ帳・電卓など基本アプリを同梱。コード名は「Interface Manager」として知られます。 

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1987:Windows 2.0

ウィンドウの重ね表示、デスクトップアイコン、ショートカット、16色VGA対応など、GUIらしい操作感が整備されました(12月9日)。 

1990:Windows 3.0

5月22日リリース。プログラムマネージャによるランチャー、カラー表示、速度面の改善で初の大ヒット。以降の普及の土台に。 

1992:Windows 3.1

4月の3.1でTrueTypeが標準化し、印刷やDTPの品質が飛躍的に向上。後続のNT 3.1でラスタライザが改良され、95/NT 3.51ではv1.66へ進化します。 

1995:Windows 95(8/24)

スタートメニューとタスクバーを導入、PnPで周辺機器接続が容易に。ローリング・ストーンズ「Start Me Up」を起用した大型キャンペーンも象徴的でした(使用料は数百万ドル説が流布、3百万ドル説も出所あり)。 

発売当日の舞台裏と曲の権利獲得の経緯は、当時の米MS幹部Brad Chaseの回想が詳しいです。 

※豆知識:初期のWindows 95はIEが同梱されず、別売のPlus! PackでIE 1.0が提供されました。 

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📖 世界を変えたコンピュータの歴史

1996:Windows NT 4.0(8/24 Workstation GA)

企業向けNT系にWindows 95風シェルを採用し、使い勝手が大きく向上。RTMは7/31。 

1998:Windows 98(6/25)

USB普及の起爆剤となり、FAT32で大容量HDD対応。Web統合(Active Desktop)も話題に。 

2000:Windows 2000 / Windows Me

Windows 2000は2/17に一般提供。Active Directoryで企業IT基盤を近代化。Windows Meは9/14、家庭向け9x系の最終版。 

2001:Windows XP(10/25)

NT/9x統合の完成形として長期に愛されたOS。標準壁紙「Bliss」は1996年にナパ–ソノマ郡境付近で撮影された写真で、世界で最も見られた写真の一つに。 

2007:Windows Vista(1/30)

AeroグラスやUACなどセキュリティ・UIの刷新。ただし当時のハード要件の高さや互換性で評価は割れました。 

2009:Windows 7(10/22)

Vistaの反省点を磨き上げ、軽快さと安定性で企業・家庭ともに大ヒット。 

2012 / 2013:Windows 8(10/26) / 8.1(10/17)

タッチ最適化とModern UIへ大転換。スタートメニュー廃止を巡る反発を受け、8.1で要望を一部取り込んで改善。 

2015:Windows 10(7/29)

スタートメニュー復活、無償アップグレード開始、Windows as a Serviceで継続的に機能進化。 

2021:Windows 11(10/5)

中央寄せタスクバー、丸みのあるUI、要件(TPM 2.0等)の厳格化、段階的ロールアウトで提供開始。 

WindowsトリビアBOX

「Start Me Up」とスタートボタン

曲名と“Start”ボタンの言葉遊び。使用料は800万〜1400万ドル説が広まった一方、300万ドル説も出所に実名で反論あり(当時の報道・回想)。  

Windows 95はフロッピー何枚?

13枚構成で、しかも通常より多くのデータを収められるDMF形式の特別なフォーマットが使用されていました。

「Windows 10が“9”を飛ばした説」

Windows 95/98を“Windows 9”と判定してしまう古いコードを回避するためという噂と、純粋なマーケティング戦略によるものとする説があり、いずれも公式に確認されたわけではなく都市伝説に近い扱いとされています。 

コードネーム文化

95=Chicago、XP=Whistler、Vista=Longhorn。Longhornはウィスラーとブラックコム(スキー場)の間にあるバーの名前に由来しています。 

XP壁紙「Bliss」

撮影は1996年、カリフォルニアのナパ–ソノマ郡境付近。加工なしのポジ写真が採用されたことで有名です。  

スタートメニューの“消えて戻った”歴史

95で誕生 → 8で廃止 → 10で復活。UIの定番がユーザー要望の強さを物語ります。  

まとめ:95年の“Start”から、AI時代のWindowsへ

1995年8月24日のWindows 95を起点に、WindowsはUI・フォント・ネットワーク・セキュリティの各層で大きく進化してきました。表で全体像をつかんだうえで、各年の背景とトリビアを読むと“技術の系譜”が立体的に見えてきます。現在はWindows 11でハード要件を厳格化しつつ、デザインとセキュリティ、そしてAI連携に軸足を置いたモダンOSに。スタートメニューが象徴する“人の使い方”の文脈を守りながら、新しい体験を重ねている――そんな歴史です。 

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