【2025年8月最新】えっ、OSって選べるの?買い替えずに快適に使える「代替OS」教えます!

「Windows 10の後に選ぶなら?代替OS比較ガイド」と書かれたバナー画像。中央のノートパソコン画面に、Linux Mint・Zorin OS・Ubuntu・ReactOSのロゴが並び、周囲にパズルや疑問符のアイコンが配置されたやさしい配色のデザイン。

2025年10月14日に終了予定とされていたWindows 10の無償サポートについて、設定同期(Windows Backup)を利用すれば1年間の無料延長が可能になりました。ただしそれ以外の方法では最大で1年分の有料延長(1台$30)にとどまります。

この記事では、2025年8月現在における最新情報をもとに、代替OSの選び方や移行の流れをご案内します。


Windows10ユーザの中には

「このPC・・まだ使えるのに・・」

と思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで注目されているのが「代替OS(だいたいオーエス)」という選択肢です。

代替OSってなに?

「代替OS」とは、Windows以外のオペレーティングシステム(OS)のこと。

無料で使えるものも多く、古いパソコンでも軽快に動作します。

「難しそう」と感じるかもしれませんが、最近の代替OSはとても親切設計。

マウスで操作できて、WordやExcelに似たソフトも最初から入っているものがほとんどです。

代表的な代替OS 5選【2025年最新版】

以下の表では、特に人気の高い代替OSを、特徴やおすすめ用途とともに紹介します。

OS名特徴こんな人におすすめ
Linux MintWindowsに近い見た目で初心者向け。動作も軽く、日本語対応も良好。とにかくわかりやすく、違和感なく使いたい人
Zorin OSWindows風のUIに特化。見た目も美しく、慣れやすい。「Windowsのように使いたい」人に最適
UbuntuLinux界の王道。情報が豊富で、ビジネス・学習にも対応。少し詳しくなってもいい、長く使いたい人
ChromeOS FlexGoogle提供。GmailやGoogleドキュメントと相性抜群。超軽量。とにかく軽く、ネット中心で使う人
ReactOSWindowsそっくりだが、開発中。趣味向け。実験的に試したい人向け

【補足】

▶︎Chrom OS Flex・・2025年8月時点で、日本語入力やオフラインアプリの安定性が改善。旧PC再利用の事例も増加中です。

▶︎Zorin OS・・最新版17.2で日本語フォントが改善され、初期状態でも見やすくなっています。


こうして見ると、「代替OS」といっても意外と種類が多く、それぞれにちゃんと個性や得意分野があることがわかります。なかでも「Linux Mint」や「Zorin OS」は、初心者向けに設計されており、今までWindowsしか使ったことがない人でも安心して使える設計になっています。

まずは興味のあるOSをひとつ選んで、次のセクションで紹介する「用途別のおすすめ」や「インストールの流れ」などと照らし合わせて、自分に合ったものを見つけていきましょう。

「じゃあ、どれを選べばいいの?」という方へ

選ぶポイントはたった3つです。

  1. 見た目がWindowsに近いかどうか
  2. 自分のパソコンでちゃんと動くか(軽さ)
  3. 何に使うか(仕事/学習/趣味)
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用途別おすすめOS一覧

用途おすすめOS理由
ネット・メール・YouTubeChromeOS Flex / Linux Mint軽くて起動が速く、すぐ使える
文書作成・表計算Zorin OS / Linux MintLibreOfficeが最初から使える
プログラミング学習Ubuntu開発環境が整っており、情報も豊富
古すぎるPCで再利用ChromeOS Flexとにかく軽いので、HDDでもサクサク

ご覧のように、どのOSにも得意分野があります。

大切なのは、「自分が何にパソコンを使っているか」をしっかりイメージすることです。

たとえば、メールやYouTubeだけならChromeOS Flex、

文書作成がメインならLinux MintやZorin OS。

もし「ちょっと勉強もしてみたい」という気持ちがあるなら、Ubuntuにチャレンジするのも面白いかもしれません。

インストールって難しいの?

心配はいりません。最近の代替OSは次のような手順で導入できます。

  1. 公式サイトからISOファイルをダウンロード
  2. USBメモリに書き込む(専用ツールあり)
  3. PCをUSBから起動して、画面の指示に従うだけ

Windows 10から乗り換える場合、事前に外付けSSDやクラウドにデータをバックアップしておくと安心です。特に写真や書類は移行時に消えてしまう可能性があるため注意してください。

☝️一度もWindowsを消さずに、「試すだけ」のお試しモード(Liveモード)もあります!

また、 代替OSのインストールには、信頼性の高いUSBメモリ(16GB以上)が必要です。

▶︎ 高速USBメモリをでチェック

セキュリティ面は?

Linux系OSはセキュリティが強固で、ウイルスのリスクが低いのが特徴です。

もちろん、基本的な設定(パスワード管理や更新)は必要ですが、Windowsよりも狙われにくく、安全性が高いと言われています。

代替OSで本当に大丈夫?」よくある疑問に答えます

Q1. 仕事で使えるの?WordやExcelは使えないの?

代替OSには「LibreOffice(リブレオフィス)」という無料のオフィスソフトが標準で入っている場合が多く、Word・Excel・PowerPointとほぼ同じような操作が可能です。

Microsoft Officeそのものではありませんが、.docxや.xlsxの読み書きもでき、簡単な文書作成や表計算には十分対応できます。

どうしても本家Officeが必要な場合は、Web版のOffice(Office Online)を使うという手もあります。これはChromeOSやLinuxでも動くため、意外と問題なく仕事で使えるケースが多いのです。

Q2. プリンターやWi-Fiはちゃんと使える?

最近の代替OSは、多くの周辺機器にも対応しており、エプソン・キャノンなどの家庭用プリンターも自動認識されることが多くなっています。

また、Wi-Fiも基本的にOSインストール直後から使えるようになっていることが多く、設定はWindowsとほぼ同じ感覚で行えます。

古い機種でうまく動かない場合でも、代替ドライバを導入したり、メーカーのLinux用対応情報を確認すれば解決できることも多いです。

なお、法人向けの複合機や一部の古い周辺機器では、Linux用ドライバが提供されていない場合があります。事前に公式サイトやフォーラムで対応状況を確認しておきましょう。

Q3. インストールして後悔しない?

不安な方には、「USBから起動して試せるLiveモード」がおすすめです。これは、パソコンに一切インストールせず、USBメモリから直接代替OSを起動して“お試し操作”ができるモードです。

この方法を使えば、今使っているWindowsには何も影響を与えず、見た目や使い心地を事前に確認できます。気に入ればそのまま本格導入、気に入らなければUSBを抜くだけで元通りという安心設計です。

複数のOSを使い分ける「デュアルブート」も可能

少し慣れてきた方や「Windowsもまだ少し使いたい」という方には、「デュアルブート」もおすすめです。これは、1台のPCにWindowsと代替OSを共存させて、起動時にどちらかを選べるようにする方法です。

例えば、「普段はLinuxで安全・快適にネットや文書作成」「どうしてもWindowsでしか動かないソフトがあるときだけWindowsを起動」といった使い分けが可能になります。

インストール時に「Windowsを残してインストール」を選ぶだけでOKなOSも多いため、思ったよりもハードルは高くありません。

まとめ:慌てなくていいけど、今から準備しよう

この記事は2025年8月時点の情報に基づいています。

Windows 10は有料の延長サポートを利用すれば2026年まで使えますが、無償サポートは2025年10月14日に終了します。買い替えを迷っている方は、終了日までに代替OSをLiveモードで試すなど、移行の準備を進めておくのがおすすめです。

  • Windows 10のサポート終了=すぐにPCが使えなくなるわけではありません。
  • でも、セキュリティリスクや不具合は避けられません。
  • 買い替えに悩んでいるなら、まずは代替OSを試してみる価値は大いにあります!

パソコンのOSを変えるなんて、最初はとても大きなことのように感じるかもしれません。

でも、今は「お金をかけずに、安心して、パソコンを使い続ける方法」がしっかり用意されています。

買い替えずにPCを延命したい。

安全にネットや仕事を続けたい。

と、思われた方は、まずはひとつ試してみてください!

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