今日はCMでよく見る『国民年金基金』のお話をしようと思います。
日本年金基金とは
日本年金基金とは、老後の所得保障の役割をになう制度で『*老齢年金』に上乗せする*第一号被保険者の為の年金です。
国民年金基金の年金額シミュレーション
(令和3年現在)
年齢50歳 男性が毎月36、300円を60歳まで掛けた場合、
65歳から毎月20、000円を一生涯受け取る事ができます。
もっと早い年齢から掛けてみます。
年齢30歳 男性が毎月20、600円を60歳まで掛けた場合
65歳から毎月40、000円を一生涯受け取れます。
(税額控除は約50、000円←収入によって誤差あります。)
もし死んでしまったら掛金はどうなるの?
保証期間満了までに死んでしまった場合は、加入時年齢と死亡時年齢、死亡時までの掛金納付期間に応じた額の一時金が遺族に支払われるようです。(遺族に支払われる一時金の額は、払い込み額を下回ることもあるようです)
払込み方法
払い込みには
・1年分の掛金をまとめて払う前納制度(割引き有り)
・口座引き落とし(残高不足の際は翌月2ヶ月分を引落)
・払込取扱票で支払う
などがあります。
事業が苦しくなり支払えなくなった時
事業が苦しくなり、やむをえず掛金を支払えなくなった場合は[一時中断]が可能です。また、途中脱退しても加入期間の長さを問わず、納めた掛金については将来年金として受け取ることが可能です。
最後に
個人事業主さんにとって、将来の年金にプラスする公的制度なのでお得感はあるかと思います。自分が亡くなった場合でも一時金として遺族にお金も残せます。
また公的制度なので、毎年の所得税の控除対象で使えるため節税対策にもなります。(掛金額の全額控除できます)
「興味あるなぁ・・」と思われた方は、公式サイトで詳細をご覧になってください。
シミュレーションもあるので、いくら払っていくらもらえるか?また、税額控除はいくらなのかも診断できます。
もらえる年金額はお得感はありませんが、税額控除に使える「国民年金基金」です。自分の家計と相談して余裕があれば、是非加入してみてはいかがでしょうか?