『時短レシピ』というと、電子レンジを思い浮かべる方も多いのでは無いでしょうか?
実は電子レンジを使うよりホッコリ美味しく、素材の味を生かす調理方があるんです‼️それは土鍋を使うのです。
じゃがいもは皮を剥かずに火を入れるべし!
じゃがいもに早く火を通そうとした時、皮を剥いて小さく切ってレンジでチンしたりしますが、それだと旨みが流れ出る恐れがあります。
しっかり土や汚れを落として皮ごと茹でるのが、美味しく仕上げるコツです。
土鍋にじゃがいもを入れ、水を芋がひたひたに浸かる程度入れて火にかけます。
2分程度沸騰させたら火を止め、しばらく放置です。その間に、他の料理の用意をします。
土鍋を使う事で、ホッコリとした美味しいふかし芋が出来上がります。これを使ってポテトサラダを作るのがお勧めです。
土鍋で茹でたじゃがいもを使ってポテトサラダを作ろう!
材料2人分です。
・じゃがいも 2個(中サイズ・200グラム)
・玉ねぎ1/4個
・きゅうり 適当
・にんじん 適当
・ハム 2枚程度
・マヨネーズ 大さじ5
・塩コショウ 少々
[作り方]
①じゃがいもを皮ごと土鍋で茹でる
(大きさにもよりますが、竹串でさしてスッと通ればOKです)
②じゃがいもをつぶす。
(マッシャーがなければ木べらで潰すと簡単です。)
③玉ね義、人参は薄くスライスし、耐熱皿にのせレンジで500W2分加熱する。
(あら熱を取り、余分な水気は絞っておくと美味しくできます)
④きゅうりは輪切りにして、お好みで塩をする。(しなくてもOK)
⑤ハムは短冊切りする。
⑥全ての材料をボールに入れ塩コショウ少々とマヨネーズを入れて和えて出来上がりです!
じゃがいも料理の注意点
じゃがいもは、リンやマグネシウム、カリウムを含んだ食品です。やや炭水化物が多めなので敬遠されがちですが、食物繊維もありますし、うまく料理に活用したい食材です。
しかし、そんな万能のじゃがいもにも注意点があります。
じゃがいもの芽は食べてはいけない
じゃがいもの芽と緑色になった部分には、天然毒素が含まれているので完全に取り除いて下さい。
じゃがいもの天然毒素を食べるとどうなるの?
じゃがいもの芽や緑の部分に含まれている天然毒素(ソラニン・チャコニン)を食べてしまうと
・嘔吐、吐き気
・下痢
・腹痛
・頭痛
・めまい
などの症状が出ることがあります。万が一、このような症状が出た場合は、至急お医者さんに診てもらって下さい。
最適なじゃがいもの保存方法
1年中見かけるじゃがいもですが、どこで保存していますか?実は保存に適した場所があります。それは
暗くて涼しい、通気性の良い場所です。
冷蔵庫で保存する必要はなく、暗くて風通しの良い涼しい場所ならどこでも平気です。
*20度以上になるとじゃがいもは発芽したり、腐敗しやすくなります!
じゃがいもの冷凍には注意が必要です!
じゃがいもを冷凍すると、糖度が高くなり料理方法によっては毒素が発生する可能性があるってご存知ですか?
そうなんです。冷凍されているポテトはありますが、これを真似てご家庭でじゃがいもを冷凍してしまうと、油で揚げた時にアクリルアミドという有害物質が大量に発生する可能性があると言われています。
しかし、不思議なことに煮物にするとアクリルアミドはできにくく、甘味も増して美味しく食することができます!
このアクリルアミドをご家庭でも減らして安心して調理できる方法があるようです。農林水産省のサイトで見つけましたので、ご興味のある方は是非、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
じゃがいもは1年中購入できて、煮ても焼いても、油で揚げても美味しい食材です。その食材を知って、美味しくいただきたいと思います!