今日は赤ちゃんのお話です。
こんな風に寝てくれると天使に見えるのですが
泣き出すとなかなか泣き止まないのが新生児(赤ちゃん)です。
無く理由は、皆様ご存知の通り
・お腹が空いた(おっぱい欲しい)
・おしっこ・うんちが出て気持ち悪い
などありますが、それ以外で泣く事も多く、若いママさんにとって
『なんで泣いてるのー!』
とママさんの方が泣きたくなる時もあるのではないでしょうか?
赤ちゃんの泣き声パワー
赤ちゃんが泣きはじめると、母親は寝ていてもパッと目が覚めますし、母乳で育てているお母さんは泣き声を聞くだけで胸が張って、オッパイが溢れてきます。
『うちの夫は全然起きない』
という声をよく聞きますが、それはおそらく本能の違いもあるのでしょう。。
赤ちゃんが泣く理由
先ほども言いましたが、赤ちゃんが泣く理由の第一位が
『お腹がすいた』
のようです。
『おしっこが出て気持ち悪い』に関しては、最近の紙おむつの進化で、よっぽどの事が無い限り「お尻が濡れて気持ち悪い」とは思わなくなっているようです。
理由がわからなくて泣いている赤ちゃん
おっぱいでも無く、オムツでも無い場合に、よく言われるのが『黄昏泣き』です。夕方になると泣くという現象を言うようですが、それにも諸説あるとのこと。
こうして原因がわからないまま泣く赤ちゃんですが、1つ試して欲しい事があります。
1度試して欲しい!結構泣き止む実績あり
赤ちゃんが泣く理由の一つに「お母さんの心拍数」があると感じています。赤ちゃんにとってお母さんは、お腹の中からずっと一緒にいる存在です。そのお母さんがイライラしたり、睡眠不足やストレスなどの理由で、心拍数が早くなってくると赤ちゃんはとても不安になり意味もなく泣きます。
これは、パパさんやご両親、義両親の協力も必要なのですが
産後のママさんにあれやこれや求めないで欲しい
のです。産後は本当に大変で、しっかり体調が戻るまで1年は軽くかかると思うのです。それなのに、育児と家事の両立なんて無理です。母乳のママさんは特に、母乳を出す為に(血液から母乳は作られるので)24時間フル稼働で体力を消耗しています。心身ともに疲弊しているのです。そこを家族みんなが理解していて欲しいと思っています。
その方法とは
赤ちゃんが意味もなく泣き出した時、試して欲しいことがあります。それは
ゆっくり1、2、3くらいのペースで息を吸い
ゆっくり1、2、3くらいのペースで息を吐くを繰り返して欲しいのです。
『なんだ、そんな事か』
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際自分の脈を測ってみると知らず知らずの内にかなり早くなっていて、赤ちゃんは意味もなく不安でたまらなくなっているかもしれません。
この方法の注意点
この呼吸法の最大の難点は赤ちゃんの泣き声です。つい泣き声につられてイライラしてしまいがちですが、自分の呼吸に集中して下さい。
そして赤ちゃんが次第に落ち着いてきたら、赤ちゃんの呼吸よりちょっとだけゆっくり背中を優しくトントンしてあげて下さい。
最後に
赤ちゃんが泣く声にストレスを感じるママさんも多くいます。私も何度か赤ちゃんをお預かりした事もあります。
もし、いろんな事を試してみたけれどダメだった場合、是非1度この呼吸法を試してみて下さい。
この呼吸法の基本は『ママが落ち着く+ママの呼吸がゆっくりになる』
事です。毎日育児は大変です。頼れる人は頼って、自分が限界にならないようにして下さいね。
余談ですが・・・
「夜驚症(やきょうしょう)」という言葉をご存知ですか?夜寝ているなど突然叫ぶように泣く子供の症状を言いますが、この場合のお話を少しだけしたいと思います。
<これは私が病院の先生から聞いた話です>
夜驚症は、深い眠りの途中で目が覚めてしまった事で泣き叫び出すので、無理になだめる必要はないとの事。
夜驚症の場合は、声をかけたりあやしたとしても10分程度は泣き止まないそうで
「あぁまたか・・」と思って見守ってあげると良いそうです。(ただ、泣きすぎてひきつけを起こす場合もあるので、必ず寝るまで見守る事が必要です。)
新生児を育てるのは本当に大変です。赤ちゃん1人1人、個性が違うので「これが絶対!」なんて事は無いと思います。いつも赤ちゃんも1番そばにいるママさんが考える「うちの子に合った方法」を見つけてみてください。育児、応援しています!