今日は【要注意】こんな副業の誘い文句は信じてはいけません!というお話です。
最近、SNSや広告で「簡単に稼げる!」「1日3万円稼げる」などという甘い誘い文句を目にすることが増えています。副業を始めようと考えている方にとって、魅力的に見えるこれらの言葉ですが、残念ながらその多くは嘘や誇大広告である場合が多いのです。
そんな、よくある怪しい誘い文句の例と、その見分け方について詳しく解説していきます。
是非、お子様や学生のみなさまにも知っておいて欲しい事なので、最後まで読んでみて欲しいです!
「月収100万円も夢じゃない!」は要注意
副業の広告でよく見かける「月収100万円」というフレーズ。
他にも「ひと月で50万円」など、とても魅力的です。私だってそんなに稼げたらって思います。
でもでも、冷静に考えてみてください。本当に短期間でこれほど稼げる副業があれば、世の中の多くの人がすでに実践しているはずなのです。
しかも、それほど稼げるなら競合も多いはず!
本当にそれだけ稼げる案件なら誰にもいうはずありません。
なのになぜ騙されてしまうのか?
普通に冷静になって考えると「変な話だ」と思えるのですが、なかなかそうでもありません。
何故、こんなわかりやすい嘘を信じてしまうのか?それは深層心理にあるのです。
上級心理士の私が、詳しく説明していきたいと思います。
• 心理的な焦りにつけ込まれる
簡単にいうとこれらの甘いフレーズは
「お金が必要」
「今すぐ稼ぎたい」
という気持ちに付け込む手法なのです。
・買い物をしすぎて支払いにお金が足りない
・手っ取り早くお金を稼いで楽したい
など、お金が無い状態を苦痛に感じている人にとっては、藁をも掴みたくなるのでしょう。そういう心理状態の時に、このような「簡単に稼げます」「未経験で高収入」などのフレーズを見ると騙されてしまう確率が高いといえます。
• 成功例ばかりが強調される
このパターンでは、成功したごく一部の例を引き合いに出して、多くの人が稼げるように見せかけています。
本当にそうして儲けた人もいるかもしれませんが、それは最初に手がけた一部の人でしょう。後から参入した人まで稼げる美味しい話はありません。
例え砂金が山ほどあったとしても、底をついてしまいます。
「在宅ワークで誰でも簡単!」の落とし穴
在宅でできる仕事は確かに増えています。
それはコロナ禍に「リモートワーク」ができる為の整備が急ピッチで進んだからです。
しかし、
・誰でも簡単にできる
・特別なスキルは不要
といった言葉には注意が必要です。
多くの場合、始めるために高額な初期費用が必要だったり、具体的な仕事内容が不明瞭だったりします。
自分が起業してよくわかるのですが、未経験の人に高収入を支払えるほど日本企業は裕福ではありません。赤字を抱える会社も多く、人件費を削るためにロボットや無人機を導入するほどです。
未経験な人に月100万円も払える企業は、日本にはほぼありません。
見分けるポイント
1. 仕事内容が具体的でない場合は要警戒
「簡単な入力作業だけ」「誰でも稼げる」といった曖昧な説明には注意が必要です。
求人内容をよく読み、業種や職種が掲載されていない場合は疑って下さい。
またLINEに誘導されたり、個人情報を入力しないと内容が見る事のできない求人はやめておいた方が良いと思います。
2. 初期費用が高額なら一度立ち止まる
正当な仕事であれば、基本的に高額な初期投資を要求することはありません。
話の最後に
「講習料が60万円かかります」とか
「機会導入費用が120万円です」
などという話はよく聞きます。そのような設備投資は企業側がするものだという事は知っておいて下さい。
「稼いだ分だけキャッシュバック!」の裏側
「あなたが稼いだ分はそのままもらえます!」
といったフレーズもよく見かけます。私も「どういうことだろう?」と読んでみたことがありますが、結構あやしく要注意だと感じました。具体的に例をあげてみますが、実は以下のような仕組みが隠れていることがあります。
• 参加費用が必要
最初に「稼ぐための教材」や「システム使用料」としてお金を要求されるケースが多いです。
• 高額商品を買わされるリスク
副業の一環として商品を購入させられ、その負担が逆に増える場合もあります。
「友達紹介で収入アップ!」のカラクリ
とってもよくるのが
友人や知人を紹介することで報酬がもらえるという、いわゆる
「マルチ商法」
に近い副業です。ポイントサイトにもよくありますが、そういうものではなく、月収自体が上がるという謳い文句の求人もあります。こうした仕組みは信頼関係を利用して広げられることが多く、後々トラブルになる可能性があります。
私も友人から、このような誘いを受けたことがあります。信じていた友人だったので疑うことなくついて行くと、変なお店に連れて行かれ「うん」というまで出られない状態に追い込まれました。本当に怖かったですが、私は「うん」とはいわず、結局、心理戦に持ち込んで諦めてもらいました(笑)その友人とは縁を切りました。
具体的な危険性
• 人間関係が壊れる(本当に友人がいなくなりますよ)
>>親しい人を巻き込むことで、信頼関係が壊れるケースが後を絶ちません。
• 法的リスクがある
日本では特定商取引法で規制されている部分もあり、違法行為に巻き込まれるリスクも存在します。
これは知らない人が多いのですが、知らずにやって罪になっても
「知らなかったので」
は通用しません。家族にも迷惑かけるので絶対にやめましょう。
安全な副業を選ぶためのポイント
では、どのように安全な副業を選べばよいのでしょう?
1番良いのは信頼できるプラットフォームを利用する
大手の求人サイトやクラウドソーシングサービスを利用するのがおすすめです。
まずは 実績や口コミを調べる
気になる副業について、事前にインターネットで評判を調べることでリスクを減らせます。
無料で始められるものを選ぶ
初期費用がかからない副業を選ぶことで、トラブルを避けることができます。
まとめ:甘い話には裏があると心得て欲しい
副業は確かに収入を増やす有効な手段です。
しかし、
「簡単」
「すぐに稼げる」
という言葉に飛びつくのは危険です。しっかりと情報収集を行い、信頼できる仕事を選ぶことが何よりも大切です。焦らず、コツコツと確実な道を歩んでいきましょう。