管理人のきみよやです。

最近、Kindle出版した(かめのぶんさん: カメの飼育日記)を機に、Kindle unlimitedに登録しました。すると無料で読める本がかなりあるので、寝る前に1冊読むようにしています。

そこで、感じたことを今日はご紹介したいと思います。

有名な占い師さんの出版した本を何冊か読ませていただきました。どの占い師さんも、文章が読みやすく、さすが「言葉を伝えるお仕事を極めているからだなぁ・・・・」と感じました。

そして皆さん共通しているのが

内省する時間を設けて欲しい

と、読者の皆様に語っていらっしゃる事でした。

内省とは、自分の考えや行動、言動について、客観的に振り返ることで「自分自身を見つめなおす」という行為の事を言います。

 
私も心理学を勉強していたので、内省することが「大切である」ということは感じています。最近では「内省時間」を設ける企業も増えていると聞きます。
 
「反省」と似ているように思われがちですが、実際は違います。(反省・・自分の間違いを振り返り改める行為です。)

多くの占い師さん達は、たくさんの人を占っていくうち「内省」がいかに大事かを、実感していくようです。

例えば(これは私が勝手に感じた事です)

人は良くない事があると、占いに頼りたくなりますが「その前にするべき事があるだろ」「何もアクションを起こしてないのに、棚からぼた餅的な事は起こらないよ」と、言いたいところですが、そうは言えないので

「内省して、自分を振り返る時間を作りましょう」

と語っているような気がしたのです。もちろん、占術者さんご本人も「内省してます」と語ってらっしゃいました。

最近では、傷つかない言葉が重要視されていて

とにかく柔らかくオブラートに包んだ言葉

が、伝える側にとって、とても大切なポイントになっている感じがします。

私も占術者ですが、意地悪心から(笑)明らかに運勢が悪い人に対して、占い師さんが「どういう風に伝えるのかな?」と思って見たりします。するとその悪い部分はかなりオブラートに包んでいたり、言わなかったり・・・しています。(テレビだけでなく、文章などでもです)

また、誕生日で調べる占いなども、占術によって全く違う答えが導き出されていたりもします。

心が弱ってくると、悪い方へ考えがちなので

「悪いことを言われた。この人の占いに従って、解決法を教えてもらおう」

という思考になり、お金をかけてしまう・・・心理はわからなくもないですが、それはその商法にスッポリはまっているのです。一種の洗脳ですね。

私が思うに「優しく説明してくれる占術者」は、ある意味「物足りなさ」を感じてしまう人もいるかもしれませんが、とても良心的だと感じます。

だって言おうと思えばストレートに全部言えますからね

そこで、変なものを買わされたりしないように、自分も自分の運命にアプローチする「内省」の時間が大切だと伝えているのだと思います。

よく似た言葉に「内観」というのがあります。

この内観は

過去を思い出し、自分の内面と向き合う事で

①してもらったこと

②して返したこと

③迷惑かけたこと

を思いだし、過去から今までに、関わった全ての人の中で「自分がどうだったか」というのを自分の力で調べていくのです。

自分を客観的に振り返ることで「自分はどれだけ愛されてきたか」などに気づく事が出来、これからの生き方が自然に良い方へと繋がると言われています。

自分の生き方を振り返ると、辛い思い出が甦ったりする場合もあります。こういう内観は、1人だけの時間がじっくり取れる時に行って下さい。中途半端にすると「辛い気持ちのまま終わっていまう」場合もあります。

内省はそうではなく、自分の日頃の言動や行動を振り返る時間を取ることで「自分」というものを見つめなおす事が出来ます。自分をより良い道へと導くためにも、客観的に自分を見つめなおす「内省」の時間を持って見て欲しいと思います。

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