休日や祝日にできる・街歩き動画撮影で収益を得よう
「せっかくの休日や祝日、何か副業を始めたいけれど、パソコンに向かうのは苦手…」
そんな方におすすめなのが、“街歩き動画”の撮影です。
ただ歩くだけで、あなたの住む街や旅先の風景が“価値あるコンテンツ”になる時代。特別な機材がなくても、スマホ一つで始められます。この記事では、街歩き動画を収益化する方法と、気をつけたいポイントをご紹介します。
街歩き動画ってなに?
街歩き動画とは、文字通り「街を歩いて撮影するだけ」の動画のことです。
最近では、以下のような動画が人気です。
- 神社仏閣を巡る静かな散歩映像
- 昭和レトロな商店街
- 鳥のさえずりと共に歩く自然道
- 雨の中の風情ある町並み
- 無人の早朝の都市風景
このような『街歩き動画』が人気な理由は、視聴者が“そこにいるような気分”を味わうことができ、癒しやリラックス目的で見る人が多いのが特徴です。
用意するもの
- スマホ or 軽量のカメラ(手ブレ補正付きがベスト)
- スマホジンバル(歩きながらのブレを抑える)
- マイク(できれば):環境音を美しく録音したい場合
- モバイルバッテリー:長時間の撮影に備えて
編集ソフトがなくても「撮って出し」で魅力的な映像になることも多いです。
収益化の方法
1番簡単で、閲覧数も多い『 YouTubeでの収益化』
- チャンネルを作成し、街歩き動画をアップ。
- 視聴回数や登録者数が増えれば、広告収入(YouTubeパートナープログラム)が発生します。
- 「○○の朝散歩」「無音30分」など、タイトルに特徴を入れると効果的です。
私もやってりる『 素材販売サイトに登録』
街歩き動画を“動画素材”として販売する方法もあります。
- PIXTA
- MotionElements
- Shutterstock
- Adobe Stock
これらのサイトに、商用利用可能な動画としてアップすれば、一度の撮影で何度も売れる可能性もあります。
Etsyや自身のサイトで「瞑想動画」として販売
海外では「瞑想・睡眠用」の動画ニーズも高く、
- 海外向けに「Japan Walking Tour」「Zen Time」といった切り口で販売可能。
- 音声解説なし、BGMなしの自然音だけの動画が喜ばれます。
動画撮影の注意点
【1】人の顔・ナンバープレートは写さない
街中の撮影では、通行人や車のナンバーが映り込まないよう配慮をしなくてはいけません。
映ってしまった場合はぼかし処理が必要です。
▶︎最近では、ぼかしや、修正ができるアプリもあります。
(わかりやすく要約したものを表にしてみました)
アプリ名 / ソフト名 | 対応OS | 主な機能 | 料金 | 備考 |
---|---|---|---|---|
CapCut | iOS / Android / PC | 自動顔認識・モザイク処理 | 無料(一部有料機能あり) | 初心者向け。簡単操作 |
VLLO | iOS / Android | 手動でモザイク・ぼかし範囲を指定 | 無料(広告あり) / 有料版あり | 音楽・字幕追加も可能 |
InShot | iOS / Android | スタンプやぼかしで顔隠し可能 | 無料 / Pro版あり(月額・年額) | SNS動画向けに最適 |
DaVinci Resolve | Windows / macOS | トラッキング機能付きのモザイク処理 | 無料 / 有料(Studio版) | 高機能プロ向け |
Adobe Premiere Pro | Windows / macOS | 高度なマスク・トラッキングぼかし | 有料(サブスク制) | 商業動画制作に向く |
YouTube Studio(編集機能) | Web(YouTubeにアップ後) | 自動顔ぼかし機能あり | 無料 | アップ後の編集に便利 |
Movavi Video Editor | Windows / macOS | 顔検出ぼかし・手動指定も可能 | 有料(無料体験版あり) | 初心者~中級者向け |
無料で使えるYouTube Studioは、YouTubeにアップする方には最強のツールです。
【2】撮影禁止エリアに注意
神社やお寺、美術館など、撮影禁止の場所では撮らないようにしましょう。
境内でも商用利用がNGな場合があります。
▶︎撮影禁止の場所は、大きく掲示されています。撮影する時は、配慮して撮影してください。
【3】プライバシーと著作権の確認
看板・広告・音楽なども著作権に引っかかる場合があります。
なるべく無音(自然音のみ)で撮影し、後からBGMを入れる場合は著作権フリーの音源を使いましょう。
街歩き動画が向いている人
①一人でのんびり出かけるのが好きな人は、とても向いています。
②動画編集が得意、またはやってみたい
③自分の視点で世界を伝えたい
④人と話すのが苦手でも在宅で稼ぎたい
さらに街歩き動画を楽しむ&収益化するためのヒント
「ただ歩くだけで収益化できるなんて、なんだか夢みたい!」
そう思われた方もいるかもしれません。でも、ちょっとした工夫を加えることで、あなたの街歩き動画はもっと魅力的になり、収益化の可能性も広がります。
視聴者を惹きつけるプラスαの工夫
季節感を意識しよう
春の桜並木、夏の活気ある祭り、秋の紅葉、冬の静かな雪景色など、季節ならではの風景は視聴者の心を掴みます。「【春の散歩】隅田川沿いをのんびり歩く」のように、季節をタイトルに入れるのも効果的です。
時間帯を変えてみる
同じ場所でも、朝、昼、夕方、夜と時間帯によって全く異なる表情を見せてくれます。早朝の清々しい空気感や、夕暮れ時のノスタルジックな雰囲気など、時間帯にフォーカスした動画も面白いでしょう。
テーマを決めてみる
例えば、「東京の坂道散歩」「古民家カフェを巡る旅」「下町人情溢れる商店街」のように、テーマを絞ることで、特定の興味を持つ視聴者に見つけてもらいやすくなります。
ショート動画も活用する
YouTube ShortsやTikTokなどの短尺動画プラットフォームで、街の魅力的な一瞬を切り取って発信するのも有効です。短い動画から興味を持った視聴者が、あなたのチャンネルに訪れるかもしれません。
ライブ配信に挑戦する
ある程度チャンネル登録者が増えてきたら、街歩きの様子をリアルタイムで配信するのも面白い試みです。視聴者とのインタラクションも生まれ、より深い繋がりを作ることができます。
収益化を加速させるためのステップ
✔️継続的な投稿を心がけ、 定期的に動画をアップロードすることで、視聴者のエンゲージメントを維持し、チャンネル登録者数の増加に繋がります。
✔️魅力的なサムネイルは、動画の内容が一目でわかるような、目を引くサムネイルを作成しましょう。クリック率の向上に大きく影響します。
✔️SEO対策はとても大切です。 タイトル、概要欄、タグに適切なキーワードを含めることで、検索からの流入を増やしましょう。「街歩き」「散歩」「癒し」「vlog」といったキーワードを意識してみてください。
✔️自分の作った動画をSNSで拡散することは大変効果的です。TwitterやInstagramなどのSNSで動画をシェアし、より多くの人に見てもらう機会を増やしましょう。
このように、技術力や宣伝も大切ですが、1番は視聴者とのコミュニケーションを増やすことを意識して、 コメント欄に積極的に返信したり、視聴者のリクエストに応じた動画を制作したりすることで、ファンを増やすことができます。
街歩き動画撮影を楽しむ心
何よりも大切なのは、あなた自身が街歩きを楽しみながら撮影することです。あなたのワクワクした気持ちは、きっと動画を通して視聴者にも伝わるはずです。
難しく考える必要はありません。
「今日はどんな新しい発見があるかな?」
そんな気持ちで、気軽にスマホやカメラを持って街に出てみるのも楽しいですよ。
おわりに
休日のリラックスタイムを“歩くだけ”で収益に変える。そんな夢のような副業が、街歩き動画です。
「今日はカフェ巡りのついでに1本撮ってみよう」
と、軽い気持ちで始められるのが、最大の魅力だったりします。
まずは10分でもOKです。自分だけの視点で、街の魅力を切り取ってみませんか?
収益化に役立つリンク一覧
▶︎関連記事