【2025年5月最新】One Driveを完全に無効化する方法|Windowsからクラウド同期をシャットアウト!

みなさま、OneDrive使っていますか?

便利なようで「勝手に同期されて困る」「PCの動作が重くなる」と思ったことありませんか?

私以外にも、そういった声が多いMicrosoft OneDriveですが、

「完全に無効化したい!」

「でも完全に消えてくれない!」

というユーザーさんも多いと聞きます。

そこで今日は、OneDriveを完全に無効化するための方法を、Windowsのエディション別に詳しくご紹介したいと思います。

どうしてOneDriveを無効化したいか?

OneDriveを「なぜ無効化したいか?」を調べてみると、たくさんの理由がありましたので、その中でも多かった理由をいくつかご紹介します。

  • クラウド同期の必要がない・ファイルはローカル保存派、または別のクラウドサービスを利用している。
  • ローカルストレージの節約・OneDrive同期がCドライブを圧迫するのを避けたい。
  • プライバシー保護・一部ファイルをクラウドに同期したくない。
  • PCの軽量化0・バックグラウンド動作によるリソース消費を防ぎたい。

私は、Cドライブの圧縮を避けたいから無効化にしたいのです!

手順1・同期停止のみ(一時的な無効化方法)

  1. タスクバー右下の青い雲のアイコン(OneDrive)を右クリック
  2. 「設定」>「アカウント」タブを開く
  3. 「このPCのリンクを解除」ボタンをクリック
  4. 確認メッセージが出たら「アカウントのリンク解除」

この操作で同期は停止されますが、アプリ自体はPCに残ります。

手順2・OneDriveのアンインストール

Windows11/10の場合

  1. 「設定」>「アプリ」>「インストールされているアプリ」
  2. 一覧から「Microsoft OneDrive」を探す
  3. 「アンインストール」ボタンをクリックし、再度確認

Windows8.1/7の場合

  1. 「コントロールパネル」>「プログラムのアンインストール」
  2. 「Microsoft OneDrive」を選択し、「アンインストール」

OneDriveをアンインストールすることで、PC上からアプリケーションとしての存在を取り除くことができます。ただし、これだけでは完全な無効化には至らず、Windowsの内部機能として一部残る設定や項目が存在する場合があります。

そのため、今後OneDriveを一切使用しない予定の方は、次の手順である「グループポリシーエディター」や「レジストリエディター」を使ったシステムレベルでの無効化もあわせて行うことで、より確実にOneDriveの影響を排除することができます。

私も当初、このことを知らなかったので
「アンインストールしたのに残り続けてる!」
と困っていました。

▶︎また、アンインストール後も「OneDrive」という名前のフォルダーが残ることがありますが、これは過去に同期されていたデータが保存されたローカルフォルダーです。データを確認して問題がなければ、手動で削除しても構いません。

手順3・OneDriveの無効化(Pro以上)

この方法は完全な無効化に最も適しています。

(Homeエディションは対象外です)

  1. Win + Rを押して「ファイル名を指定して実行」>「gpedit.msc」と入力
  2. 以下のパスへ移動
    コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > OneDrive
  3. 「OneDrive をファイル記憶域として使用できないようにする」を「有効」に
  4. 「適用」>「OK」

>これにより、エクスプローラーからもOneDrive項目が消えます。

手順4・上級者向けレジストリでの無効化(Homeエディション)

※レジストリ操作は慎重に行ってください。バックアップ推奨。

  1. Win + R>「regedit」
  2. 以下のキーに移動:
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\OneDrive
  3. OneDriveキーがなければ新規作成
  4. 右クリック>「新規」>「DWORD(32ビット)」値を作成し、名前をDisableFileSyncNGSC
  5. その値をダブルクリックし、1を入力して「OK」

▪️レジストリを使用した無効化は、強力である一方、操作を誤るとシステムに予期せぬ不具合を引き起こすリスクもあります。そのため、操作前には必ずレジストリのバックアップを取得しておくことを強く推奨します。

▪️また、レジストリ変更後は、すぐに効果が反映されない場合があります。PCを再起動することで設定が有効になりますので、変更後は必ず再起動を行ってください。

▪️なお、レジストリエディターの操作に不安がある場合は、無理をせず「OneDriveのリンク解除」や「アンインストール」といった、より簡単な手順のみで対処するのも一つの方法です。PCの使い方や必要性に応じて、無理のない範囲で調整していきましょう。

無効化後の確認・注意点

  • PCの再起動を忘れずに
  • エクスプローラーからOneDriveが消えているかを確認
  • OneDriveフォルダーが残っている場合は手動で削除してOK(中身確認をお忘れなく)
  • 再使用したい場合はアプリを再インストールし、設定を元に戻してください

まとめ

OneDriveの完全無効化は、「クラウド不要派」や「PC軽量化志向」の方にとって有効な手段です。

特にWindows 10 Homeをご利用の方は、慎重にレジストリ操作を行うことで、Pro版と同等の無効化が可能です。

必要に応じて操作を元に戻すこともできますので、自分の使い方に合わせた柔軟な設定を行いましょう。

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