【深夜のスピチュアル】人の波動・波長をあげて心と体は整うというのは本当なのかとことん調べてみた。

最近、「波動を上げると運気が良くなる」「人の波長は大事」という言葉をよく耳にするようになりました。YouTubeやSNSでも「ソルフェジオ周波数」や「クリスタルボウル」などの音を使ったヒーリングが人気を集めています。

この記事では、「人の波動とは何か?」という基本から、「波動が下がっている時のサイン」「波動を上げるための具体的な方法」までを、一般的な見解と体験ベースの話を交えて解説していきます。

波動(波長)とは?

「波動」とは、物理的にはエネルギーの振動のことを指しますが、スピリチュアルやヒーリングの世界では、人の思考・感情・状態が持つ「エネルギーの質」のようなものとされています。

■ 波動の起源:科学からスピリチュアルへ

人の波動とは

● 元々は物理学の用語
「波動(はどう)」という言葉は、音・光・電波などのエネルギーが空間に伝わる“振動”の現象を指します。

たとえば

  • 音波 → 空気の波動
  • 光波 → 電磁波の波動
  • 電波 → 周波数を持つ波動

これらは完全に科学的な概念です。
● 人間にも「波」がある?
この科学的な概念が、1970年代ごろから徐々にスピリチュアル業界やヒーリングの分野に持ち込まれ始めました。

特に影響力があったのが

①ニコラ・テスラ・・「すべては周波数、エネルギー、振動である」と発言したとされている(※諸説あり)


②量子力学の発展・・目に見えない世界が注目され、スピリチュアルと融合する土台に

③欧米のニューエイジ思想・・1980年代に「エネルギー」や「波動」「チャクラ」が一気に一般層へ浸透していきました。
● 日本ではどう広まった?
調べてみると、日本では以下のような経路で「波動」という言葉が普及したようです。

  • 健康食品・代替療法の広告で「波動調整」や「波動水」などが登場
  • スピリチュアル書籍の中で「波動を高める生き方」として紹介
  • YouTubeやTikTokで「波動が低い人の特徴」「波動アップBGM」などのコンテンツが拡散

現在では、“エネルギー的なコンディション”を指す便利な言葉として、深く信じる人からライト層まで広く使われるようになりました。


■ 「波動」は科学とスピリチュアルのあいだにある言葉

「波動」や「波長」はもともと物理学由来の言葉ですが、今では人間の感情や状態を表すメタファー(比喩)として独自の意味を持つようになっています。つまり、「人間の波動」という表現は科学的な用語の再解釈であり、現代スピリチュアル文化の一部と言えるでしょう。


そして簡単に言えば、気分がいいときは「波動が高い」、イライラしたり落ち込んでいるときは「波動が低い」と表現されることが多いのです。

波動が下がっているときのサインとは?なぜトラブルが続くのか

「最近ついてないな…」

「またトラブル?」

そんなとき、人は「運が悪い」と感じるかもしれません。しかし、スピリチュアルな視点では、それは波動が下がっているサインかもしれないと捉えられています。

● 小さなトラブルが続く=“ズレ”のサイン?

波動が下がっている時、無意識にネガティブな選択や判断をしてしまいやすくなると言われています。

たとえば、

  • 急いでいてつい忘れ物 → イライラする → 集中力が下がり、またミスをする
  • ネガティブな人とばかり会うようになる → 自分も気分が沈む
  • 注意力が散漫になって、スマホを落とす、傘をなくす

このような「ちょっとしたズレ」が、連鎖的にトラブルを引き寄せてしまう状態。それが、スピリチュアルでいう「波動が下がっている状態」なのです。

つまり、波動が下がると“選ぶもの・引き寄せるもの”も低い波長のものになるという考え方です。

● 科学的にもある程度の説明が可能?

完全にスピリチュアルだけでなく、心理学や脳科学でも近いことが言われています。


例えば「カラーバス効果(Color-Bus Effect)」という現象では、人は自分が意識した情報ばかりを拾うとされており、「自分はツイてない」と思っていると、ツイてない出来事にばかり反応してしまう傾向があります。

つまり、

「波動が下がっているときほど、ネガティブな情報が目につきやすくなる」

というのは、ある意味で現実的な傾向でもあるのです。

波動を上げる方法7選(効果的とされているもの)

科学的に証明されているものではありませんが、以下の方法は多くの人が「心身が軽くなった」「気持ちが安定した」と感じている方法です。

1. ソルフェジオ周波数を聴く

ソルフェジオ周波数とは、特定の周波数(例:528Hzなど)が心身に良い影響を与えるとされる音階です。リラックス効果や集中力アップを感じる人もいます。

聴くときのポイント

  • イヤホンやスピーカーで静かな環境で聴く
  • 毎日数分でも継続することが大切
  • 無理に「効果を感じよう」としなくてOK

あくまでも「心地よさ」を感じられる音として、日常に取り入れることがポイントです。

2. クリスタルボウルの音に身を委ねる

天然石でできたボウルを鳴らすことで生まれる音は、深いリラクゼーションをもたらすと言われています。瞑想時や入浴時に聞くのがおすすめです。

>>クリスタルボウルって何?

クリスタルボウルは、石英(クォーツ)を主原料として作られた丸い器状の楽器です。まるでガラスの大きなお椀のような見た目で、専用のマレット(棒)で縁をこすったり叩いたりして音を出します。

その響きは透明感があり、まるで空気や体の内側まで共鳴するような深い音が特徴です。

■ どんなふうに使うの?

  • ヒーリングセッションや瞑想会で使用される
  • ヨガや睡眠導入前のリラクゼーションにも
  • 自宅でセルフケアとしてBGMのように再生する人もいます

大きなものは身体の近くで鳴らすと、振動が身体にじんわり伝わるような感覚があると言われています。

■ なぜ「波動に良い」と言われるの?

クリスタルボウルは、音の振動が空間や身体、心の“エネルギー”に働きかけるという考え方に基づいて使われます。

これは科学的な証明はされていないものの、以下のような感想を持つ人が多くいます。

  • 音が深く響いて心が静まる
  • 雑念が消えて、瞑想が深くなる
  • 身体の緊張がほぐれた気がする
  • 聴いた後はぐっすり眠れた

■ 種類はいろいろあります

種類特徴
フロステッドボウル乳白色で厚みがあり、深く柔らかい音
クリアボウル透明でガラスのような見た目。高く繊細な音
アルケミーボウル金やプラチナなどを混ぜた高級タイプ。音に個性がある

■ 注意点

  • 精神的に不安定なときは、強い音や共鳴が逆に不快に感じることもあるため、無理せず体調に合わせて使いましょう。
  • 使用や体験の効果はあくまで個人差があります。万人にとっての癒しとは限りません。

*クリスタルボウルの音は、ただの音楽というより、“音の瞑想”や音浴”とも言える体験です。

科学的な根拠はなくても、「なんだか気持ちいい」「安心する」と感じるなら、それだけで自分の波動を整える一助になるかもしれません。

3. 自然の中で過ごす

森林浴や海辺の散歩など、自然の中でゆったりとした時間を持つと、心が浄化されたように感じることがあります。

4. 呼吸を整える(深呼吸・瞑想)

メンタルを整えている女性

呼吸をゆっくりと整えるだけで、自律神経が安定し、感情も落ち着いてきます。瞑想やマインドフルネスも非常に効果的です。

5. ポジティブな言葉を使う

「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」など、波動が高いとされる言葉を日常的に意識するだけで、自分の感情も穏やかになります。

6. 部屋の整理整頓・断捨離

部屋のエネルギーはそのまま自分の心にも影響します。不要なものを手放すことで、エネルギーの流れが良くなると感じる人は多いです。

7. 感謝の気持ちを持つ

感謝する心は、心の波動を高める最強の習慣とも言われています。1日1回でも、何かに「ありがとう」と意識してみてください。

本当に効果はあるの?

医学的・科学的な根拠が明確に示されているわけではありませんが、多くの人が「気持ちが落ち着く」「前向きになれる」と体験談を残しているのは事実です。大切なのは、「自分にとって心地いい」と感じる方法を取り入れることかもしれません。

最後に:あなたの波動はあなたが作る

「なんだかうまくいかない」と感じるときこそ、自分の内側に意識を向けてみましょう。波動を上げることは、自分自身を大切にすることでもあります。

完璧でなくても大丈夫です。一歩ずつ、今より少し軽やかに、心地よく生きていくために、自分の波長を整える習慣を取り入れてみてください。



※この記事の内容は、効果を保証するものではありません。あくまでも個人の感想です。また、医学的な治療を必要とする方は専門機関へご相談くださいね。