私はiPadのヘビーユーザーですが、いきなりiPadが起動しなくなると、やっぱり焦ってしまいます。
「データはどうなる?」
「このまま立ち上がらなかったらどうしたらいい?」
など、脳内は大混乱ですよね。

でも大丈夫。まずは落ち着いて、この記事で紹介する対処法を順番に試してみてください。
① 最初に確認すること:充電・ケーブル・電源アダプタ
意外と多いのが、単純に充電切れになっているケースです。
まずは、純正の充電器とケーブルを使って、30分以上しっかり充電してみてください。
バッテリーが0%に近い状態だと、ケーブルをつないですぐには画面に何も表示されないことがあります。少し時間を置いてから、充電中のアイコンやバッテリーマークが出るか確認しましょう。
それでも反応がない場合は、
- 別のコンセント
- 別の電源アダプタ
- 別のケーブル
でも試してみてください。充電周りのトラブルで起動しないだけ、ということもあります。
② 強制再起動を試す
充電に問題がなさそうなのに画面が真っ黒・フリーズしている場合は、強制再起動を試します。iPadのモデルによって、操作方法が異なります。
ホームボタンがあるモデルの強制再起動
- 電源ボタンとホームボタンを同時に押し続けます。
- 画面にAppleロゴが表示されるまで、10秒以上長押しします。
- Appleロゴが出たら、ボタンを離します。
ホームボタンがないモデルの強制再起動
- 音量を上げるボタンを押してすぐに離します。
- 音量を下げるボタンを押してすぐに離します。
- 電源ボタン(トップボタン)を、Appleロゴが表示されるまで長押しします。
- Appleロゴが表示されたら、ボタンを離します。
この操作で復帰するケースはとても多いので、まずは必ず試しておきたいステップです。
③ リカバリーモードを試す(iPadOSの修復)
強制再起動でも改善しない場合は、リカバリーモードでiPadOS(システム)を修復します。
この方法では、まず「アップデート」を試し、それでもダメな場合に「復元」(初期化)という流れになります。
やり方は次の通りです。
- パソコン(Mac または Windows)とiPadをケーブルで接続します。
- Macの場合:macOS Catalina以降はFinder、それ以前やWindowsの場合はiTunesを開きます。
- iPadをリカバリーモードにします(モデルによって操作が異なります)。
ホームボタンがあるモデル
- 電源ボタンとホームボタンを同時に押し続けます。
- リカバリーモードの画面(ケーブルとパソコンのアイコンなど)が表示されたら、ボタンを離します。
ホームボタンがないモデル
- 音量を上げるボタンを押してすぐ離す。
- 音量を下げるボタンを押してすぐ離す。
- そのまま電源ボタンを押し続け、リカバリーモードの画面が出たらボタンを離します。
パソコン側に、次のようなメッセージが表示されます。
「iPadに問題があります。『アップデート』または『復元』を選択できます。」
まずは、データを消さずに済む「アップデート」を選びます。それでも直らない場合の最終手段として、「復元」(初期化)を検討します。
*「復元」を行うとiPadのデータがすべて消去されます。バックアップがある場合にのみ実行してください。
④ DFUモードを試す(どうしても直らない場合の最終手段)
リカバリーモードでも改善しない場合は、DFUモードを試す方法があります。
DFUモードは、iPadを完全に初期化する「最終手段」です。
DFUモードでの復元はiPadのデータが全て消去されます。重要なデータがある場合は、実行する前によく検討してください。
- パソコン(Mac または Windows)とiPadをケーブルで接続します。
- MacはFinder、WindowsはiTunesを起動します。
- iPadをDFUモードにします。
DFUモードに入る操作は、モデルによって細かく異なります。誤った手順で何度も試すと、かえって状況が悪化する可能性もあるため、Apple公式のサポートページなどを必ず確認しましょう。
▶ Apple iPad サポート:https://support.apple.com/ja-jp/ipad?cid=gn-ols-ipad-psp-explore
DFUモードで復元を実行しても改善しない場合は、ほぼ確実にハードウェア側の故障が疑われます。
⑤ Appleサポート・正規サービスプロバイダに相談する
ここまでの方法を試しても起動しない場合は、iPad本体の故障の可能性が高いです。
その場合は、自分でこれ以上いじらずに、AppleサポートやApple Store、正規サービスプロバイダに相談しましょう。
- 事前にApple IDやシリアル番号をメモしておく。
- できれば購入日や保証状況(AppleCare+など)も確認しておく。
- サポートに症状・いつからか・どの操作を試したかを伝える。
きちんと記録しておくと、サポート側も状況を判断しやすく、対応がスムーズになります。
まとめ:データを守りつつ、段階的に試そう
iPadが起動しないと、とても不安になりますが、いきなり「復元」や「DFUモード」に進む必要はありません。まずは次の順番で試してみてください。
- 充電・ケーブル・アダプタの確認
- モデル別の強制再起動
- リカバリーモードで「アップデート」→ ダメなら「復元」
- DFUモード(完全初期化の最終手段)
- それでもダメならAppleサポート・正規サービスプロバイダへ
リカバリーモードやDFUモードでの復元は、iPadのデータがすべて消去される操作です。バックアップの有無や、どうしても残したいデータがないかを必ず確認してから進めるようにしましょう。
無理に自分だけで何とかしようとせず、心配なときは早めにAppleサポートに相談するのがおすすめです。
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