『マウントを取る』という言葉を聞いた事はありますか?
マウントを取るとは、相手より優位に立ちたくて、起こす行動の事を言います。
・相手より優位な部分を自慢したい
・相手に威圧的な態度で接する
・相手に優位であることを認めさせたい
など、自分を相手より優位に、そして相手は自分より格下であると言う位置付けにしたいのです。
マウントを取る人の特徴
私の経験上の『マウントを取りたがる人の特徴』としては
・周りの評価を気にする人
・自分に自信が無い
・気が弱い
・劣等感が強い・劣等感を感じている
・自己中心的
・自慢が多い
などの方が多く、常に自分より弱い人を探しています。
そして相手を自分の思い通りに動かしたいのです。
マウントを取る人のクセ
①自分を大きく見せる癖があります。
②自分の価値観を相手に押し付けがち
「相手はわかってない」
「相手は何も知らない」
と、さも自分が正しいかのようなアドバイスをしてくるのも
マウントをとりたがる人の特徴です。
③マウントを取る人は、絶対に自分の非を認めない
全般的に、ミスは他の誰かのせいにしがちで、最悪の場合
「上手くいかなかった原因は自分以外の誰かだ!」
と、犯人探しまで始めます。こうなると、手に負えません。
④厄介な、保育所や学校などの保護者間のマウント
1番厄介なのは、保育所や学校などの保護者間のマウントの取り合いです。
これは子供も絡んでいますから、親も必死になります。
仕事が忙しく、ママ友付き合いなど無関係な人は良いですが
専業主婦やパートの方などはマウンティングの渦に巻き込まれやすいです。
ママ友間で優位に立てるのは
・小さい頃から地元から離れず、ママ友も多い
・保育所の先生とも仲良く知人が多い人
・子供が何かしら優位なポジション
・お金持ちで時間がある
など、何かしら目立っている人です。
そして、マウントを取られがちなのは
・他所から嫁いできて知り合いが少ない
・大人しい性格
・中流家庭で専業主婦
など、控えめな性格の方が多いと言えます。
マウントを取られた時の対処法
対処法として、
関わらない
と言う事が言えますが、同級生のママ友なら、それは不可能でしょう。
保育所から始まって、最悪高校卒業の15年くらいは続いてしまいます。
最初の保育所で、どういうポジションを取るか?
と言う事が、今後を大きく左右します。
対策①
対策①は『偉そうに言われるのは嫌だ』と言うしかありません。
そういうと、相手は真っ赤な顔をして怒るでしょう
縁が切れてしまうかもしれません。
それでも『言わないとわかってもらえない』のです。
言った事がきっかけで、関係が改善する可能性もあります(もちろん、その逆も大いにあり得ます)
そういう嗅覚は敏感なのも、マウントをとりたがる人の特徴です。
格下認定されてしまった自分が変わる事で、相手の認識も変わってくるかもしれません。
自分が行動を起こす以外に改善は無いのです。
そのためには、十分な準備も必要ですし、言うタイミングも重要!
対策②
対策②は、イエスマンとして従う事です。
何を言われてもイエスマンとして従順に従います。
そうすることで、あなたはマウントを取る人の格下として、相手は満足します。
多少、偉そうにされたり、付き合わされたりしますが、戦う必要も無くある意味平和かもしれません。
対策③
対策③は受け流す事です。
何があっても、何を言われても、嫌がらせされても
『あぁ、いつものことか』と受け流し無視してください。
ひとつ、ひとつの言葉を完全に受け流すことが重要です。
どの対策も無理、もう嫌だ!と言う方への最終手段
最悪限界がきて、対策のどれもこれも難しい人は、その人の居る空間から移動する事も検討しましょう。
引っ越しする
転勤願いを出す
転職する
離婚する
とにかく、相手と絶対的な距離を取りましょう。
そんな人の側にいて、良いことなんて何ひとつありません。
心が完全に病んでしまうと
正常には戻りません。
もし、戦えない・対策も取れない・動けない・自分では何も出来無い・と感じたら、それは危険な兆候です。
マウントを取る人は、実は弱く卑怯な人です。本心はあなたの事など、どうだっていいのです。
そんな人のために心を病んだりする事なく、明るく楽しい生活を取り戻しましょう。