朝にノートを書くと、1日がうまくいく
朝、少しだけ早起きして、静かな時間にノートをひらく。
ただそれだけのことなのに、不思議と心が落ち着いて、「今日も大丈夫」と思えるようになるってご存知ですか?
最近では海外のインフルエンサーの影響で、
「朝に日記を書く」
「未来の自分を言葉にする」
という習慣が注目されています。
朝ノートって、なにを書くの?

朝ノートに決まりはありません。ルールもありません。
- 今の気分を書く
- 今日やりたいこと・できたらいいなと思うこと
- 「こうなりたい」未来の自分の姿
- 昨日の感謝や、いいことメモ
- 誰にも言えない気持ちを吐き出す
書きたいことを、書きたいだけ。手書きで、ゆっくりがポイントです。
どんなノートを選べばいいの?
最初は100円のノートでも十分。大事なのは「書く習慣」です。
お気に入りの表紙や、やわらかな紙質など、使っていて心がやすらぐものがベストです。
私は自分のお気に入りの、ちょっとだけ表紙がしっかりしたノートに書いています。
毎日!絶対!と決めていませんでしたが、習慣になってしまい、今では毎日書いています。
ペンも、書き心地の良いものを選ぶと、不思議と続けたくなりますよ。
「朝に書く」ことで得られる効果
脳科学や心理学でも、朝の時間帯は「心がいちばん素直になる時間」と言われています。
- 頭の中が整理される
- 気持ちに余白ができる
- 自分に優しくなれる
- 未来への不安が和らぐ
忙しい日々のなかで、「今の自分の声」を聴ける時間って意外と少ないもの。朝ノートは、そのための小さな扉になります。
おすすめの書き方(ふんわりバージョン)
- ノートはお気に入りの一冊を。高価でなくてOK。
- 朝起きたら白湯を飲んで、ゆっくりペンを持つ
- 「〜しなきゃ」じゃなく「〜できたらいいな」で書く
- ネガティブなこともOK。否定せずに書く
- 最後に「今日もありがとう」と締めるのもおすすめです!
「うまく書こう」と思わなくていいんです。
大切なのは、自分にしかわからない夢や希望、気持ちを、そのまま紙に写すことです。他人のためじゃなく、自分のための時間なので、遠慮も飾りも必要ありません!
続けなくてもいい。書けた日はそれで十分
毎日書けなくても大丈夫。3日坊主でもいいんです。
大事なのは、「自分と向き合った時間があった」という事実です。
忙しくて書けない日があっても、またふと気が向いたときに書いてみましょう!
また、「朝にノートを書く(モーニングページ)」は、多くの有名人やクリエイターが実践している習慣として知られています。
有名人で朝ノート(モーニングページ)を実践している例
■ エリザベス・ギルバート(『食べて、祈って、恋をして』の著者)
「朝に思考をノートに吐き出すことで、創作のスペースが生まれる」と語っています。
創作活動を支える大切な習慣のひとつだそうです。
■ エマ・ワトソン(女優)
インタビューで「毎朝ジャーナリング(ノートを書くこと)」をしており、心の整理や自己肯定感のために役立っていると明かしています。
■ ティム・フェリス(『週4時間だけ働く』著者・起業家)
朝のルーティンの中に「ジャーナリング」を取り入れ、メンタルの安定や優先順位の明確化に活用していると紹介しています。
■ レディー・ガガ
「日記を書くことが、自分を守る方法のひとつ」として、内面の整理や自己表現にノートを活用しているそうです。
特に「モーニングページ(Morning Pages)」という言葉は、ジュリア・キャメロンの著書『The Artist’s Way(いくつもの小さな道)』で提唱されたもので、クリエイターを中心に世界中で実践されています。
まとめ
朝にノートをひらくことは、未来を変えるとか、目標を達成するための手段じゃなく、「今の自分をねぎらう」時間です。
「朝が苦手」「何も書けない」そんな日があっても大丈夫。
今日ノートをひらけたあなたは、それだけでじゅうぶん素敵なのです!
「まだ、朝ノートを書いたことがない」
という方は、明日ノートを買って、はじめてみませんか?
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