乳がん検診で要精密検査になった話・その③・細胞診

今日は左の乳房の組織を取る細胞診の日です。新型コロナウイルスの影響で、病院も完全予約制となって、多くの人が待合室でザワザワなんて事は全くありません。私の行っている病院は乳腺外来だけなのですが、なかなか予約が取れず、いつ行っても予約を取る電話が鳴り響いています。(最近はネットで予約も取れますが、電話予約してくる人はご高齢の方なのでしょうか・・)

私は昨夜から、緊張して(注射が怖くて)あまり眠れず寝不足のまま病院へ向かいました。予約の時刻は午前10時。まだ東京メトロは通勤の方が多い時間帯です。

電車に乗り込み、たまたま運よく座ることが出来ました。見渡してみるとスーツ姿のサラリーマンは3割程度。きちんとスーツを着た女性はほぼ見当たらず、カジュアルな装いの女性と、あとは高齢者が多く居ました。

電車に揺られる事20分。最寄り駅に到着しました。病院は駅から徒歩2分。大きなビルに囲まれた場所にあります。予約時間より10分前に到着するように、ゆっくりテクテク歩いていきます。

少し興奮に似た緊張感のまま病院に入り、受付を済ませると、座る間もなく名前を呼ばれました。

「検査着に着替えてもらうので、更衣室へご案内しますね」と看護師さんに言われ、更衣室で上半身だけ検査着1枚に着替えました。今から診察と、エコーしながらの細胞診です。

今日は左の乳房にある嚢胞内の組織を採取すると言うことで、左胸に麻酔注射を打たれました。これが痛いのなんの。「チクっとします」と言われても、注射が嫌いな私には、最大の難関です。

その後、すぐさま大きな矢の様な注射を看護師さんが持ってきました。

「ちょっと音が大きいんですが・・」

と言われましたが、それ以上に注射の大きさと、針の太さに怖気付いてしまいました。私は思わず「目を閉じていてもいいですか?」と聞いてしまいました。

コロナ渦のおかげで、終始マスクをしているので、思い存分歯を食いしばってまず1本。バシーンと大きな音が部屋中に響きます。

その後、角度を変えてバシーン。もう1本バシーン。

「あともう1本、しときますね」とバシーン。合計4本の注射を抜いたり、刺したりしました。

4本の細胞診の結果は、また3日後右胸の細胞診をしてからになります。今日は、これで終了ということで、乳房にしっかりと止血テープを貼り、着替えて帰宅となりました。


元気だったら、デパートに寄って〜と考えていましたが、全然元気じゃなかったので、そのまま直帰しました。ご飯を食べる元気も無く、家にあるリンゴをなんとか食べて寝ました。

健康って、本当に大事!

そう思った秋の1日でした。

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