東京都台東区の鷲神社に行ってきました。
この鷲神社は、酉の市の起源発祥の地とされている神社です。
「鷲神社」と書いて、「おおとりじんじゃ」と読みます。
*酉の市とは・・・鷲神社は「とりのやしろ」といわれ、「おとりさま」と一般的に崇敬を集めています。酉の市は、もともとは「酉の祭り」と呼ばれ、11月酉の日の午前0時に始まる一番太鼓から終日お祭りが執り行われる日のことを言います。
御祭神に、天日鷲命(アメノヒワシノミコト)様と、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)様をおまつりされています。
幹線道路沿いにある鷲神社は、大きな赤い鳥居と大熊手が目印の神社です。参道に飾られた沢山の飾り物も目を惹きます。
大きな熊手を見ながら赤い鳥居をくぐり、手水舎で手を浄めてから御社殿に向かって参道を歩きます。その参道脇には樋口一葉の文学碑や、正岡子規の句碑などが並んでいました。
そして、そんなに長くない参道を歩くと真正面に御社殿があり、その御社殿の中には有名な「なでおかめ」のお姿が見えています。
御社殿までの道は少し傾斜になっていて、参拝者さんがいなかったので撮影させていただきました。
この「なでおかめ」は触っても良いおかめさんらしく、云われもあるようです。
おでこを撫でれば賢くなり
目を撫でれば先見の明がきき
鼻を撫でれば金運がつく
右頬を撫でれば恋愛成就
左の頬を撫でれば健康に
口を撫でれば災いを防ぎ
顎から時計回りに撫でれば物事が丸く収まる
という云われがあるそうです(と書いていました)
商売人は験を担ぐ(げんをかつぐ)人も多いですし「なでおかめ」さんも皆さんに撫でられて黒光りしていました。私も一通り撫で回させていただき、参拝いたしました。
参拝時間は人が少ない場合、5分あれば回れてしまう広さの神社でした。清掃も行き届いていて、大きな駐車場もありました。都会の中の神社も良いなあと思いました。
住所・東京都台東区千束3丁目18番7号
アクセス・地下鉄日比谷線・入谷駅の3番出口から徒歩7分
つくばエクスプレス浅草駅より徒歩8分 など。