【初心者向け】Windowsアップデート関連記事・「BIOS設定を確認する方法」をわかりやすく解説！

Windows 11へのアップデートを試みたものの

「このPCではWindows 11を実行できません」

と表示されました。

＞私のWindowsアップデートできなかった話はこちら

その原因の一つとして BIOSの設定 が関係している場合があります。

でも、

「BIOSって何？」

「設定を変えるのって難しそう…」

と不安に感じる方も多いはず！

そこで今回は、初心者でもわかるように「BIOSの設定を確認する方法」を詳しく解説してみます。

難しい専門用語はなるべく使わずに説明するので、安心して読み進めてください。

そもそも「BIOS」とは？【BIOS設定を確認する方法】基本

BIOS（バイオス）とは、PCを起動したときに ハードウェア（CPU・メモリ・ストレージなど）をチェックして、Windowsを立ち上げるための基本システム のことです。

Windows 11をインストールするには、以下の設定が有効になっている必要があります。

✅ TPM（Trusted Platform Module）2.0

＞＞ TPM（Trusted Platform Module）2.0 が有効かどうかを簡単に調べる方法を紹介します。

方法①：「tpm.msc」コマンドで確認する（簡単！）

1. Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く

2. 「tpm.msc」と入力し、「OK」を押す

3. 「TPMの管理」画面が開くので、以下をチェック

• 「TPM が有効であり、使用可能」と表示 → OK！

• 「TPM が見つかりません」と表示 → BIOSで有効化が必要

方法②：「デバイスマネージャー」で確認する

1. Windowsキー + X を押して「デバイスマネージャー」を開く

2. 「セキュリティ デバイス」を探す

3. 「Trusted Platform Module 2.0」があればOK！

方法③：「設定」から確認する

1. 「設定」 → 「更新とセキュリティ」 → 「Windows セキュリティ」 を開く

2. 「デバイスセキュリティ」 をクリック

3. 「セキュリティプロセッサ（TPM）」 が表示されていればOK！

TPM 2.0 が無効だった場合の対処法

BIOSで「TPM 2.0」を有効にする必要があります。以下の手順で設定してください。

1. PCを再起動し、BIOS画面を開く

• メーカー別BIOSキー：

• DELL / ASUS / Lenovo / HP → F2

• Acer → F2 または DEL

• MSI / Gigabyte → DEL

• その他 → F1, F10, Esc など

2. 「Advanced」または「Security」タブを探す

3. 「TPM」または「TPM Security」を「Enabled」に変更

4. 「Save Changes and Exit」を選択し、再起動してください。

✅ セキュアブート（Secure Boot）

これらが無効になっていると、Windows 11のアップデートができません。

次のページではセキュアブートが無効かどうかを簡単に調べる方法を解説します。