作業がもっと快適に! Windowsで画面を4分割で表示する方法

Windowsで画面を4分割表示する方法とは?

パソコンで複数のウィンドウを同時に開いて作業すること、よくありますよね。

たとえば、調べ物をしながら文章を書いたり、Excelとメールを見比べたり、あるいは動画を見ながら資料を整理したり。

そんなときに便利なのが、Windowsの「画面分割機能」です。

中でも今回は、「画面を4分割」にして効率よく作業する方法を、やさしく丁寧にご紹介します。マウス派の方にも、キーボード派の方にも対応していますので、ぜひ自分に合ったやり方を見つけてくださいね。

マウス操作で手軽にできる!「スナップ機能」の使い方

一番簡単なのは、マウスを使って画面の端にウィンドウをスナップさせる方法です。

方法その1・マウスを使う方法

・まず、4分割したいウィンドウのひとつを最前面に表示し、そのウィンドウの上部(タイトルバー)をマウスで掴みます。そのまま、画面の四隅のいずれかに向かってドラッグしてみてください。

▶︎すると、半透明の枠が表示されるはずです。そのままマウスを離すと、ウィンドウがピタッと1/4サイズで角に収まります。

あとの3つのウィンドウも、同じように画面の空いている隅にドラッグして配置するだけ。これだけで、パズルのように画面がきれいに4分割されます。慣れてしまえば数秒でできるようになりますよ。

もしドラッグ操作がうまくいかないと感じたら、マウスをやや強めに画面の隅へ押し当てるように動かすと、スナップがよりスムーズに働く場合があります。

方法その2・さらに便利な方法

複数のウィンドウを開いている状態で1つのウィンドウを画面の端にスナップすると、自動的に「スナップアシスト」が起動します。

たとえば、ウィンドウを右端にスナップすると、左側に開いている他のウィンドウのサムネイルがずらりと表示されます。そこからクリックするだけで、もう1つのウィンドウが自動的に左側に配置される仕組みです。

この機能を活用すれば、どのウィンドウをどこに置くか選びながら、効率的に2分割、さらには4分割へと移行できます。

スナップしたウィンドウをさらに上下にドラッグしていけば、自然な流れで画面全体を4つに分けることができます。

方法その3・ショートカットでサクサク操作

キーボード操作に慣れている方には、Windowsキー+矢印キーを使う方法がぴったりです。

①分割したいウィンドウを選んで、

Windowsキーと「左矢印キー」を同時に押すと、ウィンドウが左半分に移動します。

②そこから「上矢印キー」や「下矢印キー」を追加すれば、左上・左下といった細かな配置も可能です。

③同じように、別のウィンドウを右下、右上に配置していくことで、キーボードだけでパッと4分割が完成します。

マウスを使わずに作業したいときや、すばやくレイアウトを変えたいときにも便利な方法です。

スナップの動作がうまくいかないときは設定を見直そう

もし、上記の方法で思うように画面が分割できない場合は、Windowsの「設定」からスナップ機能の確認をしてみましょう。

①スタートメニューから「設定」を開き、「システム」→「マルチタスク」へと進みます。

②ここに「スナップウィンドウ」という項目があり、チェックボックスのオン/オフで機能の動作を調整できます。

「ウィンドウをドラッグしたときに自動的に整列する」のチェックを外すと、スナップ機能そのものが無効になってしまいますので、オフになっていないか確認してみてください。

まとめ|自分に合った分割方法で作業効率をぐんとアップ!

今日の手順のまとめを表にしてみました。

方法操作スタイル特徴おすすめの人
スナップ機能(マウス)ドラッグ&ドロップ直感的でわかりやすい。画面の角にドラッグするだけで配置完了。マウス操作が得意な人、初心者
スナップアシストマウス+選択スナップ後に残りのウィンドウ候補が表示される。選ぶだけで分割配置できる。ウィンドウをたくさん開いている人
Windowsキー+矢印キーキーボード手元だけでスピーディーに配置。位置の微調整もできる。ショートカットキーをよく使う人、タイピング中心の作業が多い人
設定から調整設定画面スナップ機能のオン・オフや補助機能の有無を選べる。スナップがうまく効かないと感じる人、カスタマイズしたい人

Windowsの画面を4分割にすることで、マルチタスクがスムーズに進みます。マウス操作で直感的に分割するもよし、キーボードでサクサク操作するもよし!

そしてスナップアシストを活用すれば、複数ウィンドウの管理もストレスフリーになります。

ちょっとした画面の使い方で、作業の流れが見違えるほど変わります。

自分に合った方法で、ぜひこの便利機能を使いこなしてみてくださいね。