
自分のパソコンがWindows 11なのかWindows 10なのか、また「25H2」「24H2」などのどのバージョンなのか、確認したいことはありませんか?
WindowsのバージョンとOSビルドは、Windowsキー+Rを押して「winver」と入力すると確認できます。 更新プログラムの不具合情報や対処法を調べるときにも役立つ方法です。
この記事では、次の3つの確認方法をご紹介します。
- 手早く確認する:「winver」を使う
- エディションやシステムの種類も確認する: 設定アプリを使う
- 情報をテキストで取得・保存する: PowerShellを使う
バージョン情報の画面では、現在のバージョンとOSビルドを確認できます。Home・Proなどのエディションや、64ビット/32ビット、プロセッサの種類も調べたい場合は、設定アプリの「バージョン情報」を確認しましょう。
なお、ここで確認できるのは、現在そのパソコンにインストールされているWindowsの情報です。最新バージョンに更新できるかどうかを判定するものではありません。
用語ミニ辞典
- エディション: Home・Pro・Enterpriseなど、機能や利用目的による区分です。
- バージョン: 25H2・24H2など、Windowsの機能更新の区分を表します。
- OSビルド: Windowsの細かな更新状態を表す番号です。「26100.1234」のように表示されます。
- UBR: OSビルドのドット以降に付く更新リビジョン番号です。更新をインストールした回数を意味するものではありません。
- システムの種類: OSが64ビットか32ビットか、プロセッサがx64系かARM系かなどを確認する項目です。
- H1・H2: H1はその年の前半、H2は後半を表します。ただし、バージョン名だけでは、自分のパソコンへの配信時期や更新対象かどうかは判断できません。
- winver: 現在のWindowsのバージョンとOSビルドを表示するコマンドです。
Windowsのバージョン確認はこれだけ覚えればOK
Windowsのバージョンを確認したい場合は、まず「Win + R」キーを押して「winver」と入力する方法がおすすめです。
数秒で現在のWindowsのバージョンとOSビルドを確認できます。
「24H2か知りたい」「Windows 10かWindows 11か確認したい」という場合も、この方法だけでほとんど解決します。
詳しい確認方法や、それぞれの表示の意味については以下で解説します。
一番簡単!Windowsのバージョン確認方法(Win+R→winver)
- Windowsキー(キーボード左下の「⊞」)を押しながら R を押します。
→ 「ファイル名を指定して実行」が開きます。 - 入力欄に
winverと入力して Enter を押します。 - 「Windows のバージョン情報」ウィンドウが表示され、バージョンとOS ビルドが確認できます。
画面の読み方
- Windowsの名前: Windows 11かWindows 10かを確認します。
- バージョン:「26H2」「25H2」「24H2」など、そのパソコンにインストールされているバージョンが表示されます。
- OSビルド:「26200.x」「26100.x」など、細かな更新状態を表す番号が表示されます。
不具合情報と照合するときは、バージョンと、ドット以降も含めたOSビルド番号を控えておきましょう。
なお、winverの画面では、64ビット/32ビットやプロセッサの種類は確認できません。これらを調べたい場合は、次の設定アプリから確認してください。
設定アプリからWindowsのバージョンを確認する方法
- スタート → 設定(歯車アイコン)を開きます。
- 左メニューから システム を選び、右側の下の方にある 「バージョン情報(About)」 をクリックします。
- 「Windows の仕様」という枠に、次の項目が表示されます。
- エディション(Home / Pro / Enterprise など)
- バージョン(25H2 /24H2 / 23H2 / 22H2 など)
- OS ビルド(26100.xxx / 22631.xxx / 22621.xxx / 19045.xxx など)
同時に見ておきたい項目
「バージョン情報」の画面には、主に次の2つの情報が表示されます。
- Windowsの仕様: エディション、バージョン、OSビルドなど
- デバイスの仕様: プロセッサ、搭載メモリ、システムの種類など
64ビット/32ビットを確認する場合は、「デバイスの仕様」にある「システムの種類」を見てください。x64ベースやARMベースなど、プロセッサの種類も確認できます。
Windows 11は64ビット版のみですが、x64系とARM系では対応するドライバーなどが異なります。アプリやドライバーの対応を調べるときは、ビット数だけでなくプロセッサの種類も確認しましょう。
Windows 10でも「設定 → システム → バージョン情報」から確認できます。Windows 11とは画面の配置が異なる場合があります。
PowerShellで情報を取得・保存する方法(必要な方向け)
バージョンやOSビルドをテキストとして取得したい場合は、PowerShellでも確認できます。画面で確認するだけなら、winverや設定アプリの方法で十分です。
バージョンとOSビルドを取得する
- スタートの検索欄に「PowerShell」と入力し、「Windows PowerShell」を開きます。
- 次のコマンドを貼り付けて、Enterキーを押します。
この操作は情報を読み取るためのもので、Windowsの設定を変更しません。通常は管理者として起動する必要もありません。
$cv = Get-ItemProperty ‘HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion’
$os = Get-CimInstance Win32_OperatingSystem
$info = [PSCustomObject]@{
OSName = $os.Caption
Version = $cv.DisplayVersion
OSBuild = “$($cv.CurrentBuildNumber).$($cv.UBR)”
EditionID = $cv.EditionID
Architecture = $os.OSArchitecture
}
$info | Format-List
表示される項目の意味は、次のとおりです。
- OSName: Windowsの名前とエディション
- Version: 25H2・24H2などのバージョン
- OSBuild: ドット以降を含むOSビルド番号
- EditionID: Professionalなどの内部的なエディション名
- Architecture: OSのビット数
Architectureは、x64系とARM系を区別する項目ではありません。プロセッサの種類は、設定アプリの「システムの種類」で確認してください。
CSVとしてデスクトップへ保存する
上のコマンドを実行したあと、同じPowerShellの画面で次のコマンドを実行すると、取得した情報をCSVファイルに保存できます。
$desktopPath = [Environment]::GetFolderPath(‘Desktop’)
$csvPath = Join-Path $desktopPath ‘win_version.csv’
$info | Export-Csv -Path $csvPath -NoTypeInformation -Encoding UTF8
$csvPath
実行後に表示されるパスが、保存先です。デスクトップがOneDriveへ移動されている環境でも、現在設定されているデスクトップの場所を使用します。
同じ名前のファイルがある場合は上書きされるため、記録を残したい場合は、実行前にファイル名を変更してください。
なお、このコマンドで取得するのは、実行したパソコン1台分の情報です。複数台をまとめて取得するには、別途管理用の仕組みが必要です。
補足:古い記事にある「wmic」について
wmic os get Caption,Version は、古い確認方法です。WMICは非推奨となり、最近のWindows 11では削除が進んでいるため、利用できない場合があります。
バージョン確認のためにWMICを追加する必要はありません。この記事のwinver、設定アプリ、PowerShellの方法を使用してください。
早見表:WindowsのバージョンとOSビルド
| OS | バージョン | OSビルドの系列 |
|---|---|---|
| Windows 11 | 26H2 | 26300.x |
| Windows 11 | 26H1 | 28000.x |
| Windows 11 | 25H2 | 26200.x |
| Windows 11 | 24H2 | 26100.x |
| Windows 11 | 23H2 | 22631.x |
| Windows 11 | 22H2 | 22621.x |
| Windows 11 | 21H2 | 22000.x |
| Windows 10 | 22H2 | 19045.x |
「x」は、更新によって変わるドット以降の番号を表しています。表はバージョンを見分けるためのもので、掲載されているすべてのバージョンが現在サポート中という意味ではありません。
なお、Windows 11 26H1は、一部の新しいデバイス向けに提供されるバージョンです。24H2・25H2のパソコンに、通常の機能更新として配信されるものではありません。
OSビルド番号が大きいからといって、すべてのパソコンがそのバージョンへ更新すべきとは限りません。 現在の状態は、バージョン名とOSビルドをセットで確認してください。
Insider Previewなどの先行版では、表と異なるビルド番号が表示される場合があります。
つまずきやすいポイントと対処
「バージョンが数字じゃない/H2って何ですか?」
「24H2」の「24」は2024年、「H2」は年の後半を表します。「H1」は年の前半を表すため、「26H1」という表記もあります。
これらはバージョンを区別する名前です。自分のパソコンに実際に配信された日付を表すものではありません。
なお、Windows 10の通常版の最終バージョンは22H2です。
英語表示でよく分からないです
言語が英語でも、winver や 設定 → System → About の位置は同じです。項目名は
- Version(バージョン)
- OS build(OS ビルド)
- System type(システムの種類)
などに対応します。
会社PCで項目が見えない/開けないです
会社のパソコンでは、管理上の設定によって、設定アプリやPowerShellの利用が制限されている場合があります。
winverが使える場合は、まずそこでバージョンとOSビルドを確認してください。確認画面が開けない場合や、コマンドの実行が制限されている場合は、社内のIT担当者に問い合わせましょう。
使い分けのコツ(どの方法を選べばいい?)
- バージョンとOSビルドを手早く確認したい: winver
- エディション・ビット数・プロセッサの種類も確認したい: 設定アプリ
- 情報をテキストやCSVで記録したい: PowerShell
確認にかかる時間は、操作への慣れやパソコンの状態によって異なります。
よくある質問
Q. 自分がWindows 10かWindows 11か分かりません
A. 「winver」を実行するか、「設定 → システム → バージョン情報」で確認できます。
Q. 24H2かどうかはどこを見ればいい?
A. バージョン欄に「24H2」と表示されていればWindows 11 24H2です。
Q. OSビルドとは何ですか?
A. Windowsの細かな更新状況を表す番号です。不具合情報や更新情報を調べる際によく使われます。
Q. Windows 10の最新バージョンは?
A. Windows 10の最終バージョンは22H2です。
Q. 最新バージョンに更新できるかも確認できますか?
このページの方法で確認できるのは、現在インストールされているWindowsの情報です。
新しいバージョンへ更新できるかどうかは、パソコンの対応状況、Windows Updateの配信状況、不具合による配信の一時停止などによって異なります。「設定 → Windows Update」で、更新の案内を確認してください。
まとめ
Windowsのバージョン確認は、「Win + R」を押して「winver」と入力する方法が最も簡単です。
この方法なら、Windows 10かWindows 11かだけでなく、24H2や23H2などのバージョン、OSビルド番号もすぐに確認できます。
また、「設定 → システム → バージョン情報」から確認すれば、エディションや64ビット/32ビットの情報もまとめて確認できます。
Windows Updateの不具合情報や対応方法を調べる際は、「バージョン」と「OSビルド」をセットで確認しておくと役立ちます。困ったときにすぐ確認できるよう、このページをブックマークしておくと安心です。
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