Copilotの新キャラ「Mico(ミコ)」とは?日本で使える?英語がわからなくても大丈夫?——しくみ・設定・今後の展開まで丁寧解説

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はじめに:Micoは“Copilotの新しい顔”

Copilotは、WindowsやEdge、モバイルアプリなどで使えるAIアシスタントです。そこに新しく加わったのが、やさしい表情で反応するキャラクター「Mico(ミコ)」

Microsoft Copilotの新キャラクター「Mico」が青い背景で微笑み、吹き出しに音声波形が表示されている


Micoは、こちらが話しかけると色や表情で反応し、
“声で会話する体験”をわかりやすく可視化してくれます。昔の「Clippy(クリッピー)」を思い出す方もいるかもしれませんが、MicoはあくまでCopilotの見た目のレイヤー。AIの頭脳はこれまでどおりCopilotで、Micoは“親しみやすい窓口”です。

ポイント

  • かわいい見た目でも、使う・使わないは自分で決められる。(オフにできます)
  • 音声モードで実力を発揮。表情で反応するので、会話のテンポがつかみやすい。
  • 「英語が苦手」「日本で使える?」という不安はこの記事内で順番に解消します。

Micoは日本でも使える?——対応状況の考え方

まず整理しておきたいのは、Copilotそのものは日本語でも利用可能だということ。テキストモードでのやりとりはすでに多くの方が体験済みだと思います。
一方、Mico(アバター表示)や一部の新機能は段階的に展開されます。新機能のロールアウトは、地域・アカウント種別(個人/組織・教育)・アプリ(Edge/アプリ版/モバイル)などで見え方が少しずつ異なることがあります。

  • Micoがまだ表示されない場合の“よくある理由”
    1. 対象地域の段階的展開の途中
    2. アプリやOSの更新が未適用(古いバージョン)
    3. 管理者ポリシー(仕事や学校アカウント)で制限
    4. 音声モードのUIが切り替わっていない/適用待ち

【結論だけ先にいうと・・】
日本でもCopilotは使えます。Micoは“順次展開”と理解しておくのが安心です。


英語がわからなくても大丈夫?——3つの対処で不安を解消

Micoは“声”を使ったやりとりで魅力が出る機能。だからこそ「英語の聞き取りが不安…」という声は当然です。次の3点を押さえると安心です。

  1. まずはテキストモードで
    Micoが見えなくても、Copilotの頭脳は同じ。テキスト入力だけでも十分に活用できます。
    • 英単語が不安な場合は、日本語で指示→英訳はCopilotに任せる運用でもOK。
  2. 音声は“短い指示×区切り”が効果的
    英語で話すなら、短い命令文に区切るのがコツです。
    例)“Summarize this page.” → “Then list three action items.”
    日本語音声が使えるようになれば、そのまま日本語でOKです(準備は次章)。
  3. 聞き返し・確認をCopilotに任せる
    “If you need clarification, ask me.”(わからないときは確認して)と最初に伝えておくと、Copilot側から補足質問してくれます。音声でもテキストでも有効です。

まずはここから:Windows/Edge/Copilotを最新にして準備

Micoが“見える/見えない”は更新の状態に大きく左右されます。まず次の順で確認しましょう。

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1) Windows Update(Windows 11)

  1. 設定Windows Update
  2. 更新プログラムのチェックを実行
  3. 再起動が出たら適用
  4. Microsoft Storeアプリもライブラリの更新を実施(CopilotアプリやWebView周りの更新が入ることあり)

2) Microsoft Edge の更新

  1. Edge右上の「…」→ 設定Microsoft Edge について
  2. 自動で更新確認→再起動
  3. サイドバーにCopilotをピン留めしておくとアクセスが速くなります

3) Copilot(アプリ/Web)

  • アプリ版はMicrosoft Storeで最新へ
  • Webアクセス(copilot.microsoft.com)もサインインし直しでUIが切り替わることがあります

アップデート直後はキャッシュの影響でUIが切り替わらないことがあります。サインアウト→サインイン、Edgeの再起動も試してください。


音声で使うなら“マイクまわり”が9割:設定チェック

Micoの良さを活かすには、音声認識の精度がとても大切。以下を整えると体験が一気に安定します。

A. Windowsのマイク権限

  1. 設定プライバシーとセキュリティマイク
  2. アプリのマイクへのアクセスをオン
  3. EdgeやCopilotアプリへのアクセスが許可になっているか確認

B. 入力デバイスの選択と音量

  1. 設定システムサウンド
  2. 入力の項目で、使いたいマイク(ヘッドセット/USBマイク)を選択
  3. 入力音量を60〜80%目安に調整
  4. 「マイクのテスト」で波形が安定しているか確認

C. ノイズ対策(超・実用)

  • マイクは口元からこぶし1個分が基本。
  • エアコンやキーボードの打鍵音が入る場合、単一指向性のUSBマイクが有利。
  • オンライン会議用のノイズ抑制機能付きヘッドセットは、AI音声でも効果抜群です。

Micoの“オン・オフ”と表示のコツ(見えない時の対処)

Micoは任意の体験です。見た目(アバター)が好みでない、集中したい時はオフにできます。

  • 基本的な考え方
    • Copilotの音声モードに切り替えると、Micoが表示される構成が一般的
    • 設定メニュー内の「外観/アバター」や音声関連設定に切り替えスイッチが現れる場合があります
    • 表示が安定しない時は、一度テキストモード→音声モードに戻す/アプリ再起動で切り替わることがあります

管理者のいるPC(会社・学校アカウント)の場合

  • テナントポリシーで音声やアバターを制限していると、Micoは出ません。IT管理者に確認しましょう。
  • 個人用Microsoftアカウントでログインした別PC/モバイルから表示されることもあります。

英語が苦手でも“使いこなし”はできます:具体フレーズ集

音声で試すときの“短い英語コマンド”を載せておきます。まずは短く言って、区切るのがコツです。

  • “Summarize this page in two points.”(このページを2点で要約して)
  • “Then list three action items.”(次に、やることを3つ挙げて)
  • “Ask me questions if something is unclear.”(不明点があれば質問して)
  • “Switch to Japanese text responses.”(日本語のテキスト応答に切り替えて)

うまく聞き取られない時は

  • 短いセンテンスに分ける
  • マイクへ正面から一定距離で話す
  • 背景ノイズを一時的に止める(空調・窓)

Mico以外にも覚えておきたい新機能

Micoと一緒に注目されるのが、グループ活用やパーソナライズの流れです。

  • Copilotグループ(共同作業)
    共有の話題(会議、学習、家族の予定)でまとめ・ToDo化を支援。やり取りの要点を素早く引き出せます。
  • メモリ/パーソナライズ
    許可した範囲で、ユーザー設定や好みを覚え、次回の指示を短くできます。
  • Edge連携
    EdgeサイドバーやCopilotパネルでページ要約・比較・書き換えがシームレスに。

まずは“テキストで慣れる→音声に広げる”順がオススメ。Micoが見えるようになったら、音声×表情のフィードバックが体験をグッとわかりやすくしてくれます。

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日本語版が本格展開するまでにできる3つの準備

  1. 音声まわりを整える
    ヘッドセットまたは単一指向性USBマイク+静かな環境=認識精度が段違いです。
  2. Copilotの“型”を作る
    日常の定型フレーズ(要約→箇条書き→ToDo)をテンプレ化しておくと、英語でも日本語でも流用可能です。
  3. 更新は“習慣化”
    Windows・Edge・Copilotアプリの更新→再起動→サインインし直しを、週1ルーチンに。新UIが来た時の“ハマり”が激減します。

よくある質問(FAQ)

Q. いま日本でMicoが出ないのは不具合?

A. 多くは段階的な展開中・更新未適用・管理ポリシーのいずれかです。まずは更新とサインインし直し、音声モードへの切り替えを試しましょう。

Q. Micoは必ず使わないといけませんか?

A. いいえ。任意(オプション)です。集中したい時はオフ、気分を変えたい時はオン、と使い分けできます。

Q. 英語が苦手です。日本語で音声操作できますか?

A. テキストは日本語で問題ありません。音声は順次拡大する可能性があり、当面はテキスト+短い英語音声の併用が現実的です。

Q. 仕事PCで使えません

A. 会社・学校のテナントポリシーで制限されている場合があります。個人PCやスマホで検証するか、管理者に相談しましょう。


まとめ:Micoは“親しみやすい窓口”。日本でも準備を進めて待てばOK

  • Micoは見た目のレイヤーで、Copilotの使い勝手を“声×表情”でわかりやすくしてくれる存在
  • 日本でもCopilot自体は利用可能。Micoは段階的な展開を待ちつつ、更新・マイク・テンプレの3点を整えておけば準備万端
  • 英語が不安でもテキストで完成度は高い。Micoが来たら、音声へ自然にステップアップすればOKです

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