フリーランスや事業家にとって、この3月は契約事が多くなります。
しかしこの期間、十方暮がちょうど当てはまってしまいます。
いにしえの習いを信じるか？現実主義で過ごすか？
この記事を読んで、考えてみてください。
十方暮（じっぽうぐれ）の期間は、一般的に新しいことを始めるのは避けた方が良いと言われている事をご存知ですか？
＞2025年の十方暮は、以下の期間です。
・1月15日～1月24日
・3月16日～3月25日
十方暮は、暦上の凶日のひとつであり、この期間は、天地の気が塞がり、万事がうまくいかないとされています。特に、結婚、開店、移転、契約など、新しいことを始めるには不向きとされています。十方暮の期間は、静かに過ごし、将来の計画を練ったり、休息する時間に使うのが良いでしょう。
なぜ十方暮に新しいことを始めるのが良く無いのか？
その理由と、十方暮期間中の過ごし方について説明します。
十方暮とは？
十方暮は、暦上の凶日のひとつで、十日間続く期間を指します。
この期間は、天地の気が塞がり、万事がうまくいかないとされています。
特に、結婚、開店、移転、契約など、新しいことを始めるには不向きとされています。
十方暮に避けるべきこと
・結婚、入籍
・開店、開業
・引っ越し、新築
・契約、重要な決断
・訴訟、争い事
十方暮の過ごし方
特に注意したい『十方暮』期間の過ごし方を解説します。
✔️静かに過ごす・・無理に新しいことを始めず、落ち着いて過ごしましょう。
✔️計画を立てる・・将来の計画を練ったり、準備をする期間と捉えましょう。
✔️休息する・・心身を休め、リフレッシュする時間に使いましょう。
✔️普段通りの生活をする・・過度に気にする必要はありません。普段通りの生活を心がけましょう。
十方暮の考え方
十方暮は、あくまで暦上の考え方であり、科学的な根拠はありません。
気にしすぎる必要はありませんが、一つの目安として捉えるのが良いでしょう。
＊十方暮期間であっても、全てが悪いというわけではありません。
十方暮は、新しいことを始めるには不向きな期間とされていますが、過度に気にする必要はないようです。
しかしこの期間は、自分自身を見つめ直し、将来の計画を立てる良い機会と捉え、穏やかに過ごした方が良さそうです。
「十方暮」をもっと掘り下げてみた
＞何か根拠になる出来事はあったの？
十方暮（じっぽうぐれ）は、陰陽五行説に基づいた暦注であり、特定の過去の出来事に由来するものではなさそうです。
十方暮の起源と意味
十方暮は、干支（かんし）の組み合わせから算出される暦注の一つです。
干支とは、十干（じっかん）と十二支（じゅうにし）の組み合わせで、60通りあります。
十方暮は、この干支の組み合わせが「相剋」（そうこく）という、互いに打ち消しあう関係になる期間を指します。
▶︎陰陽五行説では、天地の気が調和している状態が良いとされ、
⚡︎相剋の状態は気が乱れ、物事がうまくいかないと考えられています。
そのため、十方暮の期間は、新しいことを始めるのに不向きとされているのです。
歴史的な出来事との関連性
十方暮は、特定の歴史的な出来事に由来するものではありません。
陰陽五行説は、古代中国で成立した思想であり、十方暮もその思想に基づいて暦に取り入れられました。
日本には、飛鳥時代から奈良時代にかけて陰陽道とともに伝わり、暦注として定着したようです。
『十方暮』の注意すべき過ごし方まとめ
十方暮は、あくまで暦上の考え方であり、科学的な根拠はありません。
しかし、古くから人々の生活に根付いており、一つの目安として活用されています。
現代では、十方暮を気にしない人も多く、過度に気にする必要はありません。
つまり、十方暮は、特定の過去の出来事に由来するものではなく、陰陽五行説に基づいた暦注であり、干支の組み合わせによる気の乱れを示す期間とされています。