今日は「金の価値がなぜ高騰するのか」についてのお話です。
金とは、皆様ご存知のとおり、私たちがアクセサリーや資産として扱っている素材のことです。
金の価値が高くなる理由
その1・世界中で欲しい人が多い「金」
金はとてもきれいで、昔から人々にとても価値があるものとされています。そのため、世界中の多くの人が、沢山金を持っていることを良しとする考えを持っています。
すなわち、多くの人が欲しいものは、価値や値段が上がりやすいのです。
その2・希少価値
金は地球上にあまりない希少な素材です。
このため、探しても探してもなかなか見つからないことが多い「金」を沢山の人が買い求めるため、価格が高騰します。
コロナの時のマスクや紙製品のように、なかなか手に入らないものは、価値が高くなる傾向にあります。
その3・価値あるがゆえの安心感
日本でも今は円安になっているように、世界中の国々でお金の価値は変動します。
しかし金は、比較的価値が安定してます。そのため、資産として将来のために金を買っておく人が多いのです。
しかも、金は万国共通で価値が認められています。どの国へ行っても、金は交換できますし、買い物もできます。
金の価値が急に上がるのは何故?
世界中で価値が認められている金ですが、価格が大きく値上がりする事があります。
その原因はいったい何なのでしょうか?
経済が不安定
世界中でお金(ドルやユーロ、円など)の価値が不安定になったり、大きな経済問題が起こると、お金を持っている人々は、金に換金します。その為、金の流通が少なくなるにもかかわらず、金を買いたい人が殺到するので金の価格が高騰します。
大きな出来事
例えば、大きな自然災害があると、人は不安になります。
その不安感から、より安全な金に投資して資産として残したいと考える人が増えるのです。
金の価値を予測するのは大変難しい事です。世界情勢や、自然災害のも影響を受けやすい「金」が、これからも大切な資源であることには変わりありません。
そのため、これから先の未来も、金は価値あるものに変わりないでしょう。
まとめ
金の価値が高騰するのは
「みんなが欲しいから」
「あまりないから」
「お金としての安心感があるから」
「世界中で使えるから」
という理由です。
もともと希少価値の高い「金」ですが、世界情勢などの不安要素が原因で「金を買いたい」人が増えることによって起こる高騰です。
仕組みを知ると、とても簡単ですよね。
世の中には、知ると簡単な事が沢山ありますし、今日のお話で、金に対して少しでも理解が深まったら嬉しいです。