Windows10仮想マシンのウインドウの操作方法にかかわる『マウス』と『キーボード』について。

今日は仮想マシンのウインドウの操作方法にかかわるマウスとキーボードについてのお話しです。

はじめに

前回のWindowsのライセンスの話で

「仮想のマシンといえども、本体とは異なるパソコンという位置づけ・・・」

と記しましたが、そうだとすると

『一組しか存在しないマウスとキーボードはどのように切り替えて操作しているのか?』

と疑問に思った方もいると思います。

(実際、お問い合わせをいただきました。説明不足ですみません。)

しかし、実際に触ってみると、その様な疑問は全く気にする必要も無く

・仮想マシンのウインドウ

・Windows 10 22H2のデスクトップ

・本体の他のアプリケーションのウインドウ

などと同様に、マウスやキーボードの切り替え操作等は必要ありません。


仮想マシンと一緒にWordを立ち上げた場合

仮想マシンと一緒にWordを立ち上げていたとします。

Wordのウインドウを選択して操作している場合、マウス操作やキーボード入力はWordに送られます

デスクトップ画面

↑この状態で、仮想マシンのウインドウを選択すれば、マウス操作やキーボード入力は仮想マシンに送られ、何も考えずに仮想マシンの中のWindows 10 22H2の操作が可能です。

仮想マシン画面

Windows 10 22H2のOSがマルチウインドウのOSである以上

『ウインドウを切り替える操作』

   II (イコール)

『キーボードやマウスの切り替え』

に相当するという事です。

Windows10仮想マシンのウインドウの操作方法・まとめ

基本的に、仮想マシンのウインドウを選択すれば、そのウインドウがアクティブになり、マウス操作やキーボード入力は自動的にその仮想マシンに送られる仕組みになっています。
つまり、物理的な入力機器を切り替える必要はなく、単にウインドウを切り替える操作がそのまま入力の切り替えとなります。
ただし、一部の特殊なケースや設定においては、ホストOSと仮想マシンの間で、キーボードショートカットが競合することもあるため、その際は設定の調整が必要になる場合があるようです。

<関連記事>非力な WindowsPCを使ってHyper-V仮想マシン環境の作成をしてみた!(前編)

<関連サイト>Microsoft社LinuX

デスクトップ画面
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