Hyper-Vの仮想マシンを終了するとき、「シャットダウン」「停止」「保存」のどれを選べばよいのか迷うことがあります。
基本的には、通常のパソコンと同じように、仮想マシン内のWindowsからシャットダウンする方法が安全です。Hyper-Vマネージャーや仮想マシン接続画面から終了することもできますが、選ぶ操作によって終了方法が異なります。
この記事では、Hyper-V上で動かしているWindows 10 22H2を例に、仮想マシンを安全にシャットダウンする方法を解説します。基本的な操作は、Windows 11をゲストOSとして使用している場合も同様です。
なお、Windows 10の通常サポートは2025年10月14日に終了しています。本記事では操作例としてWindows 10 22H2の画面を使用していますが、インターネットへ接続して使用する場合は、セキュリティ更新の提供状況にも注意が必要です。
あわせて、「シャットダウン」「保存」「停止」の違いや、シャットダウン時にエラーが表示された場合の確認方法も紹介します。
Hyper-Vの仮想マシンを終了する3つの方法
Hyper-Vの仮想マシンを終了する方法は、主に次の3つです。
| 操作 | どのような終了方法か | 使用する場面 |
|---|---|---|
| シャットダウン | ゲストOSを通常の手順で終了する | 普段はこの方法がおすすめ |
| 保存 | 現在の実行状態をディスクへ保存する | 作業を一時的に中断したいとき |
| 停止 | 仮想マシンの電源を強制的に切る | OSが応答しない場合の最終手段 |
通常は「シャットダウン」を使用します。
Hyper-Vマネージャーに表示される「停止」は、実際のパソコンで電源を強制的に切る操作に近いため、保存していないデータが失われたり、仮想ディスクが破損したりする可能性があります。
「シャットダウン」と「停止」は意味が異なるため、操作するときは間違えないようにしましょう。
方法1:仮想マシン内のWindowsからシャットダウンする
最も分かりやすく安全なのは、仮想マシン内のWindowsから通常どおりシャットダウンする方法です。
ゲストOSが正常に動いている場合は、基本的にこの方法を使用します。
① スタートメニューを開く
仮想マシン接続画面の中にある、Windowsのスタートボタンをクリックします。
このとき、操作しているのがホスト側のWindowsではなく、仮想マシン内のWindowsであることを確認してください。

② 電源アイコンをクリックする
スタートメニューが開いたら、電源アイコンをクリックします。

③ 「シャットダウン」を選択する
表示されたメニューから「シャットダウン」をクリックします。
仮想マシン内のWindowsで開いているファイルやアプリがある場合は、必要なデータを保存してからシャットダウンしてください。

④ 仮想マシンが停止したことを確認する
「シャットダウンしています」と表示されたあと、仮想マシン内のWindowsが終了します。
仮想マシン接続画面が起動前の状態に戻れば、シャットダウンは完了です。

再び仮想マシンを使用するときは「起動」をクリックします。
使用を終える場合は、仮想マシン接続画面の右上にある「×」をクリックして、ウインドウを閉じても問題ありません。
ただし、Windowsが動いている状態で「×」をクリックしただけでは、仮想マシン自体は終了しません。接続画面が閉じるだけなので、仮想マシンの状態はHyper-Vマネージャーから確認してください。
仮想マシンであっても、Windowsを突然停止すると、保存していないデータが失われたり、仮想ディスクが破損したりする可能性があります。通常は、Windowsからシャットダウンする方法が安心です。

