Microsoft Windows Desktop Runtimeとは?間違って消して大変なことになる前に知っておきたいポイントを解説

「Microsoft Windows Desktop Runtimeって何?という初心者向け解説記事のアイキャッチ画像。Windowsロゴのモニター、削除を示す赤いバツ印の書類、入門解説のラベルが描かれ、安全な削除・更新方法を紹介することを視覚的に表現している。

Windowsパソコンを使っていると、突然「Microsoft Windows Desktop Runtime をインストールしてください」や「更新プログラムの準備が終わりました」などの通知が表示されることがあります。
しかし、名前だけを見ると「何の機能?」「消してもいいの?」と戸惑ってしまう方も多いはずです。

実はこの Microsoft Windows Desktop Runtime は、Windowsアプリが動くための“土台”となる非常に重要なコンポーネントです。仕組みを知らずに削除してしまうと、アプリが立ち上がらなくなるなどのトラブルが起こる可能性があります。

ここでは、なるべく専門用語を噛み砕きながら、初心者の方でもわかりやすいように丁寧に解説していきます。


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■ Microsoft Windows Desktop Runtimeとは?

Microsoft Windows Desktop Runtimeとは、Microsoftが提供する「.NET(ドットネット)プラットフォーム」の一部で、Windows向けアプリを動かすための実行環境です。

特に、以下のようなアプリがこのRuntimeの上で動いています。

  • Windowsのデスクトップアプリ
  • Steamゲーム
  • LINE、Zoom、Discordなどのデスクトップ版
  • Microsoft Storeアプリの一部
  • 業務ソフト、社内システム

つまり、Runtimeは “アプリが動くための共通のエンジン” のような存在です。

アプリが「このバージョンのRuntimeが必要です」と要求することもあり、Windows Updateで定期的に配信されるのもこのためです。


■ 消したらどうなる?(←意外と多いトラブル)

Runtimeは複数のアプリで共有されているため、誤って削除してしまうと、

  • アプリが起動しない
  • エラーコードが出て止まる
  • Steamゲームが立ち上がらない
  • アップデートが毎回失敗する

といった症状が出ることがあります。

昔「なんかよくわからないから消してしまおう」と軽い気持ちでアンインストールして、あとで大変な目にあったユーザー(私も含め)も少なくありません。
Runtimeは知らなくても問題ないけれど、消すと困る重要な存在なのです。

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■ 複数のバージョンが並んでいても大丈夫?

Runtimeは以下のように 「複数バージョンが共存している」のが正常な状態です。

  • Microsoft Windows Desktop Runtime 6.0
  • Microsoft Windows Desktop Runtime 7.0
  • Microsoft Windows Desktop Runtime 8.0

アプリごとに必要なバージョンが違うため、古いRuntimeを残したまま新しいRuntimeを追加するケースがあります。

「なんでこんなにたくさん入っているの?」と不安になる必要はなく、そのままで問題ありません。


■ 必要な理由:多くのアプリがRuntimeで作られている

最近のアプリは「.NET」で作られることが多く、特に以下のジャンルで使用率が高いです。

  • ゲーム(Steam / Epic / Game Pass)
  • 動画配信アプリ
  • チャットアプリ
  • メールクライアント
  • 企業・自治体向けソフト
  • 管理ツール、ユーティリティ

そのため、「Runtimeがないと動作しないアプリ」が非常に多いのです。

「Runtimeとは何か」を知らないまま使っていても問題ありませんが、仕組みを知っておくとトラブル時に役立ちます。


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■ Runtimeの更新は必要?放置していい?

Runtimeは Windows Updateで自動更新されるので基本的に放置でOKです。

ただし、

  • 更新に失敗する
  • 特定のアプリが最新版を要求する
  • セキュリティ修正が入る

といった場合は手動で更新が必要になることがあります。

更新通知が出ても「よくわからないから無視」はおすすめできません。
Runtimeにはセキュリティ修正も含まれるため、安全のために必ず更新しておくことを推奨します


■ Runtimeの更新でエラーが出たときの対処法

Runtimeの更新は、時々 Windows Update で失敗することがあります。
その場合は次の手順を試すと改善することがあります。

① PCを再起動する

最も定番ですが、Runtime関連は再起動で正常にインストールされることがよくあります。

② Microsoft公式から手動インストール

以下のページから最新バージョンをダウンロードできます。
「Windows Desktop Runtime」を選ぶのがポイントです。

  • Microsoft .NET ダウンロードページ
    (検索ワード:.NET Desktop Runtime)

③ Windows Updateのトラブルシューティング

「設定 → システム → トラブルシューティング → その他のトラブルシューティング → Windows Update」

④ .NET Uninstall Toolを使う

どうしても改善しない場合、Microsoft公式のアンインストールツールで一度リセットすると直ることがあります。


■ よくある質問

● Runtimeは消してもいい?

ダメです。アプリが起動しなくなる可能性があります。

● 古いRuntimeが複数残っていても問題?

正常な状態なのでそのままでOKです。

● 自分でインストールする必要はある?

→ 多くの場合は Windows Updateに任せておけば大丈夫です。


■ まとめ:Runtimeは“縁の下の力持ち”。消さずにそのまま使うのが正解です

Microsoft Windows Desktop Runtimeは、アプリが動くための重要な基盤です。
普段は意識する必要はありませんが、誤って削除するとアプリが動かなくなるなどのトラブルが起こる可能性があります。

  • 消さない
  • 更新通知は基本的にOKを押す
  • 複数バージョンが並んでいても正常
  • ゲーム・チャットアプリでは特に必須

この4つだけ覚えておけば安心です。

必要なときにだけ静かに働いてくれる、まさに「縁の下の力持ち」のような存在ですので、そのまま大切に扱ってあげてください。

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