【初心者向け】安いパソコンでも大丈夫!スペックの見方と「これなら安心」な選び方

初心者向けにパソコンスペックを考える若い女性のイラストと、「安いパソコンで大丈夫?初心者向け スペックの見方と“これなら安心”な選び方」というタイトル入りのバナー画像

最近、よくこんな質問をいただきます。

「ネットを見るだけだから、安いパソコンでいいよね?」

たしかに「ネット検索だけできればOK」という方には、ハイスペックな高額パソコンは必要ありません。でも、“安い”と“使える”は別の話です。

この記事では、パソコンのスペック用語をわかりやすく解説しながら、「最低限どれくらいの性能が必要か」「どんな用途にどんなパソコンを選べばいいか」を丁寧に紹介します。初心者の方でも、パソコン選びで失敗しないように役立つ内容になっています。

パソコンの「スペック」ってなに?

まずはよく見かける用語と、その意味をカンタンに説明します。

用語意味(初心者向け)目安スペック
CPUパソコンの頭脳。処理の速さに関係します。最低でも Intel N200 / Core i3 / Ryzen 3
メモリ(RAM)一度に開ける作業スペースの広さ。多いほど快適。8GB以上(4GBは動作が遅くなります)
ストレージ(SSD/HDD)データを保存する場所。SSDのほうが圧倒的に速い。SSD 128GB以上推奨(HDDやeMMCは非推奨)
OSパソコンを動かす土台。Windows 11が主流。Windows 11または延長サポート付きのWindows 10

これらの用語は、一見むずかしそうに見えますが、パソコンを選ぶ上ではとても大切な基準になります。「CPU・メモリ・ストレージ」がしっかりしていれば、多くの作業が快適にこなせます。逆に、これらのどれかが不足していると、「買ったばかりなのに遅い…」と感じやすくなります。

この記事では、それぞれのスペックが実際にどのような使い方に向いているのかも詳しく解説していきます。

用途別|これだけは欲しいスペックの目安

以下に、やりたいこと別に「このくらいの性能があれば快適」という目安をまとめました。表の下には、それぞれの用途に合うパソコン例も紹介しています。

以下に、やりたいこと別に「このくらいの性能があれば快適」という目安をまとめました。表の下には、それぞれの用途に合うパソコン例も紹介しています。

ノートパソコンのサイズ・重さの目安と評価

分類サイズ・重さの目安おすすめの使い方特徴
軽量モバイルタイプ画面:11〜13.3インチ
重さ:〜1.2kg
持ち歩き・大学生・出張・カフェ作業とにかく軽い。バッテリー長持ちのモデルも多く、バッグにもスッと入る
標準タイプ(持ち運びも可能)画面:14インチ前後
重さ:1.3〜1.5kg
在宅+外出の両立、学生、会社員バランスがよく、作業もしやすく、カバンにも収まるサイズ感
据え置きメインタイプ画面:15.6インチ〜
重さ:1.6kg以上
自宅用、デスク固定、家族共用画面が広く作業効率が良いが、持ち運びには不向き。電源に繋いで使う想定
大画面・高性能タイプ画面:16〜17インチ
重さ:2.0kg以上
動画編集、ゲーミング、デザイン業務画質や処理能力は非常に高いが、常時据え置きが前提。価格も高め

ノートパソコンは「性能」だけでなく、「サイズと重さ」も大切です。

外出や移動が多い人には13〜14インチの軽量モデル、自宅でじっくり使うなら15.6インチ以上の大画面モデルがおすすめです。

初心者の方は「毎日持ち歩くのか?」「据え置きで使うのか?」を基準にサイズを選ぶと失敗しにくくなります。

価格だけで選んだときの困った例

  • 起動に5分以上かかる
  • アップデート中にフリーズ
  • クリックしても反応が遅くてイライラ

よくある「安いけど快適じゃないPC」は、メモリが4GBでストレージがHDDだったり、CPUに古いCeleronが使われていたりします。「動かなくはないけど…」というストレスを抱えることになりがちです。

初心者が後悔しないための3つのポイント

メモリは必ず8GB以上を選ぶ

最近のWindowsは、起動するだけでもメモリを3〜4GB近く使います。メモリが4GBしかないと、ブラウザを開いた時点で動作が遅くなりがちです。ネット閲覧だけでも、快適に使うには8GB以上が安心です。

ストレージはSSDモデルを選ぶ(HDDは避ける)

HDD(ハードディスク)は起動や読み込みに時間がかかります。一方、SSDなら数秒でWindowsが立ち上がり、アプリの動作もサクサク。今やSSDは標準と言えるので、必ず確認しましょう。

CPUは「Intel N」「Core i」や「Ryzen」と付いているものを

CPUの型番は難解ですが、「Atom」「Celeron」などの旧型は避け、「N100」「Core i3以上」「Ryzen 3以上」を目安にすると安心です。数年後も使える性能かどうかの目安にもなります。

よくある質問(FAQ)

Q. Chromebookや中古PCってどうですか?

A. ネット中心ならChromebookも選択肢。ただし使えるアプリは限られます。中古は「バッテリー劣化」や「保証なし」に注意。

Q. Windows 10のパソコンでも大丈夫?

A. 2025年以降はセキュリティ更新に注意が必要です。個人向けの延長サポートに対応しているモデルなら安心。

このスペックを満たしているおすすめノートPCの例

迷ったらこれ!初心者にぴったりの安心ノートPC

たとえば、HPの「15-fd(2024年モデル)」は、第13世代Core i5・メモリ16GB・SSD搭載という文句なしの構成です。初めてパソコンを買う方でも、ZoomやYouTubeはもちろん、将来の在宅ワークや軽い画像編集まで見据えた「安心の一台」です。

Webカメラ・HDMI・テンキーも付いているので、在宅でも外出先でも幅広く使えます。

🔰 迷ったらこれ!初心者にぴったりの安心ノートPC

HP 15-fd 第13世代Core i5搭載ノートPC

✅ 第13世代 Core i5 / 16GBメモリ / SSD 256GB 搭載で、
ネット・Zoom・Office作業も快適!Webカメラ&HDMI端子つき。

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このHPモデルは、画面が大きく見やすくて作業しやすい反面、「毎日持ち運ぶ」には少し重たく感じるかもしれません。とはいえ、据え置きメイン+たまに持ち出す程度の使い方なら十分実用的です。Zoomやオンライン講座などにも対応しており、「初めての1台」としてバランスの良いモデルです。

まとめ|「何をしたいか」でパソコンを選ぼう

価格だけで選ぶと、思ったよりも遅かったり、数ヶ月で買い替えたくなったりするケースもあります。初心者の方こそ、最低限のスペックだけは確認してから購入するようにしましょう。

このページで紹介したスペックを参考に、「自分が何をしたいのか」を明確にして、それに合ったパソコンを選ぶのが後悔しないコツです。

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