【2026年版】パソコンで安全に「銀行サイト」を使うには?ネットバンキングの安全対策

「ネットバンキングって便利だけど、パソコンから使っても本当に大丈夫?」

残高確認や振込、明細チェックなどが自宅で完結する一方で、フィッシング詐欺やマルウェアなどの被害もなくなりません。特別な知識がなくても、ちょっとした不注意で巻き込まれる可能性があるのが怖いところです。

この記事では、Windowsパソコンでネットバンキングを安全に使うための「確認ポイント」「設定」「やってはいけない行動」を、初心者向けに整理して解説します。

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ネットバンキング利用時に狙われるリスクとは?

【ALT】業務用パソコンのトラブルに悩むスーツ姿の男性社員のイラスト。オフィス内でPC画面を見つめ、頭を抱えている表情。

まず知っておきたいのが、ネットバンキングでは以下のようなリスクが潜んでいるということです。

  • フィッシング詐欺:本物そっくりの偽ログイン画面で情報を盗まれる
  • キーロガー型ウイルス:入力されたIDやパスワードを盗まれる
  • 中間者攻撃(MITM):公衆Wi-Fiなどで通信内容が傍受される
  • ブラウザの保存機能による誤保存や第三者の不正アクセス

これらのリスクは、特別な知識を持った人だけが対象というわけではありません。誰でも、ふとした油断で巻き込まれてしまう可能性があるのがネットバンキングの怖さです。

たとえば、送られてきたメールのリンクを何気なくクリックしただけで偽サイトに誘導されたり、いつもと違う端末で操作してしまったことで不正アクセスの隙を与えてしまったり…。「自分は大丈夫」と思っているときこそ要注意なのです。

こうしたリスクを最小限に抑えるには、パソコンのセキュリティ設定を見直すと同時に、自分の行動習慣を整えることが何よりの対策となります。

パソコン側でやるべき基本のセキュリティ設定

まずは、ネットバンキングに限らず、Windowsパソコンで最低限やっておきたい設定を確認しましょう。

セキュリティ項目内容・設定方法(Windows / Edge)
SmartScreen(危険サイト/ダウンロード対策)フィッシングや不審なダウンロードを警告・ブロック。
Windows セキュリティ →「アプリとブラウザー制御」で有効化
追跡防止(Edge)「設定」→「プライバシー、検索、サービス」→「追跡防止」ををバランス以上に
HTTPS優先(Edge)「設定」→「プライバシー…」→「セキュリティ」→「常に安全な接続を使用」をオン
タイプミス保護(偽ドメイン対策)似たURL・タイプミスによる偽サイト誘導を警告(有効になっているか確認)
漏えいパスワードの警告保存したパスワードが流出リストに含まれる場合に通知。警告が出たら即変更
パスキー/Windows Hello(対応時)対応サイトではパスワードより安全・高速。可能なら優先して利用

この基本設定をしておくだけで、多くの脅威を防げるようになります。とくにネットバンキングのような重要な操作を行う端末では、セキュリティを「ONにしておくこと」が大前提です。

ネットバンキングを安全に使うための具体的な注意点

続いて、実際に銀行サイトへログインする前後で気をつけたいポイントを具体的に紹介します。

「検索結果やメールのリンクから飛んでしまう」ことがフィッシング詐欺の温床となります。信頼できるルートだけからアクセスするようにしましょう。

銀行側も対策はしているが、過信は禁物

近年、多くの銀行では、以下のようなセキュリティ対策を行っています。

  • HTTPS通信(鍵マーク付き)を確認
  • ワンタイムパスワード認証(アプリ認証など)を必ず利用
  • メールやSMSのリンクからログインしない
  • 検索結果から入らない(広告・偽サイト対策)
  • 公式ブックマークからのみアクセス(URL直打ち or ブックマークが基本)
  • パスキー対応なら最優先。非対応なら「長くて一意のパスワード+漏えい警告(ブラウザの安全機能)」を活用
  • 公衆Wi-Fiでは操作しない(やむを得ない場合はテザリング等、信頼できる回線を使う)
  • “ログイン通知/複数ログイン”の警告が出たら即中断→ 別端末でパスワード変更・明細確認

とはいえ、完全に「安全を銀行任せにしてしまう」のは危険です。万が一の不正ログインや送金ミスに備えて、自分でも日頃から確認や習慣を意識しておくことが重要です。

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被害を最小限にするための備えも忘れずに

以下のような備えをしておくことで、万が一の被害をすぐに察知・対応できるようになります。

  • 振込や残高変動の通知設定をONに
  • 明細を週に一度はチェック
  • PCには他人が触れないようパスワードロック
  • 公共Wi-Fiではネットバンキングを使わない

とくに「通知設定」は重要です。自分が使っていない時間帯に取引があればすぐに異常を察知でき、早期対応につながります。

「知っているだけで差がつく」ネットバンキングの裏ワザ&予防策

ここでは、ネットバンキングをより安全に利用するために知っておきたい「ちょっとした工夫」や「見落とされがちな設定」をご紹介します。すぐにできる内容ばかりなので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

①「ログイン専用ブラウザ」を使い分ける

Google ChromeやMicrosoft Edgeなど、複数のブラウザを使い分けている方は、「ネットバンキング専用ブラウザ」を決めておくのがオススメです。ログイン情報や履歴が混在しないため、トラッキングや自動入力による誤操作を防げます

② ゲストモード/シークレットモードでログイン

いつも使っているブラウザでも、「ゲストモード」や「シークレットモード(InPrivate)」を使うことで、履歴やCookieを残さずに操作できます。定期的な銀行アクセスでは、常にこのモードを使う習慣にするとより安全です。

③ 入力時は仮想キーボードを使う

一部の銀行では、ログイン画面に「仮想キーボード(マウスでクリックして入力するタイプ)」を用意しています。これはキーロガー対策として非常に有効で、入力情報を盗まれにくくする効果があります。

④ セキュリティソフトに「ネットバンキング保護機能」があるか確認

市販のウイルス対策ソフトの中には、ネットバンキング用に通信を一時的に保護する「バンキングプロテクション」機能がついているものもあります。特別なVPNを使わずとも、対象サイトへのアクセス時に自動で保護がかかるため安心です。

⑤ パソコンとスマホで連携して本人確認を強化

最近では「スマホアプリで確認」「SMSでワンタイムコードを受信」といった二段階認証が標準になっています。これらを「面倒」と思わず、むしろ積極的に活用することで、不正ログインの抑止力になります。

⑥ 「出金限度額」をあえて下げておく

万が一、銀行口座に不正アクセスされたとしても、「1日あたりの出金限度額」が低ければ被害を抑えることができます。多くのネットバンキングでは、出金や振込の上限額を自分で自由に変更できるので、実際の利用額に合わせて設定を見直しておきましょう。

⑦ パスキー/Windows Hello を使う

対応銀行では、パスワードよりパスキー(FIDO準拠)が安全・高速。合言葉の入力自体が不要になります。

⑧ EdgeのPassword Monitorで漏えい検知

使っている認証情報が漏えいリストに出たら即変更。銀行以外のサービスでも横断的に守れます。

これらの方法はどれも難しい技術を必要とせず、「ちょっとした工夫」で実現できるものです。大切なお金を守るために、できることから実行してみましょう。

不審な動きに気づいたら(迷ったらこれ)

1) その場で操作を中断(ログアウト・ブラウザを閉じる)

2) 銀行の公式窓口へ連絡(アプリ/通帳/公式サイト記載の番号から)

3) 別の安全な端末でパスワード変更(使い回しは避ける)

4) 明細・通知・登録情報(メール/電話番号)を確認

5) PCはWindows セキュリティでフルスキャン

[スポンサーリンク] 本人確認の強化 → 被害の最小化 → 安全な環境づくり の順で

まずはこの4つだけでOK

※銀行サイトは必ず公式URL直打ち/ブックマークからアクセスしてください。

まとめ|正しく使えば、ネットバンキングは安全に活用できる

ネットバンキングは「危険だから使わない」よりも、守るべきポイントを押さえて安全に使うことが現実的です。

公式URLからアクセスし、二要素認証を有効にし、パソコン側の安全機能をオンにする。これだけでもリスクは大きく下げられます。この記事のチェック項目を一つずつ整えて、安心して利用できる環境を作っていきましょう。

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