【2025年8月更新】Windows11初期設定のやり方を詳しく解説!初心者でも安心スタート

はじめてのWindows 11パソコン。
箱を開けた瞬間のワクワク感は、何度体験しても特別なものです。

でも、「設定って難しそう…」「間違えたらどうしよう」と不安になる方も多いかもしれません。

そこで今回は、電源の入れ方からMicrosoftアカウント設定、プライバシー設定まで、初心者でも迷わずできる手順を写真付きで解説します。

初めてのパソコン・設定方法

ステップ1:パソコンの電源を入れる

  • 電源アダプタを接続(ノートPCの場合、バッテリーがあれば接続なしでもOK)
  • 電源ボタンを押す
Windows11のノートPCに電源を入れる写真
  • 「Windows 11」のロゴが表示され、セットアップ画面が始まります

ステップ2:言語・キーボードの設定

  • 「日本」を選択
  • キーボードレイアウトは「Microsoft IME」を選択
  • 2つ目のレイアウトは「スキップ」でOK
  • 「次へ」をクリック

ステップ3:Wi-Fi(インターネット)に接続

  • Wi-Fiを使う場合は、自宅のWi-Fiを選び、パスワードを入力して「接続」
Windows11のノートPCにWi-Fiを繋いでいる途中の写真
  • 有線LANなら自動で接続されます
  • 「次へ」をクリック

※セットアップ時にはネット接続が必要です
とくに「Microsoftアカウントの作成」や「更新チェック」に必要です。

ステップ4:Microsoftアカウントを設定

ここでは2つの選択肢があります。

✔ アカウントを持っている方

  • メールアドレスとパスワードを入力
  • 「次へ」をクリック

✔ アカウントを持っていない方

  • 「アカウントを作成」をクリック
  • メールアドレス(または電話番号)を新規登録
  • パスワードを作成し、「次へ」

※オフライン(ローカル)アカウントで進めたい方は、Wi-Fi接続前にネットを切断しておきましょう。

ステップ5:PCの名前(デバイス名)を設定

任意の名前を入力します。

(例:MyPC、Yamada-Laptop、OfficePCなど)

→ 入力後、「次へ」をクリック

ステップ6:PINコードを設定(ログイン暗証番号)

  • 「PINを作成」をクリック
  • 4桁以上の数字を入力(例:1234など)
  • 「OK」をクリック

※ Windows 11では、パスワードよりPINの使用が推奨されています。また、 機種やバージョンによっては、数字だけでなく英字や記号を含められる「複雑なPIN」を設定できる場合があります。より強固なセキュリティが必要な場合は利用を検討しましょう

ステップ7:プライバシー設定

「デバイスのプライバシー設定をカスタマイズする」をクリックして、以下をOFFにしておくと安心です。

  • 位置情報
  • 音声認識
  • 診断データ(最小限を選択)
  • 広告のカスタマイズ

新しいバージョンでは、「Copilotの使用状況データ」も収集対象になっています。不要な場合はオフにしましょう。

→ すべて確認したら「次へ」をクリック

ステップ8:セットアップ完了

「PCを準備しています…」の表示のあと、デスクトップ画面が開きます。

これで初期設定は完了!おめでとうございます🎉

初期設定が終わったらやっておくべきこと

✔ Windows Updateを実行

「Windows Updateなんて、やらなくてもいい」そう思っていませんか?

多くの人が、Windowsアップデートを「面倒くさい」「重くなるだけ」「今困ってないし大丈夫」と感じて、つい後回しにしがちです。たしかに、毎回のように再起動を促されたり、見た目が変わったりして、不安になるのも無理はありません。しかし、Windows Updateの本来の目的は、パソコンを最新かつ安全な状態に保つことにあります。

【Windowsアップデート手順】

①「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」

② 必要なアップデートをすべて適用して下さい。

Windows update画面

セキュリティの脆弱性を悪用したウイルス攻撃や不正アクセスの多くは、「更新されていないパソコン」を標的にしています。つまり、何もしていない=一番リスクが高い状態になってしまっているのです。

「今は問題なく使えているから」ではなく、「これからも安全に使い続けるために」、定期的なアップデートの確認と適用を心がけましょう。

✔ ウイルス対策の確認

Windows Defenderが標準装備されていますが、他のセキュリティソフトを使う場合はこの時点で導入しましょう。

✔ 不要なアプリの整理

  • 「設定」→「アプリ」→「インストール済みアプリ」
  • 「Disney+」「TikTok」などのプリインストールアプリは不要であれば削除OK

初期設定後にぜひ確認してほしい5つのおすすめ設定

Windows 11を快適・安全に使うために、初期設定が終わったら次のような項目を確認しておくのがおすすめです。

1. 自動ロック機能(スリープ設定)の確認

初期状態では、一定時間操作がないとPCが自動でスリープに入ります。外出先で使う人や、業務中に画面が切り替わるのが困る人は、以下の手順で時間を調整しておきましょう。

  • 設定 → システム → 電源とバッテリー → スリープ
  • 時間を「15分」や「なし」に設定(バッテリー使用時は短め推奨)

2. タッチパッドやタッチ操作の感度設定(ノートPC向け)

ノートパソコンを使っていて「カーソルが飛ぶ」「誤タッチが多い」と感じたら、感度設定を見直しましょう。

  • 設定 → Bluetoothとデバイス → タッチパッド
  • 「感度の調整」や「ジェスチャー機能」のカスタマイズが可能

3. OneDriveの同期確認と制限

初期設定後、自動的にOneDriveが有効になり、デスクトップやドキュメントがクラウドと同期される場合があります。意図しない同期や容量制限に注意が必要です。

  • 設定 → アカウント → Windows バックアップ → OneDriveの同期をオフ
  • または、タスクバーの雲のアイコン → 設定 → フォルダ選択で制限可能

⚠️無料版OneDriveは5GBまでの容量制限があります。自動同期で容量が一杯になると保存や同期ができなくなるため、必要なフォルダだけを同期するのがおすすめです。

4. スタートメニューの整理

初期状態では、スタートメニューにたくさんのアプリやWebリンクが並んでいます。使わないものは「右クリック → ピン留めを外す」で整理しましょう。

  • よく使うアプリだけを残すと、操作性がぐっとアップします。

5. デスクトップアイコンの表示設定

「ごみ箱しか表示されていない」「マイコンピュータが見つからない」と困っていませんか?

  • 設定 → 個人用設定 → テーマ → デスクトップアイコンの設定
  • ここで「PC」「コントロールパネル」などを表示できます。

初期設定の次にやっておきたいこと【チェックリスト】

項目内容おすすめ設定
スリープ時間勝手に画面が消えるのを防ぐ30分〜1時間(自宅用)
タッチパッド設定誤作動を減らす感度「標準」
OneDrive同期自動保存の制御必要なフォルダのみ同期
スタートメニュー使いやすく整理よく使うアプリを上に
デスクトップアイコンよく使う項目の表示「PC」や「ごみ箱」

上記のチェックリストを確認しておくだけで、Windows 11の使い心地が大きく変わります。

とくにOneDriveやスリープ時間などは、使い始めに調整しておくことで、思わぬトラブルやストレスを防げます。

今後、アプリのインストールやバックアップの設定なども必要になってきますが、まずはこの初期段階で「基本環境を自分仕様に整える」ことが大切です。

焦らず、一つずつ進めていきましょう。

最新の初期設定の注意点

  • バージョン24H2以降では、Homeエディションでローカルアカウント作成不可です。
  • オフラインアカウントで進めたい方は、Shift+F10 → OOBE\BYPASSNRO と入力して使って下さい。
  • 初回起動時に「Copilot(AIアシスタント)」が表示されるが、設定 → 個人用設定 → タスクバー でオフにできます。
  • 「Microsoft PC Manager」が標準搭載されている機種もあり、ストレージ管理に便利です。

初回セットアップ中に「おすすめアプリ」や「Microsoft 365の体験版」などのインストールを促される画面が表示されることがあります。不要な場合は「スキップ」や「インストールしない」を選びましょう。

まとめ

Windows 11の初期設定は、ゆっくり落ち着いて進めれば誰でもできます。特に「Microsoftアカウント」「プライバシー設定」「PINコード」は、今後の使いやすさや安全性に大きく影響します。この記事の手順を参考に、最適なWindows 11初期設定を行い、快適なパソコンライフをスタートしましょう。


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