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Windows 11 24H2でリモートデスクトップ(RDP)が突然切断される原因と最新の対処法

Windows 11 24H2でリモートデスクトップ(RDP)が突然切断され

Windows 11 24H2へアップデートしたあと、

  • リモートデスクトップ(RDP)が突然切断される
  • 接続して数十秒~数分で切れてしまう
  • 作業中に何度も再接続を繰り返す
  • 特定のサーバーにだけ接続が不安定になる

このようなトラブルで困っていませんか。

Windows 11 24H2では、更新プログラムの影響による既知の不具合だけでなく、ネットワーク設定や古いサーバーOSとの組み合わせなど、複数の原因によってRDP接続が不安定になることがあります。

この記事では、Windows 11 24H2でRDP接続が突然切断される主な原因と、それぞれの対処法を初心者にも分かりやすく解説します。Microsoftが公表した既知の不具合や修正状況もあわせて紹介しますので、まずはご自身の症状に近いものから確認してみてください。


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リモートデスクトップ(RDP)が突然切断される症状

Windows 11 24H2では、環境によってさまざまなRDP接続トラブルが報告されています。

例えば、次のような症状が見られる場合があります。

症状特徴
接続後すぐ切断される60~70秒程度で接続が終了することがある
頻繁に再接続される一時的に切断され、自動で再接続される
特定サーバーだけ切れる古いWindows Serverへ接続すると発生しやすい
画面だけ固まる接続は維持されているが操作できない
業務中に突然切断されるVPN利用時や通信品質によって発生する場合もある

症状が似ていても原因は異なるため、まずはどのケースに当てはまるか確認することが大切です。


Windows 11 24H2でRDP接続が切れる主な原因

RDP接続が突然切断される原因は1つではありません。

特に24H2では、Microsoftが認めている既知の不具合に加え、ネットワークやシステム設定など複数の要因が重なるケースもあります。

まずは、代表的な原因を確認してみましょう。

原因概要
Windows Updateの既知の不具合KB5050094以降で報告された問題など
古いWindows Serverとの相性Windows Server 2016以前で発生しやすい
UDP通信の問題RDP通信方式による影響
VPN・ネットワーク機器通信が不安定になる場合がある
システムファイルの破損Windows自体の不具合
セキュリティソフト通信を遮断している場合がある

以下では、それぞれの原因と対処法を詳しく見ていきます。


原因① Windows Updateの既知の不具合

Windows 11 24H2へアップデートしたあと、「接続して約1分で切断される」「毎回同じタイミングで切れる」といった症状が出ている場合は、Windows Updateの既知の不具合が原因かもしれません。

特に2025年1月のプレビュー更新プログラム「KB5050094」を適用した環境では、一部のRDP接続で切断される問題が確認され、Microsoftも既知の問題として公表しました。

この問題は、特にWindows Server 2016以前のサーバーへ接続している環境で発生しやすく、Microsoftも既知の問題として公表しています。

その後、2025年3月のプレビュー更新 KB5053656 や、2025年4月以降の累積更新プログラムに修正が含まれたため、現在は最新のWindows Updateを適用することで改善するケースがほとんどです。

対処法

まずはWindows Updateを開き、最新の累積更新プログラムが適用されているか確認しましょう。

古い更新プログラムのまま使用している場合は、更新するだけで改善する可能性があります。


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原因② 古いWindows Serverとの相性

Windows 11 24H2では、接続先が古いWindows Serverの場合にRDPが不安定になるケースがあります。

特に影響を受けやすいとされているのは、

  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016

などです。

サーバー側の設定や認証方式、通信方式との組み合わせによって、接続が途中で切断されることがあります。

対処法

サーバー側にも最新の更新プログラムを適用し、可能であればWindows Serverの更新状況も確認しましょう。

また、会社のシステムを利用している場合は、システム管理者へ相談することをおすすめします。


原因③ UDP通信の問題

RDPは通信速度を向上させるため、TCPだけでなくUDPも利用しています。

しかし、一部環境ではUDP通信との相性によって、接続が不安定になることがあります。

Microsoftでも、この通信方式が原因となるケースを案内しています。

対処法

更新プログラムをすぐ適用できない場合は、一時的にUDP通信を無効化してTCPのみで接続する方法があります。

※UDPはRDPの通信を高速化するための仕組みですが、一部のネットワーク環境では通信が不安定になり、接続が途中で切断される原因になることがあります。

環境によっては通信速度が少し低下することがありますが、接続が安定する場合があります。

【注意】企業PCではグループポリシーの変更が制限されていることがあるため、管理者へ確認してから設定してください。


原因④ ネットワークやVPNの影響

RDPの切断は、Windows自体ではなくネットワーク環境が原因となる場合もあります。

例えば、

  • VPNを経由して接続している
  • Wi-Fiの電波が不安定
  • ファイアウォールが通信を制限している
  • ルーターの設定に問題がある

といったケースでは、RDPが突然切断されることがあります。

対処法

まずはVPNを一時的に切断して症状が改善するか確認しましょう。

また、有線LANへ切り替えたり、ルーターを再起動したりするだけで改善する場合もあります。


原因⑤ Windowsのシステムファイルが破損している

Windows Updateの失敗や予期しないシャットダウンなどによって、システムファイルが破損するとRDPの動作に影響することがあります。

更新プログラムを適用しても改善しない場合は、一度システムファイルの状態を確認してみましょう。

対処法

管理者権限でコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。

sfc /scannow

エラーが見つかった場合は、自動的に修復が行われます。

改善しない場合は、続けてDISMコマンドを実行すると修復できることがあります。


まず試したい!RDPが突然切断されるときの対処手順

原因がはっきり分からない場合は、次の順番で確認していくのがおすすめです。

いきなり複雑な設定を変更するのではなく、簡単なものから試すことで、短時間で改善するケースも少なくありません。

優先順位対処法難易度
Windows Updateを最新にする★☆☆
パソコンを再起動する★☆☆
VPNやWi-Fi環境を確認する★☆☆
システムファイルを修復する(SFC・DISM)★★☆
UDP通信を無効化する★★★

まずは①から順番に試してみましょう。


それでも改善しない場合のチェックポイント

上記の対処法を試しても改善しない場合は、Windows以外の要因が影響している可能性もあります。

次のポイントもあわせて確認してみましょう。

  • 接続先のWindows Serverに最新の更新プログラムが適用されているか
  • VPNやセキュリティソフトが通信を遮断していないか
  • 社内ネットワークやルーターでRDP通信が制限されていないか
  • 別のパソコンから接続しても同じ症状が発生するか
  • 接続先サーバーのイベントログにエラーが記録されていないか

複数のパソコンで同じ症状が発生する場合は、クライアント側ではなく、サーバー側やネットワーク環境に原因がある可能性が高くなります。


よくある質問

Q. Windows 11 24H2なら必ずRDPが切れるのでしょうか?

いいえ。すべてのパソコンで発生するわけではありません。

接続先のサーバー環境やWindows Updateの適用状況、ネットワーク構成など、複数の条件が重なった場合に発生しやすいとされています。


Q. KB5050094をアンインストールした方がいいですか?

基本的にはおすすめしません。

この問題は後続の更新プログラムで修正されているため、古い更新を削除するよりも、Windows Updateを最新の状態にする方が安全です。


Q. UDPを無効にすると問題はありませんか?

接続が安定する場合がありますが、環境によっては画面表示や操作の応答性が少し低下することがあります。

そのため、UDPの無効化はあくまで一時的な回避策として考え、最新の更新プログラムを適用できたら元に戻すことをおすすめします。


Q. 家庭用パソコンでも発生しますか?

家庭用パソコンでも発生する可能性はありますが、特に影響を受けやすいのは、古いWindows Serverへ接続する企業環境です。

家庭内で別のパソコンへリモート接続している場合は、ネットワークやWindows Updateの状態もあわせて確認してみましょう。  

Q. 接続先がWindows10でも発生しますか?

接続先がWindows 10でも、ネットワーク環境や更新プログラムの影響によってRDPが不安定になることがあります。

ただし、2025年にMicrosoftが公表した既知の不具合は、古いWindows Serverへ接続する環境で多く報告されています。


まとめ

Windows 11 24H2でリモートデスクトップ(RDP)が突然切断される原因は、Windows Updateの既知の不具合だけではありません。

古いWindows Serverとの相性やUDP通信、ネットワーク環境、システムファイルの破損など、さまざまな要因が影響する可能性があります。

まずはWindows Updateを最新の状態にすることを最優先にし、それでも改善しない場合は、ネットワーク設定やシステムファイルの修復、UDP通信の見直しを順番に試してみてください。特に業務でRDPを利用している場合は、サーバー側の更新状況やネットワーク構成も確認することで、原因を特定しやすくなります。

更新プログラムを適用しても改善しない場合は、ネットワーク環境や接続先サーバーの状態も確認することで、原因を切り分けやすくなります。慌てて設定を変更する前に、一つずつ確認していきましょう。

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