【2025年版】GoogleスプレッドシートをExcel形式で保存・変換後に崩れない方法をわかりやすく解説!

Googleスプレッドシートはオンラインで使える便利な表計算ツールですが、業務や共有の都合で「Excelファイルとして使いたい!」という場面も多いですよね。

今回は、GoogleスプレッドシートのデータをExcel形式(.xlsx)に変換・転送する方法を、初心者向けに詳しく解説します。

💡 この記事でわかること

  • GoogleスプレッドシートをExcel形式でダウンロードする方法
  • ダウンロード後のExcelファイルの開き方と注意点
  • Excelで編集する際のポイント
  • オフラインでも使えるようにするコツ

スプレッドシートをExcelに変換する基本手順(Windows編)

GoogleスプレッドシートからExcelに変換する流れを示すWindowsパソコンの画面。左側にスプレッドシート、右側にExcelロゴとデータ表が表示され、中央にはオレンジの矢印で転送を示している。

① Googleスプレッドシートを開く

まずは、ExcelにしたいスプレッドシートをGoogleドライブから開きます。

  1. Google Chromeなどのブラウザで「https://drive.google.com」にアクセス
  2. 目的のスプレッドシートをクリックして開く

② Excel形式でダウンロードする

スプレッドシートのメニューから、直接Excel形式(.xlsx)で保存できます。

  1. 上部メニューから「ファイル」をクリック
  2. 「ダウンロード」>「Microsoft Excel(.xlsx)」を選択
  3. 自動的にダウンロードが始まります

ダウンロードされたファイルは、通常「ダウンロード」フォルダに保存されます。

③ Excelで開く

  1. エクスプローラーで「ダウンロード」フォルダを開く
  2. .xlsx ファイルをダブルクリック
  3. Excelが起動してデータが開きます

💡ポイント: Excelのバージョンが古いと正しく表示されないことも。できれば Office 2016 以降 がおすすめです。

Excelで編集する前に確認しておくこと

Googleスプレッドシートで作成された表は、Excelに取り込むと以下のような違いが出ることがあります。

違いのポイント説明
関数の互換性Google独自の関数(=GOOGLEFINANCEなど)はExcelでは使えません
書式設定のズレセルの幅や色、罫線などが多少崩れることがあります
コメント・メモGoogleスプレッドシートの「メモ」はExcelに完全に反映されない場合があります

このように、スプレッドシートからExcelに変換する際には、関数や書式、コメントの互換性に注意が必要です。特に業務用のテンプレートや複雑な関数を使っている場合は、Excelで正しく表示されているか、編集前に一度チェックしておくと安心です。

オフラインで使いたい場合は?

Excel形式で保存すれば、インターネット接続なしでも閲覧・編集可能になります。USBメモリや外付けHDDにコピーすれば持ち運びも安心です。

再度スプレッドシートに戻すには?

Excelで編集した後、再びGoogleスプレッドシートで開く方法はこちら:

  1. Googleドライブにアクセス
  2. 「+新規」>「ファイルのアップロード」からExcelファイルを選択
  3. アップロードされたExcelをダブルクリックして開き、「Googleスプレッドシートで開く」を選択すればOK!

Excelで編集したファイルを再びGoogleスプレッドシートで使いたい場合、アップロード後に「Googleスプレッドシート形式に変換」することで、元のようにオンラインでの共同編集やコメント機能が使えるようになります。

ただし、複雑なマクロや関数、条件付き書式などが含まれている場合、完全に元どおりにはならないこともあるため、変換後は一度内容を確認しておくと安心です。

また、変換せずそのままExcel形式でGoogleドライブ上に保存・共有することも可能ですが、その場合はリアルタイムでの共同編集機能などが制限されます。

裏技:もっと便利に使うための小技集

1. Excelファイルを「常にGoogleスプレッドシート形式」で開く設定

Googleドライブの設定を変更しておけば、アップロードしたExcelファイルが自動的にスプレッドシート形式で開くようにできます。

「設定手順】

  1. Googleドライブを開く
  2. 右上の「歯車アイコン(設定)」をクリック
  3. 「設定」>「アップロード設定」で
     ✔「アップロードしたファイルをGoogleドキュメントの編集形式に変換する」にチェック

これで、今後アップロードしたExcelは自動でスプレッドシートに変換されます。

2. Googleスプレッドシート上でExcelファイルを直接編集できる!?

実は、Googleスプレッドシートでは.xlsxファイルをそのまま開いて編集することも可能です。以下の方法でファイルを開けば、変換しなくても一部編集できます。

【やり方】

  • GoogleドライブにExcelファイルをアップロード
  • 右クリック→「Googleスプレッドシートで開く」を選択

※この方法では「編集モード:Excel」と表示され、機能制限はありますが、ちょっとした修正や閲覧には十分です。

3. GoogleドライブでExcelファイルをPDF化する裏技

ExcelファイルをGoogleドライブからPDFに変換することもできます。資料配布や印刷用途に便利です。

【手順】

  1. ExcelファイルをGoogleスプレッドシートで開く
  2. メニューから「ファイル」→「ダウンロード」→「PDFドキュメント(.pdf)」を選択
  3. 印刷レイアウトを調整し、保存!

これらを加えると、単なるデータ移行ではなく、Googleスプレッドシート×Excelをもっと「使いこなす」印象になります。記事の信頼性や価値もアップしますよ!

よくある質問(FAQ)

Q1. ファイルサイズが大きくてダウンロードに失敗します

→ セル数が多すぎるとブラウザでエラーが出ることがあります。一度、シートを分割して保存してみてください。

Q2. スプレッドシートの画像や図形はどうなりますか?

→ 画像はそのまま引き継がれますが、Google Drawingsで作成した図形はレイアウトが崩れる可能性があります。

Q3. Macでも同じ方法でできますか?

→ 基本的な手順は同じですが、保存先のパスやExcelの起動方法は異なります。


GoogleスプレッドシートとExcelの間でデータをやり取りする場面は、仕事でもプライベートでも年々増えています。今回ご紹介した手順を覚えておけば、形式の違いに戸惑うことなく、柔軟に使い分けができるようになります。

特に、スプレッドシートは共有性・リアルタイム編集に強く、Excelは複雑な集計や印刷に強いという特徴があります。目的に応じて上手に使い分けることで、作業効率がグッとアップしますよ。

「うまく変換できない」「書式が崩れた」といった小さなつまずきも、今回の内容を参考にすれば安心です。

まとめ

手順内容
Step1Googleスプレッドシートを開く
Step2[ファイル]>[ダウンロード]>[Microsoft Excel(.xlsx)]を選択
Step3ダウンロードされたExcelファイルを開く
Step4必要に応じて編集・保存・共有する

GoogleスプレッドシートからExcelへの変換はとても簡単ですが、関数や書式の互換性には少し注意が必要です。仕事や学校、資料共有などで役立つ機能ですので、ぜひ活用してみてください!

✔️スプレッドシートのままExcelで開くこともできる?

Googleドライブ上のスプレッドシートを、OneDriveやExcel Onlineを経由して開く方法もあります。ただし編集できる範囲が制限される場合があるので、用途に応じて使い分けてください。

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