Googleスプレッドシートは共有や同時編集に強い一方で、「提出先がExcel指定」「社内テンプレが.xlsx前提」など、Excel形式で扱いたい場面もよくあります。
この記事では、スプレッドシートをExcel(.xlsx)に変換してダウンロードする方法と、変換後に崩れやすいポイント(関数・書式・コメント)、さらにExcel↔スプレッドシートを行き来するコツまで、初心者向けに手順化して解説します。
「とりあえずExcelで開ければOK」なのか、「レイアウトを崩さず提出したい」のかで最適手順が変わるので、目的に合わせて選んでください。
💡 この記事でわかること
- GoogleスプレッドシートをExcel形式でダウンロードする方法
- ダウンロード後のExcelファイルの開き方と注意点
- Excelで編集する際のポイント
- オフラインでも使えるようにするコツ
スプレッドシートをExcelに変換する基本手順(Windows編)

① Googleスプレッドシートを開く
まずは、ExcelにしたいスプレッドシートをGoogleドライブから開きます。
- Google Chromeなどのブラウザで「https://drive.google.com」にアクセス
- 目的のスプレッドシートをクリックして開く
② Excel形式でダウンロードする
スプレッドシートのメニューから、直接Excel形式(.xlsx)で保存できます。
- 上部メニューから「ファイル」をクリック
- 「ダウンロード」>「Microsoft Excel(.xlsx)」を選択
- 自動的にダウンロードが始まります
ダウンロードされたファイルは通常[ダウンロード]フォルダに保存されます。ブラウザの設定で保存先が固定/選択になっている場合は、その設定に従います。
③ Excelで開く
- エクスプローラーで「ダウンロード」フォルダを開く
- .xlsx ファイルをダブルクリック
- Excelが起動してデータが開きます
💡ポイント: Excelのバージョンが古いと正しく表示されないことも。可能なら Microsoft 365 / Excel 2019 以降 を推奨します(古いバージョンだと表示や互換性で差が出る場合があります)。
Excelで編集する前に確認しておくこと
Googleスプレッドシートで作成された表は、Excelに取り込むと以下のような違いが出ることがあります。
| 違いのポイント | 説明 |
|---|---|
| 関数の互換性 | Google独自関数(GOOGLEFINANCE など)はExcelでは利用不可です。代替手段の検討が必要です。 |
| 書式設定のズレ | セル幅・色・罫線・条件付き書式が一部崩れることがあります。印刷前にプレビュー確認を推奨します。 |
| コメント・メモ | スプレッドシートの「メモ/コメント」がExcelの「メモ/コメント」と一致しない場合があります。 |
このように、スプレッドシートからExcelに変換する際には、関数や書式、コメントの互換性に注意が必要です。特に業務用のテンプレートや複雑な関数を使っている場合は、Excelで正しく表示されているか、編集前に一度チェックしておくと安心です。
オフラインで使いたい場合は?
Excel形式(.xlsx)で保存すれば、インターネット接続なしでも閲覧・編集できます。USBメモリや外付けSSDにコピーして持ち運ぶ場合は、作業用フォルダを1つ作って「元ファイル」と「編集後ファイル」を分けておくと、上書きミスを防げます。
※共同編集が必要なときは、編集後のファイルをドライブに戻して共有する流れが安全です(次の手順で解説)。
再度スプレッドシートに戻すには?
Excelで編集したファイルを、もう一度Googleスプレッドシートで共有・同時編集したいときは、次の流れが基本です。
- Googleドライブで「+新規」→「ファイルのアップロード」
- アップロードした.xlsxをダブルクリックして開く
- 共同編集したい場合は「ファイル」→「Googleスプレッドシートとして保存」(または同等の変換メニュー)を選ぶ
⚠️Excelの関数・条件付き書式・レイアウトが複雑な場合、変換後にズレることがあります。提出用や印刷用なら.xlsxのまま共有、同時編集したいならスプレッドシートに変換、と使い分けるのが安全です。
Excelで編集したファイルを再びGoogleスプレッドシートで使いたい場合、アップロード後に「Googleスプレッドシート形式に変換」することで、元のようにオンラインでの共同編集やコメント機能が使えるようになります。
ただし、複雑なマクロや関数、条件付き書式などが含まれている場合、完全に元どおりにはならないこともあるため、変換後は一度内容を確認しておくと安心です。
また、変換せずそのままExcel形式でGoogleドライブ上に保存・共有することも可能ですが、その場合はリアルタイムでの共同編集機能などが制限されます。
裏技:もっと便利に使うための小技集
1. アップロードしたExcelを自動でスプレッドシートに変換する設定(用途限定)
「今後はExcelをアップするたびにスプレッドシートへ変換したい」という場合、ドライブの設定で自動変換を使えることがあります。
ただし、この設定をONにすると互換性(書式・関数)が崩れるリスクが上がります。共同編集が目的のときだけ使うのがおすすめです(提出用の.xlsxを扱う人はOFF推奨)。
【設定の場所】Googleドライブ右上の歯車(設定)→ 設定 → アップロード関連の項目
2. 変換せずに.xlsxのままGoogleドライブ上で編集する(軽い修正向け)
「互換性を保ったまま、ちょっとだけ直したい」なら、変換せずに.xlsxとして開く方法が便利です。
- Googleドライブに.xlsxをアップロード
- ダブルクリックで開く(Officeファイルとして編集できる表示になります)
※この方式は機能が一部制限されることがあります。複雑な関数・ピボット・マクロ(VBA)は期待どおり動かない場合があるので、重要ファイルは本番前に必ず確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. ファイルサイズが大きくてダウンロードに失敗します
→ セル数が多すぎるとブラウザでエラーが出ることがあります。一度、シートを分割して保存してみてください。
Q2. スプレッドシートの画像や図形はどうなりますか?
→ 画像は引き継がれることが多いですが、貼り付け方(セル内/図形/描画)によってズレたり欠けたりする場合があります。配布・印刷が目的なら、変換後のExcelで一度レイアウト確認するのが安心です。
Q3. Macでも同じ方法でできますか?
→ 基本的な手順は同じですが、保存先のパスやExcelの起動方法は異なります。
GoogleスプレッドシートとExcelの間でデータをやり取りする場面は、仕事でもプライベートでも年々増えています。今回ご紹介した手順を覚えておけば、形式の違いに戸惑うことなく、柔軟に使い分けができるようになります。
特に、スプレッドシートは共有性・リアルタイム編集に強く、Excelは複雑な集計や印刷に強いという特徴があります。目的に応じて上手に使い分けることで、作業効率がグッとアップしますよ。
「うまく変換できない」「書式が崩れた」といった小さなつまずきも、今回の内容を参考にすれば安心です。
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| 手順 | 内容 |
|---|---|
| Step1 | Googleスプレッドシートを開く |
| Step2 | [ファイル]>[ダウンロード]>[Microsoft Excel(.xlsx)]を選択 |
| Step3 | ダウンロードされたExcelファイルを開く |
| Step4 | 必要に応じて編集・保存・共有する |
GoogleスプレッドシートからExcelへの変換はとても簡単ですが、関数や書式の互換性には少し注意が必要です。仕事や学校、資料共有などで役立つ機能ですので、ぜひ活用してみてください!
補足:「共同編集したい」ならスプレッドシート、「印刷・提出・互換性重視」ならExcel(.xlsx)のまま、が基本です。迷ったらまず.xlsxで保存し、必要が出たらスプレッドシートへ変換する流れが安全です。
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