
「Windows 11 HomeからProに切り替えたいけれど、何をすればいいの?」「自分にはProが必要なのかな?」と迷っていませんか。
Windows 11 HomeからProへは、Microsoft Storeで購入する方法や、手元にあるProのプロダクトキーを使う方法でアップグレードできます。
ただし、普段の使い方によってはHomeのままで十分な場合もあります。この記事では、HomeとProの主な違い、アップグレードの手順、事前に知っておきたい注意点を初心者向けに解説します。
※この記事は、2026年10月12日時点のMicrosoft公式情報をもとにしています。設定画面や購入価格は変更される場合があります。
Windows 11 HomeからProにアップグレードできる?
Windows 11 Homeがライセンス認証済みで、Proのライセンスを用意できれば、Proへエディションを変更できます。
通常、HomeからProへのエディション変更では、Windowsを最初からインストールし直す必要はありません。ただし、万一のトラブルに備えて、作業前に大切なファイルをバックアップしておきましょう。
まずは、今使っているWindowsのエディションとライセンス認証の状態を確認します。
- 「スタート」→「設定」を開きます。
- 「システム」→「ライセンス認証」の順に選びます。
- Windows 11 Homeと表示されていること、ライセンス認証が完了していることを確認します。
ライセンス認証が完了していない場合は、先にHomeのライセンス認証を済ませてください。
HomeとProの主な違い
Web閲覧、メール、動画視聴、Officeなどが中心なら、Homeで足りることが多いでしょう。Proは、仕事でPCを管理したい方や、特定の機能を使いたい方向けのエディションです。
| 機能 | Proでできること | 確認しておきたい点 |
|---|---|---|
| BitLocker | ドライブを暗号化し、PCを紛失した場合などにデータを保護しやすくします。 | Home搭載PCでも、機種によっては「デバイスの暗号化」が利用できます。暗号化の機能や管理方法は同じではありません。 |
| リモートデスクトップ | Pro搭載PCを、ほかの端末から接続される側(ホスト)として使えます。 | 接続する側のPCにはHomeを使える場合がありますが、接続される側にはProが必要です。 |
| ドメイン/Microsoft Entra IDへの参加 | 会社や学校のネットワーク、組織による端末管理に対応します。 | 組織側の設定やアカウントが必要です。 |
| Hyper-V | 仮想マシンを作成し、別のOSや環境を試せます。 | PCのエディションだけでなく、ハードウェアなどの要件も確認してください。 |
「Homeにある機能では足りない」と具体的に感じている場合に、Proへの変更を検討するとよいでしょう。使いたい機能が決まっていない場合は、急いでアップグレードする必要はありません。
Windows 11 HomeからProにアップグレードする方法
方法1:Microsoft Storeから購入する
Proのプロダクトキーを持っていない場合は、Microsoft Storeから購入する方法が分かりやすく、Microsoftもこの方法を案内しています。価格は変わることがあるため、購入画面で確認してください。
- 「スタート」→「設定」→「システム」→「ライセンス認証」を開きます。
- 「Windowsのエディションをアップグレード」を展開し、「Microsoftアプリでアップグレード」の「ストアを開く」を選びます。
- Microsoft Storeが開いたら、Windows 11 Proの購入画面で内容と価格を確認します。
- 購入するMicrosoftアカウントでサインインし、画面の案内に沿って購入します。
- インストールを開始し、案内に従ってPCを再起動します。
購入後に表示される画面やボタン名は、Windowsの状態によって異なる場合があります。画面の案内を確認しながら進めてください。
方法2:手元にあるProのプロダクトキーを使う
利用できるWindows 11 Proのプロダクトキーをすでに持っている場合は、設定から入力できます。キーの購入元やライセンス条件を確認し、使用するPCに適用できる正規のキーを用意してください。
- 「スタート」→「設定」→「システム」→「ライセンス認証」を開きます。
- 「プロダクトキーを変更」の横にある「変更」を選びます。
- 25文字のWindows 11 Proプロダクトキーを入力し、「次へ」を選びます。
- 画面の案内に従ってエディションの変更を進め、必要に応じてPCを再起動します。
アップグレード前に知っておきたい注意点
安価なプロダクトキーに注意
フリマアプリや出所の分からない通販サイトなどで販売されている、極端に安いプロダクトキーには注意が必要です。購入後に認証できない、後から無効になるなどのトラブルが起きる可能性があります。
購入する場合は、Microsoft Storeまたは販売元やライセンス条件を確認できる販売店を利用しましょう。プロダクトキーを他人と共有したり、ライセンス条件に反して複数のPCで使ったりしないでください。
アップグレードしても、Windowsのサポート期間は延びない
HomeからProに変更しても、利用中のWindowsのバージョンそのものが新しくなるわけではありません。サポート期間は、HomeかProかだけでなく、Windowsのバージョンやエディションによって異なります。
Windows 11 24H2のHome/Proは、2026年10月13日に更新の提供が終了します。24H2を使っている場合は、Proへの変更とは別に、サポート中のバージョンへの更新状況も確認してください。
▶ Windows 11 26H2への更新方法・確認ポイントはこちら
Windows 10からの変更を考えている場合
Windows 10のサポートは2025年10月14日に終了しています。Windows 10 HomeからWindows 11 Proへ変更する場合は、まずPCがWindows 11の動作要件を満たしているか確認しましょう。Proのライセンスを購入するだけで、Windows 11に更新されるわけではありません。
Windows 11への移行方法や、PCが対応しているかを確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
▶ Windows 11へのアップグレード方法と事前確認はこちら
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よくある質問
アップグレードすると、ファイルやアプリは消えますか?
通常のエディション変更では、ファイルやアプリを残したままアップグレードできます。ただし、予期せぬトラブルに備えて、事前に大切なデータをバックアップしておきましょう。
Proにしたあと、Homeに戻せますか?
設定画面から簡単にHomeへ戻す操作はありません。Homeに戻すには、Windowsを再インストールする必要が生じる場合があります。戻す可能性がある方は、アップグレード前に必要なライセンスやデータのバックアップを確認してください。
ProにすればPCの動作が速くなりますか?
Proに変更しただけで、PCの動作が速くなるわけではありません。Proは、Homeにはない機能や管理機能が必要な場合に選ぶエディションです。
普段使いのPCでもProにしたほうがいいですか?
インターネット、メール、動画視聴、Officeなどが中心なら、Homeのままで困らない方も多いでしょう。リモートデスクトップのホスト機能や組織のネットワーク参加など、必要な機能がある場合にProを検討してください。
まとめ
Windows 11 HomeからProへは、Microsoft Storeで購入する方法と、Proのプロダクトキーを入力する方法でアップグレードできます。
- Proが必要かどうかは、使いたい機能を基準に考える
- Microsoft Storeまたは利用条件を確認できる販売店からライセンスを用意する
- アップグレード前にWindowsのライセンス認証とデータのバックアップを確認する
- Proへの変更とWindowsのバージョン更新は別の作業
使いたい機能が特にない場合は、Homeのまま使い続けても問題ありません。必要な機能があるかを確認してから、アップグレードするか判断しましょう。
参考リンク
- Microsoft サポート:Windows HomeをWindows Proにアップグレードする
- Microsoft:Windows 11 HomeとProを比較する
- Microsoft サポート:Windowsのデバイス暗号化

