ここからは追記として、WordPressの子テーマで投稿ページのタグ(タグ一覧)を非表示にする方法を、いくつかご紹介したいと思います。
以下の方法のどれかを試してみてください。
(削除など、あくまでも自己責任の範囲で行なってくださいね。
目次
WordPress 子テーマでタグを非表示にする方法
WordPressの子テーマの style.css
に以下のコードを追加すると、投稿ページのタグが非表示になります。
手順
- WordPressの管理画面で「外観 → テーマエディター」を開く。
- 右側のファイル一覧から「style.css」を選択する。
- 以下のコードを
style.css
の最後に追加する。 - 「ファイルを更新」をクリックして変更を保存する。
- ブラウザでページをリロードし、タグが非表示になったか確認する。
追加するCSSコード
.post-tags,
.tag-links,
.entry-footer .post-tags,
.entry-meta .post-tags {
display: none !important;
visibility: hidden !important;
height: 0 !important;
}
.tag-links,
.entry-footer .post-tags,
.entry-meta .post-tags {
display: none !important;
visibility: hidden !important;
height: 0 !important;
}
注意点
- この方法は「タグの表示を隠す」だけであり、HTMLソースコードにはタグ情報が残ります。
- もし完全に削除したい場合は、
functions.php
を編集する方法を検討してください。 - キャッシュが影響している可能性があるため、適用後はブラウザのキャッシュをクリアしてください。
*タグのクラス名が異なる場合は、ブラウザの「検証ツール(F12キー)」でタグのクラスを調べ、適切なクラス名に変更してください。
WordPress 子テーマでタグを非表示にする方法(PHP)
WordPressの子テーマの functions.php
に以下のコードを追加すると、投稿ページのタグを完全に削除できます。
手順
- WordPressの管理画面で「外観 → テーマエディター」を開く。
- 右側のファイル一覧から「functions.php」を選択する。
- 以下のコードを
functions.php
の最後に追加する。 - 「ファイルを更新」をクリックして変更を保存する。
- ブラウザでページをリロードし、タグが消えたか確認する。
追加するPHPコード
<?php
function remove_the_thor_tags() {
remove_action(‘the_thor_entry_footer’, ‘the_thor_post_tags’);
}
add_action(‘wp’, ‘remove_the_thor_tags’);
?>
function remove_the_thor_tags() {
remove_action(‘the_thor_entry_footer’, ‘the_thor_post_tags’);
}
add_action(‘wp’, ‘remove_the_thor_tags’);
?>
注意点
- この方法は タグのHTML出力自体を削除 するため、完全にタグが消えます。
- THE THOR のバージョンによっては、タグの出力関数が異なる場合があります。
- タグが消えない場合は、
single.php
またはcontent-single.php
にthe_tags()
があるか確認してください。 - 適用後はブラウザキャッシュやWordPressのキャッシュをクリア してください。
WordPress 子テーマでタグを非表示にする方法(テーマファイル編集)
WordPressの子テーマの single.php
または content-single.php
を編集すると、タグを完全に削除できます。
手順
- FTPソフトまたはWordPressの「テーマエディター」を使用して、テーマファイルを編集します。
- 以下のファイルを開きます。
wp-content/themes/the-thor/single.php
wp-content/themes/the-thor/content-single.php
- ファイル内に以下のコードがあるか探します。
- コードを削除 または コメントアウト します。
- ファイルを保存し、ブラウザでタグが消えたか確認します。
削除またはコメントアウトするコード
以下のコードがあれば削除してください。
<?php the_tags(‘<span class=”post-tags”>’, ‘, ‘, ‘</span>’); ?>
または、以下のコードがある場合も削除してください。
<?php the_thor_post_tags(); ?>
コードをコメントアウトする方法
もし削除に不安がある場合は、以下のようにコメントアウトすると、簡単に元に戻せます。
<!– <?php the_tags(‘<span class=”post-tags”>’, ‘, ‘, ‘</span>’); ?> –>
注意点
- この方法は 完全にタグを削除する ため、
functions.php
やCSS
の変更よりも確実です。 - **THE THORのアップデートで変更が元に戻る可能性があるため、子テーマを使用することを推奨します。**
- FTPを使わずに編集する場合は、WordPressの管理画面から「外観 → テーマエディター」を開いて編集してください。
- キャッシュをクリアしないと変更が反映されないことがあるため、適用後はブラウザキャッシュを削除 してください。
WordPress 子テーマでタグを非表示にする方法(functions.php オーバーライド)
WordPressの子テーマの functions.php
に以下のコードを追加すると、タグのHTML出力を強制的に削除できます。
手順
- WordPressの管理画面で「外観 → テーマエディター」を開く。
- 右側のファイル一覧から「functions.php」を選択する。
- 以下のコードを
functions.php
の最後に追加する。 - 「ファイルを更新」をクリックして変更を保存する。
- ブラウザでページをリロードし、タグが消えたか確認する。
追加するPHPコード
<?php
function disable_tags_display($content) {
return preg_replace(‘/<div class=”tags-links”>.*?<\/div>/s’, ”, $content);
}
add_filter(‘the_content’, ‘disable_tags_display’);
?>
function disable_tags_display($content) {
return preg_replace(‘/<div class=”tags-links”>.*?<\/div>/s’, ”, $content);
}
add_filter(‘the_content’, ‘disable_tags_display’);
?>
仕組み
- このコードは、
the_content
フィルターを使い、タグを出力している<div class="tags-links">
の部分を削除します。 - CSSで非表示にするのではなく、HTML出力自体を削除するので、完全に消えます。
- タグのHTML構造が異なる場合は、
<div class="tags-links">
を適切なクラス名に変更する必要があります。
注意点
- この方法は、**HTMLソースコードからタグ自体を削除する** ので、SEO的に影響を与える可能性があります。
- THE THOR のバージョンによっては、タグのHTML構造が異なるため、動作しない場合はブラウザの「検証ツール(F12キー)」でタグの構造を確認してください。
- 適用後はブラウザキャッシュやWordPressのキャッシュをクリア してください。
結果としてどの方法が良い?
メリット。デメリットをわかりやすく表にしてみました。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Rank Math SEO設定 | 簡単・即反映 | Rank Mathが必要 |
THE THORのカスタマイズ設定 | 公式機能で対応 | 設定が見つからない可能性 |
functions.php で削除 | 確実に消せる | コード編集が必要 |
CSSを強制適用 | すぐ試せる | HTMLにタグ情報が残る |
どの方法を使うか迷ったら、CSSで非表示を試し、それでもダメならPHPの方法を試してみてください。
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