
Windows 11を使っていて、「サインイン画面に表示される名前を変えたい」「CドライブのUsersフォルダー名が気になる」と思ったことはありませんか。
Windowsで「ユーザー名」と呼ばれるものには、主に次の3つがあります。
- サインイン画面やスタートメニューに表示される名前
- Windowsにサインインするためのアカウント名
- CドライブのUsersフォルダー名
表示名の変更は比較的簡単ですが、表示名を変えても、通常はCドライブのUsersフォルダー名までは変わりません。
また、ユーザーフォルダーをエクスプローラーやレジストリから直接変更すると、アプリが起動しない、OneDriveが同期できない、Windowsにサインインできないといったトラブルにつながることがあります。
この記事では、Windows 11のユーザー名を安全に変更する方法と、ユーザーフォルダー名まで変えたい場合の対処法を、順番にわかりやすく解説します。
Windowsの「ユーザー名」は3つに分けて考える
最初に、どこに表示されている名前を変えたいのか確認しましょう。
| 名前の種類 | 表示される場所 | 変更時の注意点 |
|---|---|---|
| 表示名 | サインイン画面、スタートメニュー、設定画面など | 比較的安全に変更できる |
| アカウント名 | Windowsへのサインインやアカウント管理に使用 | Microsoftアカウントとローカルアカウントで方法が異なる |
| ユーザーフォルダー名 | Cドライブ内のUsersフォルダー | 表示名を変えても変更されない。直接変更は非推奨 |
サインイン画面などに表示される名前だけが気になる場合は、「表示名の変更」だけで十分です。
CドライブのUsersフォルダー名が変わらなくても、Windowsの動作に問題がなければ、そのまま使用しても支障はありません。
表示名だけを変更する方法
Microsoftアカウントを使っている場合
- 「スタート」から「設定」を開きます。
- 「アカウント」→「ユーザーの情報」を選択します。
- 「Microsoftアカウント」を開く項目を選択します。
- ブラウザでMicrosoftアカウントにサインインします。
- 「あなたの情報」から「名前の編集」を選択します。
- 新しい姓と名を入力し、画面に表示された文字を入力して「保存」を選択します。
変更後は、Windowsから一度サインアウトして、もう一度サインインしてください。
Microsoftアカウントの名前は複数のMicrosoftサービスで使用されるため、Windows以外のサービスにも新しい表示名が反映されることがあります。ただし、すべての画面に反映されるまで最大24時間程度かかる場合があります。
なお、この操作をしても、通常はCドライブのUsersフォルダー名や、サインインに使用するメールアドレスは変わりません。
ローカルアカウントを使っている場合
- タスクバーの検索欄に「コントロールパネル」と入力して開きます。
- 「ユーザーアカウント」を選択します。
- もう一度「ユーザーアカウント」を選択します。
- 「アカウント名の変更」を選択します。
- 新しい名前を入力し、「名前の変更」を選択します。
- Windowsからサインアウトするか、パソコンを再起動して表示を確認します。
この方法で変更できるのは、主にWindows上に表示されるアカウント名です。CドライブのUsersフォルダー名
は変更されません。
CドライブのUsersフォルダー名も変更したい場合
Windowsの表示名やアカウント名を変更しても、通常はCドライブのUsersフォルダー名までは変わりません。
ユーザーフォルダーには、アプリの設定やOneDriveの保存先など、さまざまな場所から参照される情報が含まれています。そのため、フォルダーを直接右クリックして名前を変えたり、レジストリだけを書き換えたりする方法はおすすめできません。
ユーザーフォルダー名まで変えたい場合は、希望する名前で新しいユーザーを作成し、必要なデータを移す方法が比較的安全です。
表示名だけが気になる場合は、ユーザーフォルダー名を無理に変更する必要はありません。
新しいユーザーを作成してデータを移す方法
ここでは、新しいローカルアカウントを作成し、必要なデータを移す基本的な流れを説明します。
1.新しいユーザーを作成する
- 「設定」→「アカウント」→「他のユーザー」を開きます。
- 「アカウントの追加」を選択します。
- 「このユーザーのサインイン情報がありません」を選択します。
- 「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」を選択します。
- 希望するユーザー名とパスワードを入力して、アカウントを作成します。
2.新しいユーザーを管理者に変更する
- 「設定」→「アカウント」→「他のユーザー」を開きます。
- 作成したアカウントを選択します。
- 「アカウントの種類の変更」を選択します。
- 「管理者」を選び、「OK」をクリックします。
データ移行後に旧ユーザーを削除する予定がある場合は、新しいユーザーを管理者のまま使用します。PCには、少なくとも1つの管理者アカウントを残しておきましょう。
3.新しいユーザーで一度サインインする
現在のユーザーからサインアウトし、新しく作成したユーザーでサインインします。初回サインイン時に、新しいユーザーフォルダーが自動的に作成されます。
これまでMicrosoftアカウントを使っていた場合は、新しいユーザーでサインインしたあと、
「設定」→「アカウント」→「ユーザーの情報」
を開き、「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」を選択します。
この方法なら、新しく作成したユーザーフォルダー名を維持したまま、Microsoftアカウントを利用できます。
4.必要なデータを移す
旧ユーザーのフォルダーから、次のような個人データを新しいユーザーへコピーします。
- デスクトップ
- ドキュメント
- ダウンロード
- ピクチャ
- ビデオ
- ミュージック
OneDriveを利用している場合は、コピーを始める前に同期が完了しているか確認してください。新しいユーザーでもOneDriveにサインインし、必要なファイルが表示されることを確認します。
AppDataやNTUSER.DATなど、Windowsの設定を含むファイルをまとめてコピーするのは避けましょう。アプリの設定や保存データは、アプリごとに移行方法を確認してください。
5.問題がないことを確認してから旧ユーザーを削除する
データやアプリの動作を確認し、しばらく新しいユーザーを使用して問題がなければ、旧ユーザーの削除を検討します。
旧ユーザーを削除すると、そのユーザーとしてPC内に保存されているデータも削除されます。必ずバックアップと移行内容を確認してから削除してください。
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まとめ
Windowsのユーザー名を変更するときは、最初に「どの名前を変えたいのか」を確認することが大切です。
- Microsoftアカウントの表示名は、Microsoftアカウントの「あなたの情報」から変更する
- ローカルアカウントの名前は、コントロールパネルから変更する
- 表示名を変更しても、CドライブのUsersフォルダー名は通常変わらない
- ユーザーフォルダーを直接変更する方法は避ける
- フォルダー名まで変えたい場合は、新しいユーザーを作成してデータを移す
サインイン画面に表示される名前だけを変えたい場合は、表示名の変更だけで十分です。ユーザーフォルダー名が以前のままでも、Windowsの使用に問題がなければ無理に変更する必要はありません。
新しいユーザーへ移行するときは、旧ユーザーをすぐに削除せず、必要なファイルやアプリが正常に使えることを確認してから作業を進めましょう。

