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Windows+Shift+Tとは?画像の文字をコピーできるPowerToysの使い方

画面の文字をコピーする女性

Webサイトや画像に表示されている文字をコピーしようとしても、マウスで選択できず困ったことはありませんか?

Windowsでは、Microsoftの無料ツール「PowerToys」を利用すると、Windowsキー+Shift+Tで画面上の文字を読み取り、コピーできます。

画像だけでなく、動画の一場面や文字を選択できないPDF、エラーメッセージなどにも使える便利な機能です。

ただし、Windows+Shift+Tは、Windows 11に最初から用意されているショートカットではありません。PowerToysをインストールしていないパソコンでは、キーを押しても何も起こらないため注意が必要です。

この記事では、Windows+Shift+TでできることやPowerToysの設定方法、反応しない場合の対処法を初心者向けに解説します。

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Windows+Shift+Tで何ができる?

Windows+Shift+Tは、PowerToysに搭載されている「Text Extractor」を起動するショートカットです。

Text Extractorには、画像に含まれる文字を読み取るOCR(光学文字認識)機能があります。

たとえば、次のような場面で役立ちます。

  • Webサイト上で選択できない文字をコピーしたい
  • 画像やスクリーンショット内の文章を取り出したい
  • 動画に表示された字幕や説明をコピーしたい
  • PDFに書かれている文字をコピーできない
  • エラーコードやエラーメッセージを検索したい
  • 長い製品番号や英数字を手入力したくない

コピーしたい部分をマウスで囲むだけなので、文字を見ながら一文字ずつ入力する手間を減らせます。

Windows+Shift+Tを押しても反応しないのはなぜ?

Windows+Shift+Tを押しても何も起こらない場合、故障やWindowsの不具合とは限りません。

このショートカットを使うには、基本的に次の条件が必要です。

  • PowerToysがインストールされている
  • PowerToysが起動している
  • Text Extractorが有効になっている
  • ショートカットが変更されていない

PowerToysを入れていないパソコンでWindows+Shift+Tを押しても、通常は何も表示されません。

SNSなどでは「Windowsの隠し機能」として紹介されることもありますが、Windowsだけで動く標準機能ではない点に注意してください。

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PowerToysとは?

PowerToysは、Windowsをより便利に使うためにMicrosoftが提供している無料ツールです。

画像から文字を取り出すText Extractorのほかにも、複数のファイル名をまとめて変更したり、ウィンドウを見やすく並べたりする機能が搭載されています。

Microsoft Storeから入手できるため、初めて利用する場合は、よく分からないダウンロードサイトではなく公式の配布元を利用しましょう。

PowerToysをインストールする方法

Windows+Shift+Tを使うには、最初にPowerToysをインストールします。

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Microsoft Storeからインストールする

初心者の方には、Microsoft Storeを使う方法が分かりやすく安全です。

  1. スタートメニューを開きます
  2. 「Microsoft Store」を起動します
  3. 検索欄に「Microsoft PowerToys」と入力します
  4. 提供元がMicrosoft Corporationであることを確認します
  5. 「インストール」または「入手」をクリックします
  6. インストール後にPowerToysを起動します

PowerToysは、Microsoft公式のGitHubやWindowsのコマンドからもインストールできますが、通常はMicrosoft Storeを使えば問題ありません。

詳しい入手方法は、Microsoft公式のPowerToysインストール案内でも確認できます。

Text Extractorを有効にする方法

PowerToysをインストールしたら、Text Extractorが有効になっているか確認します。

  1. PowerToysを起動します
  2. 左側のメニューから「Text Extractor」を選択します
  3. 「Text Extractorを有効にする」をオンにします
  4. アクティブ化のショートカットを確認します

初期設定では、通常「Windowsキー+Shift+T」が割り当てられています。

すでに別のショートカットへ変更している場合は、画面に表示されているキーを使用するか、分かりやすい組み合わせに設定し直してください。

Windows+Shift+Tで画像の文字をコピーする手順

準備ができたら、実際に画面上の文字をコピーしてみましょう。

  1. コピーしたい文字を画面に表示します
  2. Windowsキー、Shiftキー、Tキーを同時に押します
  3. 画面全体が少し暗くなったことを確認します
  4. コピーしたい文字の範囲をマウスでドラッグします
  5. マウスのボタンを離します
  6. メモ帳やWordなどを開きます
  7. Ctrl+Vを押して貼り付けます

読み取られた文字は、自動的にクリップボードへ保存されます。

コピー完了を知らせる大きな画面が表示されるわけではないため、読み取れたか分からない場合は、メモ帳などに貼り付けて確認してください。

操作を途中で中止したい場合は、Escキーを押します。

日本語がうまく読み取れない場合

Text Extractorは便利ですが、どのような画像でも完全に正しく読み取れるわけではありません。

次のような文字は、誤認識されることがあります。

  • 小さく表示された文字
  • ぼやけた画像
  • 手書き文字
  • 背景と文字の色が近い画像
  • 装飾の多いフォント
  • 縦書きの文章
  • 文字同士が重なっている画像
  • 低画質の動画に表示された字幕

うまく認識できない場合は、コピーしたい部分を拡大してから、もう一度範囲を選択してみてください。

一度に広い範囲を囲むよりも、必要な文章だけを小さく区切って読み取る方が成功しやすいこともあります。

また、Text Extractorが認識できるのは、パソコンにOCR言語パックがインストールされている言語です。PowerToysの設定画面にある「優先する言語」が日本語になっているかも確認しましょう。

Windows+Shift+Tが使えないときの対処法

PowerToysをインストールしているのに反応しない場合は、次の項目を順番に確認します。

PowerToysが起動しているか確認する

PowerToysが終了していると、ショートカットを押してもText Extractorは起動しません。

スタートメニューで「PowerToys」と検索し、アプリを起動してからもう一度試してください。

毎回PowerToysを手動で起動するのが面倒な場合は、PowerToysの設定を開き、「スタートアップ時に実行」をオンにしておきましょう。

Text Extractorがオフになっていないか確認する

PowerToysの設定を開き、左側の「Text Extractor」を選択します。

Text Extractorを有効にする設定がオフになっている場合は、オンへ変更してください。

ショートカットが変更されていないか確認する

PowerToysでは、Text Extractorを起動するキーを変更できます。

以前に設定を変更していると、Windows+Shift+Tでは起動しません。PowerToysのText Extractor設定画面で、現在割り当てられているショートカットを確認してください。

別のアプリとショートカットが重複していないか確認する

常駐ソフトやキーボード設定アプリが、同じショートカットを使用している可能性もあります。

競合が疑われる場合は、Text Extractorのショートカットを別の組み合わせに変更して動作を確認します。

PowerToysを更新する

古いバージョンを使っている場合は、PowerToysを最新版へ更新します。

Microsoft Storeからインストールした場合は、Microsoft Storeの「ダウンロード」や「ライブラリ」を開き、更新プログラムを確認してください。

更新後も改善しない場合は、PowerToysをいったん終了して起動し直します。それでも反応しないときは、パソコンを再起動してからもう一度試してください。「テキスト アクション」が表示されない場合は、Microsoft Storeを開き、切り取りツールを最新版へ更新してください。

PowerToysを使わずに画像の文字をコピーする方法

Windows 11では、標準の「切り取りツール」でも画像から文字を読み取れます。

PowerToysを追加したくない場合は、こちらを利用してもよいでしょう。

  1. Windowsキー+Shift+Sを押します
  2. 文字を読み取りたい範囲を撮影します
  3. 表示された通知から切り取りツールを開きます
  4. 「テキスト アクション」を選択します
  5. 必要な文字を選択してコピーします

「すべてのテキストをコピー」を選ぶと、画像内で認識された文字をまとめてコピーすることもできます。

Microsoftによると、切り取りツールの文字認識処理はデバイス上でローカルに実行されます。Microsoft公式:切り取りツールの使い方

どちらを使えばよい?

Text Extractorと切り取りツールは、どちらも画像の文字を読み取れますが、操作方法が少し異なります。

機能PowerToys Text Extractor切り取りツール
起動キーWindows+Shift+TWindows+Shift+S
追加インストールPowerToysが必要Windows 11の標準アプリ
操作の速さ範囲を囲むだけでコピー撮影後にテキスト操作が必要
画像の保存基本的に文字だけコピースクリーンショットも保存可能
向いている用途文字だけ素早く取り出したい画像を残しながら文字もコピーしたい

頻繁に画像から文字をコピーするならText Extractor、たまに使う程度なら切り取りツールでも十分です。

Windows+Shift+TとCtrl+Shift+Tの違い

「Windows Shift T」と検索している人の中には、Ctrl+Shift+Tと混同している場合もあります。

この2つは、まったく異なる操作です。

ショートカット主な機能
Windows+Shift+TPowerToysのText Extractorを起動する
Ctrl+Shift+Tブラウザで直前に閉じたタブを開き直す

ChromeやMicrosoft Edgeで間違えてタブを閉じた場合は、Ctrl+Shift+Tを押すと、閉じたタブを復元できます。

画像や画面内の文字をコピーしたい場合は、PowerToysを起動した状態でWindows+Shift+Tを使用します。

Text Extractorを使う際の注意点

Text Extractorで読み取った文字は、必ず元の画像と照らし合わせてください。

特に口座番号や電話番号、メールアドレス、製品番号、金額などは、1文字違うだけでも困る情報です。数字の「0」と英字の「O」、数字の「1」と英字の「I」などが正しく認識されているか確認してみてください。

<例>

  • 振込先や口座番号
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • パスワード
  • 製品番号やライセンスキー
  • コマンドやプログラムコード
  • 金額や日付
  • 医療・契約関係の文章

※ 数字の「0」と英字の「O」、数字の「1」と英字の「I」などは、見分けを誤ることがあります。

よくある質問

Windows+Shift+TはWindowsの標準機能ですか?

Windowsの標準ショートカットではありません。Microsoft PowerToysに含まれるText Extractorを起動するためのショートカットです。

PowerToysがインストールされていない場合は、キーを押しても通常は何も起こりません。

PowerToysは無料ですか?

はい。Microsoftが無料で提供しているWindows向けのユーティリティです。Microsoft StoreまたはMicrosoft公式GitHubから入手できます。

読み取った文字はどこに保存されますか?

クリップボードにコピーされます。メモ帳やWord、検索欄などを開き、Ctrl+Vで貼り付けてください。

通常は、文字ファイルとして自動保存されるわけではありません。

Windows+Shift+Tを押すと画面が暗くなるのは故障ですか?

故障ではありません。Text Extractorが文字を読み取る範囲を選択できる状態になっています。

マウスで必要な部分を囲むか、操作をやめる場合はEscキーを押してください。

PowerToysを入れたくない場合はどうすればよいですか?

Windows 11の切り取りツールにある「テキスト アクション」を利用できます。

Windows+Shift+Sで対象範囲を撮影し、切り取りツールを開いて「テキスト アクション」を選択してください。

画像内の文字を完全に正確にコピーできますか?

画像の画質や文字の大きさ、フォントなどによっては誤認識されます。重要な文章や数字は、必ず元の画像と比較して確認してください。

まとめ

Windows+Shift+Tは、PowerToysのText Extractorを起動し、画像や動画などに表示された文字をコピーするショートカットです。

ただし、Windowsの標準ショートカットではありません。押しても反応しない場合は、PowerToysがインストールされているか、Text Extractorが有効になっているかを確認してください。

PowerToysを追加したくない場合は、Windows 11の切り取りツールにある「テキスト アクション」でも画像から文字を取り出せます。

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