Windowsアップデートが進まない?容量不足エラーを今すぐ解消する7つの方法

ディスクの容量のイラストです

はじめに

「Windowsの更新ができない」

「空き容量が足りませんと表示された」
そんなときは、まず Cドライブの空き容量を確保するのが最優先です。
ただし、更新が止まる原因は容量不足だけではなく、更新キャッシュの破損・ネットワーク設定・常駐アプリの干渉などが重なっていることも少なくありません。
この記事では、最初に“空き”を作り、そのうえで 詰まりポイントを順番に取り除く形で、初心者でも迷わない手順にまとめます。

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空き容量の確認方法

まずは、今の空き容量をチェックして、どの程度不足しているのかを把握しましょう。

確認手順

① デスクトップ下部の「エクスプローラー」を開く

②「PC」から「ローカルディスク(C:)」を選ぶ

③ 表示される「空き領域」を確認(推奨:10GB以上)

目安として、Windows Updateが安定して進むためには Cドライブに10~20GB程度の空きがあると安心です。
大型アップデート(機能更新)が来るタイミングや、更新のダウンロード・展開の状況によって必要量は増えることがあります。「ギリギリ足りている」より、できるだけ余裕を作ってから更新するほうが失敗しにくいです。

ディスククリーンアップの実行

一番手軽で効果が出やすいのが、Windows標準のクリーンアップです。
まずは“設定から”やるのがおすすめです。

手順(Windows 10/11)

  1. 設定 → システム → 記憶域 を開く
  2. 一時ファイル を選ぶ
  3. 「Windows Updateのクリーンアップ」「一時ファイル」などを確認して削除

さらに空きを増やしたい場合は、従来の「ディスク クリーンアップ」も有効です。
スタートで「ディスク クリーンアップ」と検索 → Cドライブ →(可能なら)システムファイルのクリーンアップ の順で実行します。

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一時ファイルや不要アプリを削除

記憶域の中で圧迫しやすいのが、一時ファイルや使っていないアプリです。

操作方法

①「設定」→「システム」→「記憶域」を開く

②「一時ファイル」を選択し、不要なファイルを削除

③「アプリと機能」から使っていないソフトをアンインストール

特に動画編集ソフトや大型ゲームなどは、10GB以上占有していることもあります。

USBメモリを使って一時的に空き容量を補完

どうしてもCドライブの空きが作れない場合、更新の途中で 「外部ストレージを使用しますか?」 と案内され、USBメモリや外付けドライブを一時領域として使えることがあります。

目安:16GB以上(余裕があるほど安心)
注意:更新が終わるまで 抜かない/できれば USB 3.0以上 の製品を使う

ただし、すべての更新で必ず使えるわけではありません。案内が出ない場合は、次の「ファイル退避」や「クリーンアップ」を優先しましょう。

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ストレージセンサーを活用(Windows 10以降)

Windowsには、不要ファイルを自動で削除してくれる便利な機能「ストレージセンサー」があります。

操作方法

①「設定」→「システム」→「記憶域」

②「ストレージセンサー」をオンにする

③ 手動実行も可能

一時ファイルやゴミ箱の中身、旧バージョンの更新ファイルなどが自動で整理されます。

ストレージセンサーを活用しても空き容量が増えない場合は?

ストレージセンサーをオンにしても、空き容量が十分に増えない場合は、対象のファイル種類を細かく見直してみましょう。

「ダウンロードフォルダー」や「一時インターネットファイル」などが対象外になっていると、期待したほどの効果が得られません。

また、「過去のWindowsバージョン(Windows.old)」が残っている場合、自動削除されないことがあります。これは数十GB以上の容量を占めることもあるため、クリーンアップツールでの手動削除も検討しましょう。

OneDriveや外付けHDDにファイルを退避

写真・動画などの個人データが多い場合は、外部ストレージやOneDriveへ退避すると一気に空きが増えます。

【安全な手順

  1. 外付けHDD/SSD、またはOneDriveへ コピーする
  2. 移動先でファイルが開けるか(再生できるか)を 必ず確認する
  3. 問題なければ、Cドライブ側の元ファイルを削除して空きを作る

※「写真」や「ビデオ」フォルダは容量が大きくなりがちなので、優先的に見直すと効果的です。

Cドライブのパーティションを拡張する(上級者向け)

どうしても容量が足りない場合は、Cドライブのサイズ自体を広げる方法もあります。

Cドライブのサイズ自体を広げる方法

① スタートを右クリック→「ディスクの管理」

② Cドライブの右隣に「未割り当て領域」があるか確認

③ Cドライブを右クリックし「ボリュームの拡張」を選択

【注意点】

操作を誤るとデータを消失する危険があります。バックアップを取ったうえで、慎重に行ってください。

実は多い?「見えないファイル」

ファイルが少ないように見えても、更新ファイルの残り・キャッシュ・ログなどで容量が圧迫されていることがあります。

代表例

  • Windows Updateの残り
  • 一時ファイル
  • ブラウザのキャッシュ
  • 過去のWindows更新で残ったフォルダ(例:Windows.old)

対処の基本は、この記事で紹介している
「一時ファイル削除」+「ディスク(システムファイル)クリーンアップ」 です。
AppData などのシステム寄りフォルダは、手動削除で不具合につながりやすいので、基本的に触らないのが安全です。どうしても確認したい場合は、容量の大きいフォルダを“調べるだけ”に留め、削除は慎重に行いましょう。

容量不足が再発しないためにできる予防策

せっかく容量を確保しても、しばらく経つとまた足りなくなることも。そんな再発を防ぐには、普段の使い方の見直しも重要です。

おすすめ予防策

  • 毎月1回はストレージセンサーを手動実行
  • ダウンロードフォルダの定期整理(特にPDFや画像)
  • 動画や音楽ファイルは外部ストレージへ保存する習慣
  • OneDriveなどクラウドストレージの同期対象を最小限に設定

「毎月1日」など、日付を決めてクリーンアップを行うと、習慣化しやすくなります。

容量不足でもアップデートをあきらめない方法【最終手段】

どうしても容量が確保できず、アップデートも失敗してしまう…。

そんなときはクリーンインストールやUSB経由の手動更新も視野に入れましょう。

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容量不足でもあきらめない:まずは“空き”と“安全”を確保

大型更新は20GB前後の空きが必要になることがあります。バックアップと一時退避で、更新を安全に進めましょう。

※バックアップ媒体は必ず暗号化して運用してください。

選択肢の例

  • Media Creation Toolでアップデート用USBを作成し、そこから更新
  • ファイルをバックアップして、Windowsのクリーンインストールを実行
  • サードパーティ製のアップデート支援ツールを活用(※非公式のため注意)

【注意】

クリーンインストールではデータが消えるため、事前のバックアップが必須です。

詳しい操作方法はこちらの記事で解説しています。>パソコンのバックアップ完全ガイド

0%/「ダウンロード中」から進まない(ネットワーク系)

更新が0%や「ダウンロード中」のまま動かない場合、多くはネットワーク設定や接続の影響です。次の順にご確認ください。

  • 従量制課金接続(メータード)をオフ:設定 > ネットワークとインターネット > Wi-Fi(またはイーサネット)> プロパティ > 従量制課金接続をオフ
  • 更新の一時停止が有効になっていないか:設定 > Windows Update > 一時停止がオンなら解除
  • VPN/プロキシ/広告ブロッカーを一時停止(企業ネットも含む)
  • 配信の最適化(Delivery Optimization) は、環境によっては更新の取得が不安定になることがあります。
    設定 → Windows Update → 詳細オプション(または「配信の最適化」)から、いったんオフ→オンして挙動が変わるか確認してみてください。
  • 時刻の自動設定(NTPずれで失敗する例あり):設定 > 時刻と言語 > 日付と時刻 > 自動設定をオン

改善しない場合は、次章の「トラブルシューティング」と「コンポーネントリセット」をお試しください。

再起動を繰り返す/「インストールの準備」で止まる

  • 周辺機器を一旦外す:USBドライブ、外付けHDD、プリンター、ドングル類
  • クリーンブート:msconfigで「スタートアップの選択→スタートアップ項目を読み込まない」「サービスでMicrosoft以外をすべて無効」→再起動→更新
  • 空き容量の再確認:大型更新は20GB以上必要なケースあり(本記事の容量対策を再実行)
  • ドライバー更新:特にストレージ/チップセット/グラフィック

それでも進まない場合は、更新の内部キャッシュ破損が疑われます。次章の「コンポーネントリセット」を実施します。

※「サービス停止で軽くする」系の情報も見かけますが、Windows Updateが絡む場面では おすすめしません。むしろ必要なサービスまで止めて、更新が失敗しやすくなることがあります。
どうしても切り分けしたい場合は、サービス調整よりも先に クリーンブート(Microsoft以外の常駐を一時停止)で確認するほうが安全です。

エラーコードが出る/共通手順で直したい(まずはここから)

1) Windows Updateトラブルシューティングを実行

設定 > システム > トラブルシューティング > その他のトラブルシューティングツール > Windows Update > 実行。自動修復後、再起動して再試行します。

2) Windows Updateコンポーネントをリセット(管理者)

「スタート」を右クリック > Windows Terminal(管理者) を開き、次を順番に実行します。

net stop wuauservnet stop cryptSvcnet stop bitsnet stop msiserverren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.oldren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.oldnet start wuauservnet start cryptSvcnet start bitsnet start msiserver

終了後に再起動し、更新を再試行してください。

3) システムファイルの修復(DISM / SFC)

同じく管理者ターミナルで次を実行します。完了後に再起動し、更新を再試行します。

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthsfc /scannow

サードパーティ製セキュリティソフトを一時停止するだけで改善するケースもあります。更新後は必ず元に戻しましょう。

企業・学校のPC(WSUS/Intune管理)の場合

管理下の端末は、更新が管理サーバーで制御されていることがあります。勝手にツールで更新すると不整合の原因になるため、以下を確認してください。

  • 更新の配信リング/締切(期限)
  • 一時停止・延期ポリシー
  • VPN越しの社内リポジトリ接続が必須か

不明な場合はシステム管理者に「更新の配信ポリシー」と「既知のブロック条件」の有無を確認しましょう。

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対処法まとめ表

対処法効果おすすめ度
ディスククリーンアップ(システムファイル込み)数GB〜十数GBの空き確保★★★★★
不要アプリ削除・外部ストレージ退避容量不足の抜本解消★★★★☆
USBメモリで一時ファイル退避容量不足時の応急処置★★★☆☆
従量制課金接続オフ/一時停止解除0%停止・ダウンロード詰まりの改善★★★★☆
VPN/プロキシ/広告ブロッカー一時停止通信エラー回避★★★☆☆
Windows Updateトラブルシューティング自動修復の第一歩★★★★☆
コンポーネントリセット(SoftwareDistribution/Catroot2)更新キャッシュ破損の解消★★★★★
DISM / SFCシステム破損の修復★★★★☆
クリーンブート+周辺機器取り外し常駐・ドライバ干渉の切り分け★★★☆☆
Media Creation Tool/インストールアシスタント手動更新(最終手段)★★★☆☆

Windows Updateが進まないときは、まず Cドライブの空き容量を確保するのが近道です。
それでも止まる場合は、ネットワーク(メータード/VPN/プロキシ)更新キャッシュ(SoftwareDistribution/Catroot2) の詰まりが原因になっていることが多いので、順番に切り分けていきましょう。
「空き容量を作る習慣」をつけておくと、更新エラーの予防だけでなく、PC全体の動作改善にもつながります。

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