【裏ワザ】古いPCでもOK!Windows 11 24H2へ“無条件アップグレード”する超簡単な方法

「このPCはWindows 11に対応していません」

と言われても、諦めるのはまだ早いです!

この記事では、古いPCでもWindows 11 24H2にアップグレードできる裏技をご紹介します。

古いPCのイラスト

パーツを買い換える必要も、難しい操作もありません。

自己責任にはなりますが、多くのユーザーが成功している方法です。

はじめに:なぜ古いPCでは24H2にアップグレードできないの?

MicrosoftはWindows 11に対し、次のような「システム要件」を定めています。

  • TPM 2.0(セキュリティチップ)搭載
  • Secure Bootの有効化
  • 第8世代以降のIntelまたはRyzen 2000以降のAMD CPU
    など…

これらの条件を満たしていないと、公式にはアップグレード不可となります。

しかし、実際にはこれらの要件を“スルー”してインストールする方法が存在しました!

方法1:Rufusで“要件をスキップしたインストールUSB”を作る

【手順】

  1. まず、以下のものを用意してください。
    • 8GB以上のUSBメモリ
    • Windows 11 24H2のISOファイル(公式またはUUPdumpなどから入手可能)
    • Rufusという無料ツール(https://rufus.ie/)
  2. Rufusを起動し、「ISOを選択」でダウンロードしたWindows 11のISOを読み込みます。
  3. 書き込みオプションに以下のような“チェックボックス”が出現します。
    • TPM 2.0のチェックをスキップ
    • Secure Bootのチェックをスキップ
    • Microsoftアカウントの強制をスキップ
  4. 必要なものにチェックを入れてください(すべて選択がおすすめです)。
  5. 「スタート」をクリックして、インストールUSBを作成。
  6. 古いPCをUSBで起動し、そのままインストールを進めます。

方法2:既存のWindows 10からレジストリを使ってアップグレードする

すでにWindows 10を使っていて、設定やファイルを引き継ぎたい場合はこちら。

【手順】

  1. Windows 11 24H2のISOファイルをマウント(右クリック→マウント)
  2. setup.exeを起動
  3. インストール前の画面で「レジストリキーを編集」して制限を解除します。

レジストリ追加方法

「ファイル名を指定して実行」で regedit を開き、以下のキーを作成。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig

この中に以下のDWORD値を追加

  • BypassTPMCheck → 値:1
  • BypassSecureBootCheck → 値:1
  • BypassRAMCheck → 値:1
  • BypassCPUCheck → 値:1

その後、インストールを続行すれば、チェックをスキップして進められます。

この方法はファイルや設定を維持できる利点がありますが、システムへの変更が伴うため、不安を感じる方も多いかもしれません。

そのような場合は、仮想マシン上でWindows 11を動かすという選択肢もあります。

非力な WindowsPCを使ってHyper-V仮想マシン環境の作成をしてみた!(前編)

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方法3:Windows 11のインストールメディア(sourcesフォルダ内)にある「appraiserres.dll」を置き換える方法(難易度高め)

この方法は、インストール開始後の互換性チェックをバイパスするもので、比較的クリーンなインストールが可能です。

【手順】

  1. Windows 11 24H2のISOファイルを準備します(公式またはUUPdumpなどから入手)。
  2. ISOファイルの中身をPCの任意のフォルダに展開します。
  3. 別の正常なWindows 10またはWindows 11のインストールメディアを用意します。
  4. 手順3のインストールメディアの sources フォルダ内にある 「appraiserres.dll」 というファイルをコピーします。
  5. 手順2で展開したWindows 11 24H2のフォルダ内にある sources フォルダに、手順4でコピーした 「appraiserres.dll」を上書きします。
  6. 上書きが完了したら、編集したフォルダの内容で起動可能なUSBインストールメディアを作成します。これには、Rufusなどのツールが利用できます(この際、Rufus側の特別な設定は不要です)。
  7. 作成したUSBメディアで古いPCを起動し、通常通りWindows 11のインストールを進めます。互換性チェックがスキップされるため、要件を満たしていないPCでもインストールが完了するはずです。

【この方法のポイント】

  • インストールプロセス自体はほぼ通常通りに進むため、比較的安心感があります。
  • レジストリを直接編集するよりも、システムへの影響が少ない可能性があります。

【注意点】

  • この方法も自己責任で行う必要があります。
  • ファイルの置き換えを誤ると、インストールメディアが破損する可能性があります。
  • Microsoftの今後のアップデートで、この方法が無効になる可能性もあります。

注意点:あくまで自己責任で!

✔️セキュリティ的に万全ではないため、重要な仕事用PCでは非推奨です

✔️アップデートによる不具合やサポート対象外のリスクもあります。

✔️自己責任で行うことを理解した上で、バックアップを忘れずに!

まとめ:古いPCでも24H2を使いたいならこの方法!

この方法を使えば、「このPCは要件を満たしていません」という表示に負けず、

Windows 11 24H2の最新環境を手に入れることが可能です。

古いPCを捨てる前に、ぜひチャレンジしてみてください!

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