1月1日を「元旦(がんたん)」って言う理由知ってる?

1月1日のことを『元旦』とか『元日』とも呼びますが、意味はご存知ですか?

元旦(がんたん)とは

諸説あるかもしれませんが、一般的に

元日の朝のこと

を言います。また元旦の『旦』は、日が昇る様だそうです。なので、自ずと答えはわかるでしょうけれど

元日とは1月1日そのもののことを言います。


もともと『元』という文字には

・物事の始め

と言う意味もあるので、1年最初のはじめの日を元日と呼び、午前中のことを元旦と呼ぶようです。


話は少し逸れますが、初夢はいつみる夢だと思いますか?

文字の通り、新しい年を迎えて最初に寝て見た夢のことだと思いがちですが、色々調べてみると

「1月1日から2日にかけてみる夢の事」

という説が有力っぽいです。そして、その夢の良し悪しで1年が決まる!なんて言う人もいますが、そんな事はありません。

しかし、昔から

一富士二鷹三茄子

(いちふじ にたか さんなすび)

と言うくらい、縁起にこだわっているのが日本人です。

夢分析を心理的に分析した心理学者もいます

精神科医のフロイトは、夢分析で心を分析できると研究をしました。すごい発想です。夢は無意識が作り出して現れるものだと言うのです。

では、何故『一富士二鷹三茄子』が縁起いいと言われたかと言うと

一富士

山裾が末に大きく広がる富士さんは、縁起も良く、子孫繁栄を表している

二鷹

上に上に上がっていく運気上昇の象徴

三茄子

ツルツルとして毛が無い事で、『怪我無い』と縁起が良い

とされているようです(諸説あるかも)ここで疑問に思った方は、とても良い勘しています。

「四」以降は無いの?

いえ、あるんです。

①四扇五煙草六座頭

読み方は(しせん ごたばこ ろくざとう)です。意味は

『扇』形が末広がりで縁起よし

『煙草』は煙がもくもくと上昇するから縁起よし

『座頭』は毛が無いので怪我無しという

まぁ、一富士二鷹三茄子と内容は一緒のようです。


なんにせよ、まっさらで新しい歳の初めに、縁起を担ぎたくなるのも理解できます。いろんな言葉遊びで縁起を担ぐ昔の人らしい言葉です。

そう考えると、夢をみるのも楽しみになってきます。縁起いい夢をみる為に、七福神の絵を枕の下に敷く人もいるようですが、効果はどうなんでしょうね。試してみた方は是非、感想を教えてください。

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